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コロナウイルスと渡米出張

2020年が始まって1ヶ月が過ぎた。世間は「新型コロナウイルス」のニュースで一色に染まっている。世間の一員である僕も人ごとではないので、SNSやメディアで情報を得ている。

品薄になっていると噂のマスクは、1月半ばに40枚セットの商品を買っておいたので助かった。今後も品薄が続くようなら、早めに追加分を買っておく必要がありそうだ。

だが、マスクは感染症の予防には大した効果はないとも聞く。それでも今では消費者だけでなく、医療関係者もマスクが手に入りにくい状況になっているようだ。

個々人の気持ちの問題かもしれないが、「あるに越したことはない」と思ってしまうのが市民の本音というか、人間の集団心理なのだろう。


さて、4月下旬に仕事で渡米することが決まった。期間は1週間。人生初の海外出張で、純粋にうれしい。職場ではいつも通りクールを装っているが、心の中では遠足が待ち遠しい子どものようにはしゃぎ回っている。

少年の頃の自分に「君は将来、仕事で海外に行くよ」と伝えたら、驚いた顔を見せるはずだ。そんな風に仕事で活躍できている今の自分を誇らしく思う。

ただ浮かれてばかりでもいけない。仕事で行くのだから、しっかりと現地の情報を得るために英語を話せるようにならねばと自戒する。


アメリカに行くこと自体も初めての経験になる。僕の人生は、まるでオードリー若林さんのそれをトレースしているようだ。人見知り、克服、社会慣習との葛藤、ゴルフ、エッセイ、仕事でアメリカへ、etc。

僕は番組の開始当初からのリトルトゥースだ(リトルトゥースとは「オードリーのオールナイトニッポン」リスナーのことを指す)。大きな声では言いたくないが、ラジオを聴いてるうちに彼を人生の師匠だと思うようになった。

今もお笑い界の第一線で活躍されていて、素直な気持ちをラジオやエッセイで吐露する。それが多くの人から愛されていて、人気が高い。本当に稀有な存在だなと思う。


話をもとに戻す。前述したコロナの影響がどこまで広がるかは未知数だ。アメリカ行きに向けて諸々の準備を始めているが、出張自体がキャンセルになる可能性もある。なので、喫緊のニュースには敏感になっておかないといけない。

新型コロナウイルスは、中国だけでなく世界中に拡大している。アメリカやその他の国々は、中国から出国した人を入国規制する措置を取っている。日本でも水際で食い止めようと対策が取られている真っ只中だ。油断はできない。

東京オリンピックも心配だ。一昨日の報道ステーションでは、「夏までに今回のウイルスが収束すればいいのではなく、大会運営のための物資や人の移動などがあるため、春先までに収束しないと大会に何らかの形で影響するのではないか」という趣旨の話を解説者から聞いた。本当にいよいよ今年のオリンピックは開催自体が危ういのかもしれない。

すでにSARSの感染者数を超えて広がっている新型コロナウイルス。人々だけでなく、世界経済にも影響を与えている。

世界の株価市場はウイルス拡大の不安の煽りを受けて軒並み下落しているようだ。「経済はモノとヒトの移動で成り立っている。それらが制限されれば、ビジネスに影響することは避けられない」。WBSでそう語っていた経済評論家のコメントに納得した。

毎週土曜に通っている編集・ライター講座にて講師を務めた編集者の方がちらっと話されていたが、コロナウイルスに関する記事のPV数がすごいことになっているらしい。

それだけ国民の関心度が高いのだろう。この流れはコロナウイルスが収束するまでは今後も高まり続けるのではないか。

音楽アーティストによるアジアツアーなどのイベントも続々と中止になっている。国内でも人が密集するイベントの中止や、不要不急の外出は控えるような動きが加速するだろう。

感染症の拡大は誰にも止められない。むしろ、こんな時だからこそ人との接触を避けて自分の時間を増やすのが得策のような気がする。

資格取得に励んだり自己投資に充てる時間にしていきたいと思う。4月の渡米にも関わってくるので、新型コロナウイルスのできるだけ早い収束を願うばかりだ。


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