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jazz man。

#olddiary #20200118


先日、jazzオルガンのKankawaさんのラストコンサートに行かせて貰った。
たまたまSNSで目に付き、
正直何の知識もないままに、でも
なんか気になる!といつもの何となくでいくことに。

結果本当に行けてよかった!

曲の合間に何度かご本人のMCが入ったんだけど、そのMCもなかなか胸に残るものがあった。
1つは、
『僕はjazz manという言葉に憧れてこれまでずっと音楽をやって来た。そして、こうして最後をjazz manとして終われるのは本当に幸せだなぁと感じています。』
そうおっしゃっていたのがとっても胸に刺さった。

そしてもう一つお話になってたのは、
『僕は今の人たちが聞いたら羨ましがれるような、普通とはだいぶ違う形でデビューもして…
当時持て囃される現状と、自分のスキルの無さに苦しんで、悩んだ末に日本を出てNYに行った…僕はずーっと自分の名前を追っ掛けて、音楽をやって来たんですねぇ
そしてやーっと上手に弾けるようになったなぁ〜と思ったら、今度は身体がダメになっちゃった!人生はなかなか簡単にはいかないなぁ〜』
と。
なんだかとても考えさせられる言葉だったし、重みがあった。

コンサートのセットリストの最後は
amazing grace

正直お客さんの殆どがおじいさんおばあさんと言っておかしくない世代の方々ばかりで、私たちは完全に若者の括りとしてそこに居たのだけど、
Kankawaさんという人が、自分の人生を振り返って改めて、人生とはと押し付けではなく教えてくれているように思えて
悔いなく生きなさいと背中を押して貰ったような気がして、MC後の演奏も
身をもって生きること、そして誰しもが必ず最後を迎えること、最後と悔いなく向かい合うためにどんな風に生きるのか、自分という生とどんな風に向き合うのか、そんな事を伝えてくれているように思えて
熱いものが自分の中からも共鳴しながら涙になって溢れた。
しっかり生きなきゃ!と改めて想わせて貰える
素敵な時間になった。

もちろん生の精魂こもった演奏は
魂震える素晴らしいものでした!!

わたし、音楽が大好きだ!!!と改めて感じた。

jazzって言葉がなんだかとても好きなんだけど、
jazz manに憧れて、jazz manとして生きた軌跡を垣間みれて、
あーやっぱりjazzってかっこいい!!震える!!
と心も身体もそして頭も、震えたのでした。

本当に素敵な贅沢な時間と機会を
ありがとうございました✨


believe your トリハダ🔥🔥

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