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推し活きっかけで始めました!のTwitter初心者BESTY向け、SNSとの付き合い方

※あくまで10年以上Twitterを使ってきた私個人の見解です
※SNSは他者を誹謗中傷しなければ自由に使えば良いと思っていますので、こうすべき、すべきでないという、使い方を押し付ける目的ではありません。違う意見の方もたくさんいることを理解していますし、それを否定するつもりもありません。
※機能の説明はネット上にわかりやすくまとめている方がいますので調べてください。

そもそもTwitterとは

もともとは個人の日常の呟きを雑多に発信するもの

推し活きっかけの方はおそらくTwitterアカウントを作る時にいわゆる「専用垢(垢=アカウント)」としてスタートさせていることが多いと思いますが、自分が興味のある雑多なこと(ジャンルa.b.c.d.e...)を混ぜこぜで呟く人も多いです。私のように、そうした自分のプロフィールを知っている人もフォロワーに混ざっている雑多な呟きをするアカウント(本垢)と、専用垢を使い分けて運用している人もいれば、本垢で今好きなBE:FIRSTについてたまたま呟いている人もいます。「BE:FIRST以外のことを呟かないで欲しい」「この人他のアーティストのことも呟いてるけどBESTYとしてどうなの?」というのは、ちょっと筋違いです。

誰もがフラットに交流できるオープンなSNS

招待制のmixiや、本名でのアカウント登録が前提のFacebookと違って、誰もが見て、いいねやリプなどで反応して、リツイートでシェアできる、拡散を前提としたオープンなSNSです。(その前提があるので、リツイートや引用リツイートは著作権の侵害、無断転載には当たりません)。
仲の良いフォロワーさんとだけ絡みたい、他の人には絡んでほしくないと言う人は、鍵垢やサークル機能、アカウントセキュリティの設定などを使ってある程度閉じた関係性で楽しむこともできますが、基本的なTwitterの作られ方は、たくさんのつぶやきをシェアして楽しむものという考え方に基づいていますので、それを理解した上で利用されることをおすすめします。いきなりたくさんの知らない人に自分の発言が見られて拡散されることもある ということが前提です。

プロフィールの設定

開示とセキュリティのバランスが大切

プロフィールには、自分の好きなもの、ことに関するものをしっかり書きましょう。BESTYであれば最推しの名前や、いつから応援してるかなども良いですね。同じものを好きな人が見つけやすくなります。
ただ、住んでいる場所、家族構成、年齢、職業などをガッツリ書き込んでいる人がいて、確かに「え!〇〇県BESTYさんなんですか、BESTY会しましょう」とか、「ママBESTY友だち欲しかったんです」みたいなきっかけになることもあるので、良い面もあるのですが、リスクがあることも知って欲しいです。
Twitterは誰もが見れる広場のようなもの。そこにはBE:FIRSTを愛する良心のある人がたくさんいますが、そうではない悪意のある人もあなたのプロフィールをみることができます。
開示をすればするほど自分に似たプロフィールの人と出会いやすくなる、その反面、セキュリティのリスクをはらんでいる、メリットとデメリットを天秤にかけてプロフィールを設定してください。
Twitterは匿名だから安心と思うかもしれませんが、他の情報と組み合わせれば簡単にあなた個人の氏名や住所、顔を特定することができます。現実の公園やファミレスで大きな声で話せない内容は、プロフィールやツイートに載せないようにしましょう。

例:
プロフィール:〇〇住みBESTYです!高校ニ年生の娘と、中学三年生の息子がいます
ツイート:今日は旦那さん出張で息子が北海道に修学旅行なので、娘と2人でフェス配信見てます!!
悪い人の考え方:〇〇県で今日から北海道に修学旅行に行く高校はA高校だからA市近辺に住んでるんだな、今日は女2人で家にいるんだな(他の情報と照らし合わせると自宅も特定できちゃうかも)。

フォロワーを増やすには

よく「全然フォロワーさん増えない」みたいな呟きと共に#BESTYさんとつながりたい というハッシュタグをつけて、ご自身のプロフィールを細かく開示して呟く方がいます。このやり方でも間違いや問題ではないのですが前述の通りセキュリティの問題がありますし、一般的なやり方ではありません。

