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2023.10.1BMSG FES所感②「重なり繋がりながら続いていく物語」

※セトリの詳細は他の方のレポートを参照してください。語りたい順で語ってるので順番も前後してます。
※あくまで個人の感想ですので他の方の感じ方を否定するものではありません。
※最推し(Novel Core、リュウヘイ、SKY-HI)ばかり見ているので見落としていることや記憶違いがあるかもしれませんww
※トップ画像は東京会場のオブジェです

第1章〜最初から飛ばし過ぎ〜

異様な盛り上がり

前週に東京2公演、前日に大阪1公演を終えていよいよオーラス。会場は開演前から異様な熱気に包まれます。親子、夫婦、友人同士、男性1人など、バラエティに富んだ客層でみんな自分の席を確認したりしながらキャッキャと盛り上がっていました。ジュノンのピカチュウヘアーの男性や、Novel Coreの大きな顔が入った限定Tシャツを着た男性OUTERもいて、この一年で男性ファンも増えたなぁと感慨深いものがありました。

開演直前には去年のフェスに合わせてリリースされたNew Chapterが音量を上げて流され、すでに観客は総立ち(着席指定のぞく)でクラップ&ハンズアップ。一曲まるまる、誰も現れていないステージに向かって気持ちを送ります。

これはヤバいことになるなと思いました。
2023年に入って、夏フェスを入れて25現場参戦し、友人から「うにちゃんってどこにでもいるよね」と言われるほどライブの鬼の私。始まる前からなんとなく熱気の違いを感じることがあります。まさにこの日はそんな日でした。私ですら感じるのですから、幾つものステージを経験してきたアーティストから見たら、登場する前からこの空気はゾクゾクしたのではないでしょうか。

東西BMSGの登場

9/18にEASTとWESTのMVおよび楽曲がリリースされ、あまりのかっこよさとお祭り感にワクワクしていました。

I got my own stance
I got my own stage
さぁ見てな何度だって
The moon shines in… in the West

歌詞より

I got my stance
I got my stage
まだ遊べるぜ
さぁ見てな何度でも
The Sun rises from the East side

歌詞より

西には「own」が入ってるのがいいですね。
個性派曲者集団(あくまで個人の偏見です)の西にピッタリ。
東には「まだ遊べるぜ」という大人の余裕を感じます。

ここまで歌詞が対になっていれば、絶対に掛け合いやミックスがあるだろうなと思っていたのと同時に、I got my〜の部分は観客にコールして欲しいんだろうなと勝手に想像して、事前にがっつり予習して行ったのですが、後者は当てが外れて私以外でコールしてる人は周りにいませんでした(泣)。でも最後までやり切りました。ライブの楽しみ方は人それぞれ。

何はともあれ、実際にWESTとEASTが登場するとその神々しさに目が眩みました。
東京会場はEASTから始まりましたが、大阪会場はWESTから始まりました。EASTの陽な感じと、WESTの隠な感じとの対比がもうたまりません。

WESTはリュウヘイとシュント大優勝。2人の声が好きなんですよねぇーほんと表現力の化け物です。
EASTではMVの個人的な激エモポイントであるNovel CoreとSKY-HIの掛け合いからのハンドシェイク(って言っていいのかな?肩をぶつけるようなやつ)がリアルで見れてすでに泣きそう。

そして全員シンプルに歌がうますぎる
なんですかあれは?!23人もいて下手な人が1人もいないとか(まあもちろんプロやプロのレッスンを受けている人たちではあるんですが)、ちょっと信じられない。観客の熱量に押されてか、アーティストたちもいつも以上に気合十分、気迫がこちらまでビシビシと伝わって来ます。

また、こうしたオールスター的なマイクリレーにありがちな「俺だけが目立ってやろう」みたいな雰囲気がなく、きちんとチームとして一曲を作り上げている、それでいてそれぞれの強みや個性をしっかりと表現できている感じがBMSGイズムを感じて、私は1人ご満悦でした。

この2曲、一曲5分以上、合わせてなんと11分近くあるんですよ。フェス用に作る曲だからこそできる、「3分前後の短尺な曲がいい。サビは15秒以内」みたいなヒットのセオリーを度外視した長さwww
音源だけ聴いていたらつい飽きてしまいそうですが、パフォーマンスとしてライブで聴いていたら全然長く感じません。これがライブの面白いところの一つでもありますよね。

