仮想通貨とインフラエンジニア

 この数年でクラウドサービスが当たり前になりました。サーバーを組み立てたり、ネットワークケーブル引いてみたり、なんて事は、ほとんどなくなりました。

 20年ほど前、データセンターに缶詰状態で作業してたのが懐かしいです。

 僕は大学でもLINUXで数値計算してたりと、なんだかんだで20年以上サーバーを組み立てたり、ネットワーク引いてみたり、WEBサーバー周りの仕事をこなしてきました。

 だが、それが、ここ最近のクラウドブーム。物理サーバーやネットワークを触ることなんてほとんど無くなりました。

「インフラエンジニアなんてのも時代遅れの老兵と化してしまったのか」

 なんて思いつつクラウドサービスを粛々と使う日々。ハード触るなんてのは、たまーに、小規模な社内LAN構築依頼されるぐらい。

 もう泥臭い仕事をする事なんてなくなってしまうのかと嬉しいやら悲しいやら……。

 しかし!

 ここ最近の仮想通貨ブーム。

 かつて物理サーバーいじってた人々に光明が!

「なんで仮想通貨とサーバーネットワーク関係あるの?」

 って思われる方も居るかもしれません。

 実は、ビットコインをはじめ多くの仮想通貨はサーバーやネットワークの基本的技術や数値計算で成り立っていて、まるで20年前のサーバーやネットワークのようです。

 そしてマイニングは専用の機械を利用するためマイニングファームの構築は物理サーバーとネットワークの構築そのものです。

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 画像はラックと断熱ボードで作った激安マイニングネットワーク。

 マイング専用機も中身はLINUXや一般的なWEBサーバーだったりと仮想通貨に関わるありとあらゆるもので20年以上前に全盛だった知識が生きてきます。

 最新の技術だと思われている仮想通貨も意外に昔ながらの技術が生きてる話でした。



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