アイドリッシュセブンに命を救われた話
みんなIDOLiSH7のライブ、みた…?
わたしは、2日間とも、現地で、みた…………
IDOLiSH7の単独ライブ"Op.7"が終わってもう5日も経とうとしている。早すぎる。
日曜日の夜中にアーカイブを買ってきてまじで毎日1日中観てるけど観る度に気持ちが蘇って大好きだ……という気持ちになるので今更ながら振り返ります。
いちおう、若干、重めなのでキモ〜と思ったら読むのやめてください、、、
あと想像力が豊か、、、いつもか。
アイドリッシュセブンに出会ったのは7年前。
今回は1stライブに行った以来のアイドリッシュセブンのライブ。
円盤で1stも2ndも飽きるほどみたしTRIGGERの単独も観たしあんまり久しぶりな感じはしなかったけど
メンカラの服きて、ヘアメして、メンカラのマスク買って、ペンライト大量に鞄に忍ばせて、オタクに囲まれながら会場に着いて
あーーーーわたしいま、めちゃくちゃオタクしてる!
ってまず思った。
今回は1人だし声も出せないしマスクだし以前とは全然違うけど、なんかこの"現場"感がすごく久しぶりで。
ワクワクとドキドキで胸をいっぱいにしながら開演を待って始まった一発目「DiSCOVER THE FUTURE」
えーーーーー!!!アルバムで最後だったこれを一発目に持ってくんのーーーー??!!!てか衣装ーーーー!!!あっBMI合わせてきただーます!しらいむ痩せてる!アッけんぬーーーー??!!!!!代永前髪上げ似合……髪色オレンジじゃね???????!!!!!
って感情めちゃくちゃになりながら聴いて、MCでアイナナ7人のゆるゆる〜っとした姿見て、あーなんかこれだなあって思ったりもして。
そしたらメドレーの最後が「NATSU☆しようぜ!」で……正直くるかなあとは思っていたけど、本当に聴けると思っていなくて、号泣してしまった。
これをずっと聴きたかったんだ。
"近頃ウワサのSeven Guys!"って言いたかったの。(もちろん実際には言ってないけど)
Three Guysでも、Ten Guysでも、Twelve Guysでもない。
NATSUしようぜは、"Seven Guys"なの。本当はそういう歌だったの。
1stライブで10人のNATSUを聴いて、ああこれがIDOLiSH7とTRIGGERがあのときみた景色なんだなって前を向けたと思ってたけど、やっぱり消化しきれてなかった。
だから7人で歌ってくれて本当に嬉しくて泣いた。これはIDOLiSH7の曲なんだよ。セットリストに組み込んでくれて本当にありがとうございました……。
そのあとはTHE POLiCYとかNAGISAとか大好きな曲があって、NAGISAは振りも可愛いなあとか2日目は踊れる人は踊ろー!とか言ってくれてダンスでなら繋がれるもんね……とか泣きそうになって
そんでユニットパートが始まって未来絵めちゃくちゃいい曲ー!と思ってたら「Forever Note」
わたしは逢坂推しなので、これも号泣した。
壮五が命を削って作った、「好き」の詰まった曲
環くんがそれを「最高にしてやるぞ」って言ってくれた曲
実際に歌ってくださったべしさんからも、けんぬからも、「特別な歌なんだ」っていうのがすごく伝わってきて。
こんなんズルい……って思ってたら、2番の"独りじゃないんだよ"で環くんが逢坂さんのほうを向いて"世界は自分次第で変わる"って歌ってくれて
でここがさらに号泣したポイントなんだけど
そのとき、べしさんがちょっとニコッとしたんだよ………
このライブ、時間軸的にも6周年ストのあとだと思っていてあの子ども時代の写真のくだりを経て「友達でもなくて家族でもなくて仲間でもない、でも唯一無二のお互い」になったMEZZO"の2人が歌う「特別な歌」。
環くんの言った"独りじゃないんだよ"も、"世界は自分次第で変わる"も、壮五は「知っている」んだよ……。そしてたぶん、壮五はそれを環くんにも言ってるんですよね……
壮五からも環くんに「きみは独りじゃない」「世界は自分次第で変わる」って言ってるの………。だから笑った。そう思ったら涙が止まらなくて。
恵まれない幼少期を過ごして誰にも見てもらえなくてひとりぼっちで生きていたMEZZO"のふたりが、「ひとりじゃなかった」「見てくれるひとがいた」って確認し合うのがこのForever Noteなんだ……って思ったら、元々大好きなのにもっともっと大好きになってしまって