1.まずは自分の興味のあるアカウントをフォローする

BE:FIRSTやBMSG に関わる公式のものや、リツイートされている件数やフォロワー数が多く、呟いている内容があなたにとって興味深かったり、あなたの感性から大きくずれていないアカウントをフォローしていきましょう。
私は今のBMSG アカウントを始める時には下記の2、3もやりながら1ヶ月で100くらいフォローしたかと思います。
鍵垢(申請して承認された人だけが見れるアカウント設定)の人以外、基本は無断・無言でフォローしても良いのがオープンSNSであるTwitterだと思っていますが、たまに挨拶なしでフォローしないで欲しいという、Twitterの特性を踏まえずに使っている人(すみません辛口で)もいますので、トラブル防止のためにあなたのプロフィール欄に「無言フォローします、無言フォローokです」という旨を表明しておくといいかもしれません。

2.自分で呟く

誰も見ていないかもしれませんが、推しへの愛を自由に呟きましょう。普通に呟くだけでも良いですし、多くの人の目にとまるようにしたければ、公式Twitterの発信を引用リツイートしたりハッシュタグを付けたりして、「これすごい楽しみです!」とか「〇〇のこの衣装好きすぎる、、、」など、その発信に関するポジティブな気持ちを書くと、それに共感する人たちとつながりやすくなります。引用のないリツイートばかりで、自身の発信が何もないアカウントは、あなたが逆の立場でもそうだと思いますが「どんな人なのか」がわからないのでフォローしたいな!という気持ちが湧きにくいものです。
呟く内容はなんでも良いですが、価値のある情報ほど注目されやすいです。簡単にいうと検索されやすい時間に検索されやすい内容を出すということです。ポイントは主に下記の3点。
①鮮度(ライブのレポや感想なら当日や翌日午前中とか、テレビ・ラジオの感想ならリアルタイムとか)
②役立つ(グッズのサイズ感とか雑誌の感想とか衣装の特定とか)
③面白い(失敗談や勘違いなど、思わずクスッとなってしまうようなもの)

3.人の呟きにアクションする

あなたがフォローした人や、公式発信にリアクションしている人のつぶやきで、共感したり面白いなと思ったりしたものに、「共感しました!」「すごく面白いですww」とリプライでコメントしていくと、新たなつながりを生みやすいです。よく「FF外から失礼します」「外からすみません」など、フォローしていない人に対してのコメントに枕詞をつける人がいて、これも本来オープンSNSであるTwitterには不要だと私は思っていますが、1の無言フォローよりはもう少しだけ、フォロワーではない人からコメントされることに抵抗を感じる人は多めです。丁寧にするのであれば慣れない最初のうちは枕詞をつけてもいいかもしれません。そのうち、この人は気軽に外から絡んでも大丈夫そうだな、この人は最初は枕詞をつけようかな といった目利きができるようになります。
なお、この枕詞は公式に対するリプライには完全に不要です。相手にとっては基本FF外が普通ですから。

4.1〜3の頻度を高める

一回やって終わりではなく、これらのサイクルを頻度高くやっていくと、「あ、この人この前も面白いこと呟いてたな」とか、「私と同じ〇〇が好きな人がいるな」と見つけてもらいやすくなります。人は複数回見たものに親近感を感じる習性がありますので、発信の頻度を高めるのは効果的です。ただ、あまりに呟きが多すぎると、人によってはうるさく感じてフォローを外されたりすることもありますが、それも含めてTwitterなのであまり気にすることはないでしょう。
ちなみに私はもう十分フォロワーさんが増えたなと自分で感じているので、あえて自分から意識的に増やしに行くことはせず、フォローされたらフォロバするくらいです。

心の守り方

1.タイムラインは自分で作るもの

当たり前ですが、TL(タイムライン)はあなた自身がフォローしたり、フォローした人が共有したりしたものから成り立っています。嫌なものを見ないようにするのは、あなたが選び取るしかありません。フォローしていたけどちょっと気が合わないなと思ったらその人のフォローを外したりブロックしたり、そこまでではないけどちょっとしばらく見たくないなと思ったらその人をミュートしたり、特定のワード(セトリ、ネタバレなど)を含むツイートが表示されないようにしたり、時にはTwitterそのものから離れたりして、自分で「見ないもの」を決めてください。

