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LINEミニアプリの企画書提出という言葉で諦めてしまうデベロッパーの皆さまへ。LIFFによるLINEミニアプリ開発への道(2022年7月21日追記)

2022年7月21日追記

LINEミニアプリの開発前の事前審査が撤廃されましたので開発者の皆様是非お試しいただけると!


以前の本文は下記に

でも記載させていただきましたが、LINEミニアプリの公式ページの公開や新しいミニアプリのPRが重なりTwitter上でお祭り騒ぎとなっていますが、その中でLINEミニアプリのドキュメントを見た一部のデベロッパーの方が、「まず開発したいのに開発の為に企画書を出さないといけないなので無理(涙)」って意見もちらほら出ていました。
デベロッパーの方はまず試して見たいという想いとLINEミニアプリの審査の為の企画書作りと言うリアルのハードルの天秤で諦めようとしている方向けに、実は素敵な解決方法がありデベロッパーの皆様は諦めるのは早すぎです!

解決方法であるLINE内WEBアプリプラットフォーム「LINE Front-end Framework(LIFF)」

LINE Front-end Framework(LIFF)は、LINEが提供するウェブアプリのプラットフォームです。このプラットフォームで動作するウェブアプリを、LIFFアプリと呼びます。
LIFFアプリを使うと、LINEのユーザーIDなどをLINEプラットフォームから取得できます。LIFFアプリではこれらを利用して、ユーザー情報を活用した機能を提供したり、ユーザーの代わりにメッセージを送信したりできます。

LIFFは実はLINEミニアプリのベースになる存在で、LIFF+LINEミニアプリ専用の機能=LINEミニアプリとなります!

LINE Miniアプリ専用の代表的な機能については代表的なものに

【ユーザーの誘導について】

【サービスメッセージを送信する】

などがありますが、LIFFで上記機能の代替えは「ユーザーの誘導について」は、コミュニケーション軸でのシェア機能である

【ユーザーの友だちにメッセージを送信する(シェアターゲットピッカー)】

での代替えや、公式アカウントからのメッセージ送信を行う

【Messaging API プッシュメッセージを送る】

で代用が可能です。
しかもミニアプリも無料ですがLIFFも無料です(Messaging APIでのプッシュメッセージ送信も1000通までは無料)!
LIFFは残念ながらLINEミニアプリの動線である、ホーム画面からの動線はありませんが、ひとまず開発してみたいデベロッパーにとってはそこは関係ないかと思います。

もう一度言いますが、LIFF+LINEミニアプリ専用の機能=LINEミニアプリです。

LINEミニアプリでは、LIFF v2.1.xが提供するすべてのLIFF APIを使用できます。 ただし、LINEによる審査に通過する必要があります。

でも記載されています。

またLINEミニアプリはLIFFとは違うルールで企画する必要がありLIFFよりもガイドライン(審査)での制約もあります。

なのでデベロッパーの皆さまにおかれましては、まずLINEミニアプリを知る上でLIFFでの実装をオススメします。
そして手慣れてきてやりたいことが決まればLINEミニアプリの審査に挑んでみてはいかがでしょうか?

【ブラウザー上での起動】

LIFF(LINEミニアプリもですが)は、LINE上だけでなくブラウザー上での実行も可能です。PCなどでブラウザー上でLIFFやLINEミニアプリのURLをWEBサイト上でクリックするするとPCのブラウザ上で起動しますので実はプラットフォームに依存しにくい仕組みとなります。

LIFFの情報はqiitaなどにもたくさん情報が乗っているのでご参考に。

あとLINEミニアプリもLIFFもブラウザーなので、バックエンドは好きなインフラが作れます!
Azureは

AWSは

などでバックエンドの記載もしていますのでよかったら見ていただければと(他のクラウドやオンプレミスでももちろんOK!)。

審査と言うキーワードで諦めてしまったデベロッパーの皆さま、LIFFをよろしくお願いします。
新しいスーパーアプリと言うステージの中でご活躍していただければと!
















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