簡単に本格ライブ配信。LiveWedge使ってみた。機材費合計30万円以内。#ライブ配信 #機材

ライブ配信もできる格安スイッチャーとして話題になっていたLiveWedge使ってみました。

LiveWedge 1台だけで本格的な配信が出来てしまうので、持ち歩いて色々な場所ですぐに利用することを想定しているようです。

ちなみに配信するためにはiPadが必須です。なので正確にはiPadとLiveWedgeがあれば、簡単に本格的なライブ配信出来る。という事になります。

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とりあえず、想定された用途に合わせてサクッとwifiルーターにLiveWedgeをLANケーブルで繋いで、iPadをwifiに繋げると

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簡単に配信環境出来上がりました。

持ち運んで色々な場所で本格的な配信環境を作れるのはもちろんですが、配信やネットワーク関係の知識が無くても、とりあえず繋げは出来るってのは個人の飲食店等で需要あるんじゃないでしょうか。

で、問題はここから。

様々な接続が行き交うwifiルーターとLiveWedge共有して操作端末のiPadまで同じwifiで利用するのは、ちょっと怖い。帯域の問題もありそうだし、ルーターの性能の問題も出そう。配信は配信専用の回線で利用したい。

もちろん、LiveWedgeはこのようなケースも想定しているようでLiveWedgeがアクセスポイントとなって操作用iPadが直接繋がるモードも用意されています。

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上の図の左のクライアントモードからAPモードに出来れば配信専用の回線を使って操作用のiPadもLiveWedgeに直接繋げて回線の負荷やトラブルの元を可能な限り少なく出来ます。

さっそく本体の設定でAPモードに切り替えます。

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本体でサクッと設定できます。wifiの設定をしてiPadを直接LiveWedgeに繋いだら完了。

のはずが……。

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「名前解決に失敗しました」のエラーと共にiPadからネットに繋げず、LiveWedgeからの配信不可状態に。

こちらにエラーの対処方法記載されていたので色々試してみたのですが解決せず。

LANケーブルを物理的に抜くと「ケーブルが刺さっていません」みたいなエラーが出るので論理的な何かの問題のようなので、とりあえずNTTのルーターに直接繋いでファイアーウォール全オフで原因探る事に。

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驚異のファイアーウォール全オフ。

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だが、解決せず。

インターネットに接続しようとするとDNSエラーというエラーメッセージが表示される旨
既に上記の確認事項についてご確認いただいている旨
有線 LAN と無線 LAN のどちらをご利用になられているかについて
無線 LAN をご利用の場合で、その無線 LAN がモバイル Wi-Fi ルータの無線 LAN である場合やスマートフォンのテザリング機能である場合にはその旨
上記確認事項 2にてご確認いただいた際、どの程度の期間を置いて、何回程度お試しいただき “DNSエラー”が出たかについて
(例)3日に渡り、10 回程度試行したがその全てで”DNSエラー”が表示された
DHCP と 固定IP アドレスのどちらをご利用か( 不明な場合はその旨)について
を記載の上、弊社サポート( support@cerevo.com ) までご連絡くださいますようお願い申し上げます。
お手数かとは存じますが何卒よろしくお願いいたします

とのことなので、support@cerevo.comに質問してみます。

11/12 17:13にメール送信し11/19現在返信なし。案の定ですがサポートは期待できませんね。本社に英語で質問したら返ってきそうですが、めんどくさいです。

で、結局、NTTのルーターを初期化してPPPoEブリッジ無しLiveWedge固定IPでAPモードが無事動作し配信まで出来るようになりました。

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物理的な断線以外は全てDNSエラーと表示されるようで、とにかくシンプルな構成で使用するのがいいようです。

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とてもシンプルな構成になりました。

実際はLiveWedgeのHDMI出力先に録画用のHDD繋いで、LiveWedgeに入力するHDMIの前にディレクターモニターを取り付けています。一昔前は数百万するようなシステムだったのでは無いでしょうか?

*今でも同じシステムで2,300万は取るのかな?

初歩的なネットワークの知識と音響、映像の知識があれば本格的なライブ配信システムを安価に組めてとても良い製品だと思います。

ただし、自己解決前提。

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