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誰かの痕跡

誰かには、母がいて、父がいて、
生誕を祝福した人がいて…
その連綿と続く生が、意図もなく、あるいは意味ありげにありありと現れる姿にゾッとしながら、愛でながら、お腹を撫でる

誰かの憎悪を受ける場所でもあって、それが整理できないまま言葉を紡げない

憎悪の先が、私であること

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