2.Twitterには極端なものしか出てこない

「また当選しました!」「〇〇買っちゃいました」「席が最前列でした」Twitterは羨ましいツイートの数々で溢れています。落選が続いているのは自分だけではないか、お金があってグッズやCDをたくさん買える人でないとファンとして失格なのではないか、など、嫉妬や自己否定の気持ちが湧き上がって辛くなってしまうことがあるかもしれません。
しかし、振り返ってみてください。「全落ちで地元も外れた」「席が1階席の最後尾でほとんど見えなかった」「〇〇買えない」なども同じくらい溢れているはずです。しかし、派手で目立ったトピックスしか頭に残らないですし、そもそも地味なトピックスは呟かれにくいのです。
映画や本のレビューでも、最高に面白かった!!と言う意見と、史上稀に見る駄作!みたいな意見が混在することがありますが、まああんなもんかなー二度目はみなくてもいいけどそこそこ良かった みたいな意見はあまり目立つところに上がってこないですよね。
Twitterに上がっている羨ましいエピソードや、特定のトピックスで賛否両論ざわついた時の両極端な意見も、そうした「中庸」かつ「地味」な大多数のサイレントマジョリティーが隠された状態で極端に現れたものである とわかっているだけで、少し冷静にTLを眺めることができるのではないでしょうか。

3.想像力を持って発信する

過剰に気にすると何も呟けなくなってしまうと思いますが、他下げ(BE:FIRST内でも外でも、〇〇より歌が上手いとか、比較して推しを持ち上げること)や、アーティスト本人やそのファンに直接言えないことは言わないという原則をいつも心に置いておくといいでしょう。直接言えないことを言いたいなら鍵垢で限られた友人との間で呟きましょう。
例えば私は「首が!太い人が!好きです!!」と不定期に呟いています(もちろん彼らの名前やハッシュタグなどは一切つけずに)が、その辺がギリギリですかね(推しに直接言えるかと言われたら、まあまあ恥ずかしい)www人によってはこれもアウトかも?この辺の線引きは自分なりで、ただし先述の通り、想像力を働かせて本人が見たとしても大丈夫かな?の基準は持っておくと良いと思います。
どうかな?って自信のないもの(私で言う首が太い〜発言)は、BE:FIRSTや推し個人の名前を出さずに、パッとみて誰の何のことについて言っているかわからないようにする工夫もアリですね。
逆にハッシュタグつける時や公式の引用リツイートの時はかなーり慎重に。

また、「あの人がこう言ってた!」「〇〇って実は××らしいよ」など、噂レベルの批判が炎上することが多々あります。あなたが直接そのラジオ、雑誌、投稿などを見聞きしていないのであれば、ソースを確認せずに「許せない!」「信じられない、悲しい!」と気持ちをぶつけるのは正しい行為でしょうか?何かを頭ごなしに判断する前に、いったん落ち着く癖をつけておくと良いかと思います。

何もかも絶賛する必要はないと思いますが、やはりどんな時でも相手に対するリスペクトと心づかいは必要ですよね。

4.否定や批判は受け流し、個別対応しない

あなたの意見、呟きに対して、それは違う!とDMやリプライが来る可能性はゼロではありません。あなたが思ってもみなかったような捉え方をされたり、誤解されたりして批判されると、つい反論したくなるのはわかりますが、経験上それでわかり合って「誤解だったんですね!それはすみませんでした」となるのは奇跡的な確率でしか起こりません。とくにアーティストを応援するという、論文や証拠で説明することができない正解のないジャンルの中での意見対立ですから、双方が納得する着地点は見つけにくいと思った方が良いでしょう。
「そう言う捉え方もあるんですね、勉強になります。失礼しました!」くらいで流しておいて(もしくはまったく反応せずに)、元のツイートは速やかに消すくらいのあっさりした対応が良いです。公式で禁止されていることをやってしまったなど、本当に自分としてもこれは間違っていたな、指摘はありがたかったなと思った場合は、その旨を公にツイートするのはありですが、批判した本人と何度もやりとりするのは得策ではないですしあなた自身のストレスにもなりますから、個別に来た批判はオープンに対応しましょう。

5.離れていく人を気にしすぎない

あなたの考えや発信頻度が好きではないと判断して、フォロワーさんだった人がいつのまにかフォロー外していたり、知らない間にブロックされていたりと、離れていく人もいます。それは1.タイムラインは自分で作るもの の裏返しで、相手が「自分とは合わない」ものを見ないようにしただけで、あなたが「悪かった」わけではありません。全ての人とわかりあってつながり続けることは不可能です。「なんかあったんかなー」くらいの軽い気持ちで見送りましょう。
また、あなたが繋がっていない鍵垢から引用リツイートされて、「あれ、私の意見批判されているのでは…??」と気になることがあるかもしれませんが、こちらから見ることができない以上気にしても仕方ありません。直接批判されない限りは、気にせず無視しましょう。

