週刊少年ジャンプに縁が無かった人生
普段から本はよく読むが、漫画は全く読まない。
周りから驚かれるエピソードとして、学生時代はバスケ部だったが『スラムダンク』を読んだことがない。唯一ハマったのが、友達の家て夢中になって読んだ『ボボボーボ・ボーボボ』だった。もちろん、話題の『キングダム』も読んでいない。
国民的漫画の『ワンピース』は小学生の頃にアニメで観ていた。『進撃の巨人』は1巻と2巻だけ読んでみたが、そこで止まっている。
決して漫画全般に興味がない訳ではない。最近の漫画はとても面白いと聞くので、読んでみたいとは思っている。最近、彼女からは『BEASTARS』を勧められている。
漫画は本と違って絵が明確に描写されているため想像の余地がなく、読んでいると疲れてしまうという苦手意識が僕にはある。長い間みていると情報量の多さで頭の処理が追い付かなくなる。
中学生の頃は2つ上の兄と定期的に同じ耳鼻科に通っていた(兄弟揃って鼻炎持ちだった)。兄は長い待ち時間に、その病院の本棚に置いてあった週刊少年ジャンプを読み、僕は図書館で借りたハードカバーの小説を読んでいた。
そんな訳で僕には、週刊少年ジャンプを読む習慣がなかった。だから、当時の同級生たちの熱狂が理解できなかった。
そんな折、会社の休憩室で少し休んていたら雑誌ラックにあったジャンプと目が合ったので開いてみた。目に付いた作品は『ワンピース』。僕の記憶は、アラバスタ編で止まっている…
バンッ!!!ゴゴゴォ……
ドドドドッ
ガン!!
ゴボァァァァ
物語が途中から読み始めているので内容が理解できないのもあるが、なかなか入り込めない。
もちろん作品自体を否定しているのではない。むしろ、全巻読み通したい気持ちはある。霜降り明星がラジオでよく『ワンピース』や『NARUTO』の話をするので、情報として知っておきたい。
ただ、頭の中で想像の余地がない状況を一方的に押し付けられるように感じてしまう。映画やドラマはそんな風に思わないのだが。物語はなるべく静止画ではなく活字で読みたい。
ただ、『思春期ルネサンス!ダビデ君』は純粋に面白かった。自分には到底思い付けない発想が満載だった。勝手にボーボボの系譜を感じた。
なぜか僕は漫画だと、ギャグ漫画を好きになる傾向があるようだ。
もしかすると、漫画は感覚で読み進められるのが僕には合っているのかもしれない。それか単純にそのときに頭が疲れていただけかもしれない。
自分なりの漫画の読み方を心得て、面白い作品をたくさん読みたいと思います。
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