生の力って本当にすごいな、と思った……。
最後のべしさんの伸びて消えていく「永遠に」の歌い方もめちゃくちゃ良くて……ああ、これは永遠だわ……とアホな感想を抱くなどした。語彙力が消え去った。ここまで早口です。
あの笑み、演出なのか自然とこぼれたものなのか分からないけど演出だとしたら考えた人にスタオベだし自然とこぼれたものならべしさんがもう逢坂さんなので5億円振込みます。御曹司ジョークです。
そのあとのEverything is up to usとかもめちゃくちゃ良いし(今回のアルバムで1番好き)、サクラメとかミスアフェとかメロメモもvivaも良かったけどやっぱり「ナナツイロREALiZE」………。
アイドリッシュセブンが好きな人でナナツイロREALiZEが好きじゃないひと、いないと思う(クソデカ主語)
"奇跡なんて言葉はいつが使い時か? そんなの分からない 笑っていたけど"
"偶然だけじゃ生まれない想像の先に 気付けば一緒に立ってる 泣けてきそうだろ?"
泣いちゃうよーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!
だってIDOLiSH7のこれ、"偶然だけじゃ生まれない想像の先"なんだもん。1stライブの挨拶で代永さんは「ここに連れてきてくれてありがとう」って私たちにいったけど、違うんだよ 「ここに来るまで努力したのがアイドリッシュセブン」なんだよ。
アイドリッシュセブンの努力と、わたしたちの応援が重なって、"この景色"なんだよ……だから"答えだと分かる"んでしょう…?
"消えない虹なんだ"って歌ってくれるIDOLiSHが大好きで、2日目の江口さんの挨拶もあって、今回のライブでもっともっともっともっともっと大好きになりました。
あと今回も"さみしい日は怪獣の歩幅でさ"のところみんなガオガオしてくれてso happy…………
そしてアンコ1曲目の「Everyday Yeah!」
わたしこれアイナナの隠れた名曲だと思っていて
日常を"代わりのある今日が終わる"っていう表現するの、めちゃくちゃ天才じゃない……?
そして2番の"君の変わり映えのない日も僕には特別なんだよ"が本当に良い…………
"街じゅうが溜息をついて"とか、なんていうか、わたしたちのやるせない1日を、アイドリッシュセブンがそばにいない感じをすごく表現していて。
でもこの歌があれば、IDOLiSH7のみんなが「何でもない日も自然とそばにいる」ように感じるんだ……。
Everyday Yeah!は本当に仕事終わりとか寝る前とかに聴くとキく………。
2日目で小野賢章さんが「明日もまたいいことがありますようにー!!」って叫んでくれたのもめちゃくちゃ……めちゃくちゃ、良かった…………。もう寝る前に聴かないと寝れない身体になった。
明日もまたいいことがありますようにって祈りながら眠るよ……。
アンコ2曲目の「WONDER LiGHT」
まさかそんなサプライズがあると思わなくて、初めて声が出そうになった。急いで飲み込んだ。
"涙滲みそうな人がいたら教えて"っていう歌詞がすごくIDOLiSH7らしくて、その前の"愛だなんてあらたまっちゃうのは違和感あるけど"っていう歌詞から、これはIDOLiSH7からファンへの愛のうたなんだ…って思ったらもう何回も聴いてしまって。
愛だなんてあらたまっちゃうのは違和感あるけど、涙滲みそうな人がいたら連れ出すのがIDOLiSH7の愛なんだ……って思って。
"僕らが正義を履き違えていても 誰かにとって幸いなら ナナイロした足跡は正しいんだ"
っていう歌詞もすごくIDOLiSH7だ…と思った。
正しいか正しくないか、正義か悪か。その正解ってきっとどこにもなくて、もし自分たちがそれを間違ってしまったとして、でも、"誰か"にとってそれが"幸せ"に繋がるなら僕らの歩んできた道は間違ってない。ってこうもハッキリ歌ってくれるんだ…って。
その誰かが本当に誰かかもしれないし、自分かもしれないし、わからないけど誰かが幸せになってくれることが自分たちの正義なんだって言ってくれてるんだ……って思ったらじんわりきてしまった。
IDOLiSH7、こんなに大きくなったんだ………。
そして最後の「MONSTER GENERATiON」
この曲、大事な場面で聴けば聴くほど好きになってくのなんなんだろう?
