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ヤシの木はヤシの木

前記事の続編です。
氣になったことがあると、驚くほど目に入ってくるもので、ほんの数日の間に、見るもの見るものに嘘のようにヤシが存在していました。調べてみるとヤシには3000種以上あるそうで、他にも色々な象徴になっていますが、一般的な花言葉は「勝利」です。日本に自生しているヤシはほとんどシュロのようですが、固有種もあるようです。日本に古代から自生しているとは知りませんでした。

二年ほど前に友人に誘われて行った神社で、めったに引かないのですが、中に入っている勾玉の色によって”縁のあるジャンルがわかる”というおみくじを引いたことがあります。その時に出たのが、紫の勾玉で「勝利」だったのです。縁のあるジャンルが勝利とは他は仕事や家族、健康や恋愛なのにちょっと独特だなと思ったのですが、全てにおいて勝利を収めるとは最強なのだ、とその時は受け取りました。でも何故かその時から「勝利」という、普段は氣にとめない単語が心に残っていました。そして今回ヤシと繋がったのです。

ヤシの木は木でもなく草でもない植物で「ヤシの木はヤシの木」なのだそうです。そこで唯一無二の存在としての勝利とは、光×闇とか善×悪という他との対立ではなく、自分の内側での、最も深い本来の質の勝利なのではないかと思ったのです。

あの手この手で平安を乱してくる三次元のネガティブ要因は、どんな状況も良し悪しではなく、ただそのことを受け止め、感じ、自分の氣持ちに集中し観察するという、魂の筋トレの負荷のようなものです。そして一人では磨けない魂を磨いてくれるのです。美しくしなやかな筋肉をつけるには、闇雲に負荷に挑んで筋肉を傷つけたりせず、起きた物事に淡々と対処したり、まずは静かな時間を持つというのも有効です。そしてそれは「ヤシの木はヤシの木」のように、無理矢理どこかに分類されることなく「自分は自分」であるという、独特であるという自由を勝ち取るという勝利です。

人知れずここに辿り着いて硬い殻を破って発芽した種は、過酷な条件で突拍子もない出現の仕方をして、「あなたはよくやっています。成長していますよ」と言ってくれたのかもしれません。

ところで……実はウチで育っていたのはヤシではなく、ソテツだと判明しました!ソテツは裸子植物ソテツ科の常緑低木です。そしてソテツの花言葉は「雄々しい」です!!!

でも相変わらずヤシなのです。今日もまるで意識せずに歩いていたのに、なんと家の近くにシュロが植わっているところが5ヶ所あることに氣づきました。ちなみにここは南国ではありません。しかもものすごく近くに2本ありました!そして肝心のソテツには出会いませんでした。ますますここにソテツが育ってきたことが謎です。とにかくここまで導いてくれたソテツ氏は、適した土に替え大切に育てたいと思います。そして今後役立つかはわかりませんが、思いがけずヤシとソテツ、ココヤシとシュロの見分けがつくようになりました。もっと詳しくは、この辺のシュロはトウジュロのようです。

では、また。ごきげんよう。

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