危ういアンバランスが魅力の最年少ソロアーティスト、edhiii boi

トップバッターはedhiii boi。去年のフェスでは、すでにソロアーティストとして自分の曲をデジタルリリースしていたにもかかわらず、コラボ曲以外のステージを踏めなかったエディ。きっと悔しい想いもあったと思いますが、今年は堂々のソロステージです。

青と赤のチェックが切り替わったパンツが可愛すぎて欲しくなっちゃいました。(今のところ妖精さんは来ていません)
兵庫県出身ということもあり、edhiii boi is here の「皆探す主人公 ここにその名は」の後の「edhiii boi!!」のコールがビシッと決まりましたね。(東京の時はまばらでした)ホーム感あって彼も嬉しそうでした。

去年のBMSGフェスではかなり固さが見られてこちらまで緊張してしまいましたが、今年はインストアライブやオープニングアクトなど様々な場数を踏んでいることもあって、堂々と自分のパフォーマンスを示せていたと思います。

edhiii boiの魅力はなんと言ってもガナリ系の高速ラップと、10代のみずみずしい感性を歌うポップなメロディーのアンバランスさかなと思っています。まだ顔立ちも幼いんですが独特の色気があり、それがまた危うい感じがして彼のオーラを形成しているように見えます。

ワンマンライブも控えていますし、セカンドアルバムの準備もしているそうなので、ますます活躍の場は増えて行くでしょう。これからどんな大人に、アーティストになって行くのか楽しみな人の1人ですね。

BMSGの中で1月18日生まれが集まったNovel Core、SOTA、edhiii boiのユニット118 が聴けたのも嬉しい。118を初めて聴いたときにedhiii boiのラップスキルにものすごく驚いたのを思い出します。そして何より最愛のNovel Coreがバチバチにかますこの曲は大好物すぎて何杯でもご飯食べれます。リリース直後よりも3人とも進化してるので表現の幅がダイナミックになっていて迫力が増していました。ほんと初っ端からご馳走様です…

ここまででもだいぶんフゥー!とかイェー!!とか叫びながらブチ上がってしまい、すでに体力ゲージが減り始めていましたが、セーブすることなんてできない。
お昼に食べたモダン焼きのカロリーがいつまでもつか、すでに不安がよぎりますwww

THE FIRST、MISSIONx2から続くストーリー

ここから、BMSG主催のオーディション参加者たちによるステージが続きます。

Snow Minor Savage(クリエイティブ審査NEOで結成されたユニット)、Aile The Shota、Team C(初めのクリエイティブ審査で披露された、今でも根強い人気がある楽曲YOLO を生み出したユニット)、最終合宿メンバーでメジャーデビューを控えたREIKO、ランレイ(クリエイティブ審査NEOのユニット)、惜しくもTHE FIRSTでは途中離脱となったトレイニーのルイ、タイキ、第二弾オーディションMISSIONx2でトレイニーとなったカノンによるパフォーマンスが次々と繰り広げられました。

特にAile The Shotaが「曇り空にWake up…」とYOLOの歌い出しを始めたときは大きなどよめきが起こり、あちらこちらから「えー!ヤバいヤバい」「マジで?!泣く」といった悲鳴にも近い歓声が漏れていました。

もちろんBMSGフェスに来る人たち全てがそうとは言いませんが、THE FIRSTで SKY-HIの志や愛情あふれる言葉に、夢を叶えるためにもがき成長する若者たちの姿に感動し、そのまま今日まで応援している人がたくさん駆けつけているこの日。
オーディション時のユニットや成長した彼らのパフォーマンスがエモくないわけがありません。

今のBMSGはここから始まったんだよなぁと、ノスタルジー(というには最近ですが)を含めてストーリーを振り返っていくような時間でした。

特に、THE FIRSTの卒業式となったTHE FIRST FINALのライブは、コロナ禍真っ只中で泣く泣く参加を諦めざるを得なかった人や、参加したくても抽選に落ちてしまった人なども多くいたでしょうから、ここで振り返りの時間を持てたことは大きな意味があったのでは無いかと思います。

あれ?そんなこんな書いていたら3,600字。
次章はいよいよ私の最推しの登場です!

第二章はこちら↓

準備に悪戦苦闘したプロローグはこちら↓

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