1stライブの一発目、2ndライブの本編最後、単独ライブのアンコールラスト
何度聴いても何度聴いても、「あ この曲が1番最高だ」ってすごく思わせてくれる、アイドリッシュセブン自体の「はじまりの歌」。
アイドリッシュセブンの曲ってどれも本編やキャラクターに絡めるというか、示唆する歌詞が多くてここをこのキャラに歌わせてるってことは……!とか歌い分けにもすごく気を使ってくれているんだけど、モンジェネってどの歌詞を切り取っても「これまでのアイドリッシュセブン」と「これからのアイドリッシュセブン」なんだよね。
"星空見えないそんな夜でも 心配ないのさこの歌が照らしている"とか、いまの状況にすごく沿ってると思うし
みんながつらい思いをしていてみんなが我慢していて、それでもこの歌があれば大丈夫だよって言ってくれてる気がして。
アイドリッシュセブンってすげ〜〜〜〜良いコンテンツなんだわ……………。
最後の挨拶も、べしさんの「不要不急なんかじゃないと思うんです」っていう言葉に号泣してしまった。
この状況になってエンタメは不要不急だと言われて公演中止、何かやろうものなら矢面に立たされて、「そんなのに行ったから悪い」とバッシングされて、私は幸いその経験はしていないけど、そうやってニュースとかでボコボコにされてるのを見たりして。
わたしはエンターテインメントに生かされてるオタクなので、そんなの必要ないって言われてしまうともう死ぬしかないんだよね。
本当に大袈裟でもなんでもなく、推しや、アニメや、ゲームや、音楽があるからここまでなんとか死なずに生きてきた。
12、3くらいの頃から希死念慮が強くて(もちろん思春期特有のもあるとは思うけど)、常に「死にたい」って気持ちと一緒に生きていて、でもアニメの最終回とか、続編とか、推しの成長とか、ライブとか、「死にたくない理由」があるから今まで頑張って生きてて。
その「死にたくない理由」がなくなれば別に今すぐ死んだっていい。
2020年の夏、家から出られなくて外に出ても何もなくて、ああじゃあ生きてる意味ないやって本気で死のうとしてて、首を吊る直前までいって、最後の最後で「事故物件になる……」と決心がつなくてやめてしまったんだけど(死のうとするときに他人を慮る良い例)
その直後にアイドリッシュセブンに再会した。
元々リリース当初からアプリやっててずっと好きだったしアニメも観てたけど、3部のしおり制度から少し離れてて(音ゲークソヘタ芸人なので…)、2019年は多分アニメ以外一切アイナナに触れずに生きてたんじゃないかな。推しもいたし。
どうしてか忘れたけどたまたまYouTubeみてたら1stライブの動画がおすすめにあがってきて
「わ!懐かしー!え長?!」と思って観たらなんか全部思い出して、ゲームまたやるか…と思ったら3部が全部読めるようになってて全部読んでそのまま4部も読んで(しおりはカード鍛えまくって強行突破した)、そしたら2ndライブも観たい!と思って1stとあわせて円盤買って、4部まで読み終えた状態で観たらもう刺さる刺さる……。
アイドリッシュセブンって最高じゃん……って思い出して、そこから「5部もあるし頑張って生きよー!」って思うようになって
それからも死にたくなることはたくさんあったけど、そんなときはアイナナの曲を聴いて、
"泣き虫だって大丈夫 嬉しい涙に変えちゃうんだ"って泣くことすら肯定してもらって、"頑張る君は最高だよ"って励ましてくれて、"やりたいことだらけのほうがいいんじゃない"って背中押してくれて、"戦えよ"ってやる気にさせてくれて、"倒れない"って前を向かせてくれて、"なんでもない日も自然とそこにいる"って教えてくれて、「よし、もうちょっと頑張るぞ」って何度も何度も思わせてもらった。
これって、本当に不要不急なのかな?