セキュリティ対策

診断系、アンケート、当選に注意

診断アプリは、TLに他の人の診断結果が流れてくるとついやりたくなりますよね。もちろん安全な診断もありますが、中にはTwitterのアカウント情報やツイート内容を丸ごと取られて、乗っ取られたり個人情報を悪用されたりすることがあります。Twitterアカウントとパスワードを要求する診断(診断でなくても)はもとより、基本的に安全性を判断する自信がない方は全ての診断系サービスは使わない方が賢明です。

アンケートはテレビ出演などの応援の意味も込めて答えたくなりますが、番組公式Twitterの偽物が出回ったりしますので、公式マークをチェックする癖をつけましょう。また、週刊誌やスポーツ誌の人気投票は特段応援にならないだけでなく、目をつけられてスキャンダルを探して部数を増やそうと彼らのプライベートを追いかけ回したりすることにつながります。BE:FIRST公式や音楽番組の質問募集などに限った回答が良いでしょう。

さまざまなキャンペーン(雑誌のサイン入りチェキプレゼントなど)に応募していると、何に応募したかわからなくなってしまい、当選メールが届いたらついつい嬉しくて「くわしくはこちら」といったリンクをクリックしてしまいがちです。これはフィッシング詐欺やウイルス感染の原因になりますので、自分が応募したキャンペーンは記録しておき、その内容に沿っているか、発信元は本物か などを確認してから開封するようにしてください。

お金と情報のやり取りには気をつける

チケットの譲渡、グッズの交換など、お金やモノをやり取りする時には慎重さが求められます。(ここで譲渡・交換そのものの是非を議論するつもりはありません。チケットは公式リセール以外の譲渡・販売は禁止されていますのであしからず。)
どんなにそれまでやりとりしていたとしても、あくまで顔の見えない他人です。相手が信頼するに足るかどうかを見極めると同時に、自分を信頼してもらえるように努めましょう。
①自分の個人情報を開示するとともに、相手にも個人情報を開示してもらう
②金額、譲渡(または交換)の手段を文章で残してスクリーンショットをとる
③渡すものの画像をかならず事前に見せる(グッズならグッズの写真)
④①②③のプロセスで少しでも不安があったら取引をキャンセルする
⑤最悪白紙になる可能性があることを覚悟する
⑥フォロワーがほとんどいない、ツイートしてない、アカウント名が「取引」などの人は避ける(逆に自分がそのような状態の場合は信用されづらいと心得る)。相手のそれまでのツイートをみて、怪しい人ではないことを確認する。過去にトラブルがあったりしたらある程度わかるはず。

また、BESTY内に限らず、Twitterのさまざまな界隈で、このアカウントをフォローandリツイートで現金プレゼント!みたいなキャンペーン良くありますよね。あれは何のためにやるのか。短期間かつ大量に「うまい話に飛びつく」人たちのリストを集めてアカウントごと売ったりする商売があるんです…怖い怖い。
BESTY内で行われている個人の方によるプレゼント企画はおそらくそうした組織的なビジネスとは違うはずですから、自己判断で参加するしないを決められたらいいと思いますが、何にせよ何のリスクも負わずにプレゼントがもらえるようなうまい話はそうそう転がっていないのだと言うことは理解しておいた方が良いかと思います。

お誕生日広告企画の参加費集めにしても、お金や自分の情報を預けると言うことの重みを認識して、慎重に判断し、万一納得いかないことがあっても「仕方ないな、想定内だな」と諦めることが肝要かと思います。逆に諦められないような大きな金額や大切な情報は、預けないでください。
相手は企業、商店ではなくBE:FIRSTのことが好きなあなたと同じ個人です。契約を確実に履行してもらえる保証はありません。

うまくいくことの方が多いでしょうし、リスクを考えるだけでは何も楽しめません。リスクを想定した上で楽しむ が良いと思います。
私もピンズやアクスタを交換していただいたことがありますし、いずれも運良く気持ちの良い交換をすることができました。

最後に

いろいろリスクなども書きましたが、正しく怖がりながら、試行錯誤しながら、あなた自身が「いい塩梅」を探していけたらいいと思います。傷つけたり傷つけられたりすることをゼロにすることは難しいですが、リアルの人間関係と同じで、修復したり距離を置いたりすることも可能です。SNSという便利なツールを使いながら、一緒に楽しく応援できたらいいですね!

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