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誰かに届ける文章を書くには

noteを続けて半年が経つ。

更新し続けていると「もっと分かりやすく文章を書きたい」「もっと読んでくれる人が増えたらいいな」など、だんだんと欲が出てくる。

そんなとき、Webライターの古性のち(@nocci_84)さんの記事をTwitterで見かけた。

何故か熱心に読み込んでいる自分がいた。


あとから考えると、この記事の想定読者に自分がドンピシャに当てはまっていたのだ。

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記事の始めから、古性さんの文章に僕は心を持っていかれてしまった。

「文章を書く」場合、必ずその先には相手がいます。まずは、この記事を受け取るのが誰なのかを明確にしましょう。(中略)届け先が分からなければ、迷子になってしまいます。

この部分を読んだとき、自分のことを言われているようで顔が熱くなった。

これまでのnoteでは、ただ闇雲にそのときの衝動だけで書き進めていた。「誰に読んでもらいたいのか」、想像すらしていなかった。


「インターネットの向こう側にいる、読みたい人に届けばいいや」とふわっとした気持ちでいつもnoteを公開していた。今思うと、すごく恥ずかしい。

note更新に少しずつ慣れてって、そういう部分が惰性になっていたのだと思う。このままの書き方ではいけないなと強く思った。

そんなときに古性さんの記事と目が合った。今の自分が読みたかった内容だらけだった。


【前編・後編】に渡って、ライティングの細かいコツや考え方が整理されている。コクリ、コクリと自然と首が前後に動いてしまった。

テクニカルな内容は真似していけば次第に上達できると、応援されている気持ちになりながらどんどん読み進めていった。

そして、最後の部分がとても印象に残った。

ここまで細かく色々書いて最後にこれかい!と言われてしまいそうなのですが、もう、自分が納得いく文章を書くためには「書きまくる!」が一番なんですよね。とにかく、書きまくる。

でも、書いているだけでは上達しないので、「この文章はなぜ読まれないのか」「この文章はなぜ読まれたのか」などを分析しながら、トライ&エラーをひたすら試していくことが大切です。

ただnoteを書き続けるだけなら、意思が強い人にとっては難しいことじゃないはず。

これからはその一歩先。「誰かに届くことを意識して、自分の文章と向き合っていかないといけない」と心を新たにした。

僕は想いを上手に言葉にする人を尊敬する。僕もそういう人になりたい。今の僕は何の準備もなく普段着のままで登山している状態だろう。

ある程度の高さまでは気合いで登れるが、そこから上は必要なモノや知識がないと頂上まで辿り着かない。なので、こういったライティングのコツや良質な文章をたくさん読んで、自分が納得できる文章を書けるようになりたい。


今回の古性さんの記事は、文章を書く基礎が備わっていない自分にとって、教科書のような内容でとても参考になった。

新しい年の始まり。改めて自分の文章の書き方を見直すことにします。


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