少なくともわたしはエンタメに命を救われた。
エンタメに命を救われたひと、エンタメを生きがいにしてるひと、エンタメに従事するひと、そのひとたちにとって、これって本当に不要不急なのかな?
色んな意見があって当たり前だからべしさんの発言にも思うところがある人がいるのは仕方ないけど、べしさんが言ってくれたのは「エンタメを好きだって言ってて良いんだよ」ってことだと思うんだ。
だから遊びまくっちゃえ!とか、だからこのライブも肯定して!とかじゃなくて、やっぱりご時世的に来るか迷ったり有給なんで取ったの?に本当の理由を言いづらかったり、この"悩む"ことすらストレスに感じていたりした私たちに「大丈夫だよ」って優しく教えてくれた。
そのあとの小野賢章さんの「来るのをやめたひとも、その選択は間違ってない」っていう言葉もすごく優しくて、座席空けてしまったとか初単独なのにとか何か気持ちがあった人達に向けて「気持ちは分かってるよ」って言ってくれたんだな、って思ったらまた泣いちゃった。虫とまってたけど。
江口さんの「この景色見たらそんな苦労全部吹っ飛んじゃいました」って言葉もすごく嬉しくて、2日目の「また会いましょう」って言葉も、江口さんって普段絶対にそんなこと言わないからそれだけ大きな存在になってくれてるんだ、また会いたいって思ってくれたんだって思うと涙が止まらなくて。
あとけんぬの「また遊ぼ!」って言葉大好きで、今度は何食べたかとか元気かとか、いっぱいいっぱい伝えたいって思った。
ななめ〜!のとき走ってくの可愛かった。
代永さんの今度は全国に会いに行きたいって言葉もすごく泣いた。
みんな"未来"の話してて、なんていうか、もう疲れちゃったよーって思ってる私たちに「だからもうちょっと頑張ろう!」って言ってくれてるように感じて。
もう少し頑張れば、たぶん、すごく素敵な未来が待ってるんだ。ってすごく思わせてもらった。
今回のライブを終えて、生まれて初めて「生きてて良かった」って思った。
「生きれてばいいことある」っていう言葉、わたし無責任で大嫌いなんだけど(現状に絶望して死にたくなってるのに未来にそんな希望なんて持てるわけないし、本当にあるの確証もないのになんでそんなこと言えるんだろう?と思う)、IDOLiSH7のみんなの言葉で生まれて初めて、「生きてればいいことあるんだな」って思えた。
あの日、死ぬのを思いとどまって良かった。
みんながしてくれたいつかの約束の日まで、頑張って生きるよ。
その日まで何度もライブを見返して、たくさん曲を聴いて、収束するようにできることして、今度は大声で彼の言葉に"Yes!!!!"って応えられるように。
あーーーー!!!!アイドリッシュセブンを好きでよかった!!!!
ありがとうアイドリッシュセブン!!!!!