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\ 告知:4/20リニューアルOPEN〜② /

2024年4月20日(土)〜5月6日(月)、
リニュアールOPENを記念して企画展を開催いたします。

(今は長すぎるプレOPEN中です)

タイトルとステイトメントは、また追って。
決まらない言葉をなぞりながら、本を読み、人と話しながら、あーでもない、こーでもないと散らかしっぱなしです。

参加いただく作家さんは、
植田 佳奈 さん
夏目 とも子 さん
嘉 春佳 さん
の3名です。

未規定でやわやわとしたもの
粒々の蚊柱みたいな存在
小さいけれど、弱いけれど、そうじゃないもの
いつまでもそこに佇んでいられること
触ることで知れること
触れられないから知れること
瞼の奥で感じる色、質感
こぼれたもの、落としたもの
もう無いこと

私にとって、〈ああ、良いなあ〉と心から思う作品は、網膜や皮膚感覚を通して、表皮の奥のその内側から言葉がゆっくりと湧き出るもの。言葉にならないと安易に匙を投げたくないと思わせてくれる何かがあるもの。

3名の作家さんは、そういった源泉をそれぞれの表現方法で示唆していて、私はそういった作品に出会える場所を作りたいのかもしれない。

上滑りする知識や文脈のその前に何があるのかを、自分の感覚器官を開いて委ねて身重ねする。

今はまだ抽象的で曖昧な言葉が羅列されているけれど、ここから少しずつ肉薄した言葉にしていきたいと思っています。

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ツインギャラリー蔵 / リニューアルOPEN展示
植田 佳奈 夏目とも子 嘉春佳

-日程-
2023年4月20日(土)〜5月6日(月)

-時間-
11:00~17:00

-closed-
火・水 / 4/23、24、30、5/1

-会場-
ツインギャラリー蔵
静岡県浜松市西区入野町1104

-アクセス-
[ 車 ]
駐車場あり(約30台、ハッピーバレー・酒のビックとの共同駐車場)
・東名浜松ICから約40分(東京方面から)
・東名浜松西ICから約25分(名古屋方面から)

[ 公共交通 ]
JR浜松駅北口バスターミナル5番乗り場
遠鉄バス20 番線 入野行「東彦尾」下車、南すぐ

入場無料

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植田佳奈
@uedakana_

夏目とも子
@tomoko_natsume

嘉春佳
@radiotaiso_1

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かつて織物業を営んでいた頃に使用していた蔵を1997年にギャラリーに改装し、四半世紀が経ちます。その間、市内県内外問わず多くの方にレンタルスペースとして利用されてきました。そして、今年の夏〈Re:リノベ〉と題し、新たに改装。来春新たなスタートを切ります。本展は、リニューアル後、初の展示となります。上滑りする知識や文脈のその前に何があるのか。自分の感覚器官を開いて委ねて身重ねする。鑑賞それ自体を、知識や情報から引き剥がし、それが生活にどう還元されていくのか、を考えています。(推敲中)

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●関連イベント●
壁プロジェクト - 夏目とも子
会期中
・・・
表面の白い層を削ると、幾重にも塗られた色層が現れる。
彫る手の力加減によって深さが変わり、思いもしない色が生まれ、来場者一人一人の線が静かに繋がり、それは半永久的に目に見えない形でギャラリーを内側から包み続ける。

レセプションパーティー
4/20(土) 15:00〜予定

作家さんとお茶飲み会
在廊日(決まり次第)

さしすせそ文庫
参加作家さんによる選書
(本・絵本・漫画・雑誌・映画・音楽)
・・・
作品について深く知ってもらうため=知識の補強ではなく、目の前にある作品が、どこからどうやって来たのか考えるための取り組み。

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