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道草を食って帰ろうVol.09【苦みが君を美しくする】

この記事は日本仏教徒協会の会報誌『シャリーラ通信』に掲載されているコラムのバックナンバーです。

春節や節分が過ぎると新年がやってきた感じがしませんか?僕はします。
まだまだ寒いですけど暦では立春から春が始まります。

そんな春のキーワードはデトックス!

冬の間に溜め込んだ毒を排出するのが1年で1番最初のテーマなんです。
排毒の食材も豊富に出揃うのがこの2月3月。

漢方薬膳の考え方では春の苦味がデトックスに効果的だと考えています。

まぁ雑草は大体が苦いか渋いかですから何かしらその辺りの草を食べてたらデトックスになるのかもしれません。

とは言え雑草には本気の毒草もあるので要注意ですが笑。

ニラとスイセンを見間違えて食中毒!とか毎年出てます。
(臭いでわかりそうなものですけど)

山野草だったらフキとかタラノメとかおすすめですし、雑草マニアの皆さんにはタンポポの葉っぱとかもいいですよね。

タラノメは天ぷらにするのが定番ですよね。フキはぜひお好みの味噌と合わせてふき味噌にしてみてください。めちゃくちゃ美味しんです。苦味と旨味がフュージョンしてます。

作り方は簡単で
❶フキを刻む
❷油で軽く炒めて味噌、味醂を入れる
❸ひたすら炒め続ける(焦げないように注意)
 10分以上炒めて完成って感じです。

白ごはんの上にちょこっと乗せた蕗味噌。
想像するだけで唾が出て来ますねえ。

タンポポの葉っぱは柔らかいものはサラダにして食べられますし、お好み焼きやチヂミなどに一緒に入れて焼いてもいいと思います。

ぜひ雑草や野草を食卓に取り入れてデトックス生活してみてください。

もちろん除草剤とか犬のうんちなどがなさそうなものを選び自己責任で食べてくださいね 笑笑

文章: パン長=柏原 修(日本仏教徒協会会友・パンダ整体院院長)

昭和52年生まれで2児の父親です。
北京中医薬大学提携校・東洋醫学療術専門学院 元師範講師
中医整体師・推拿整体師・レイキティーチャー
シータヒーリング基礎DNAプラクティショナー
占い師(ルーン石、タロット、オラクルカード、マヤ暦など)
【誕生日】12月21日。
同じ誕生日の人は
フランク・ザッパ(天才的音楽家)
本木雅弘(超絶男前)
幾原邦彦(セーラームーンの監督)
【性格】オタクです。知的好奇心のかたまり。
【好きな食べ物】茄子のてんぷら・納豆・たまご
【好きな味噌汁の具】玉子とわかめ


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