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2023.10.1BMSG FES所感③「重なり繋がりながら続いていく物語」

※セトリの詳細は他の方のレポートを参照してください。語りたい順で語ってるので順番も前後してます。
※あくまで個人の感想ですので他の方の感じ方を否定するものではありません。
※最推し(Novel Core、リュウヘイ、SKY-HI)ばかり見ているので見落としていることや記憶違いがあるかもしれませんww

第二章 〜好きが止まらない〜

準備万端!

ステージが進んでいって、私はさぁそろそろ最愛の(しつこい)Novel Coreが出てくるかなとそわそわしていました。

私がどのくらいNovel Coreが好きかという話をここで始めてしまうと何万字あっても足りないんですが、とにかく好きなんです(語彙力放棄)。リリック、声、音楽センス、オーラ、スタンス、キャラ、アート、ファッション、ファン(以後OUTER)との距離感、少年のような笑顔…あああなんぼでも語れます。
初めてハマった頃に書いたレポを供養のために置いておきます。↓

帰り道、私は怖くなりました。前から怖かったんです、SKY-HIに出会った時から。でもNovel Coreにも出会ってしまった。怖いです。これ以上気持ちを渡されたら、気持ちを持っていかれたらこれまでと同じ人生を歩めなくなってしまうかもしれない。

でも、怖くても進め。ですよね、日高さん。

2022.3.4JFLライブ感想のnoteより

今思えばこの時の予感は的中していて、完全に気持ちを持っていかれて人生が大きく変わりました。そのくらいNovel Coreとの出会いは私にとって大きなものでした。

行けるライブはどこだろうとほぼ全てに足を運んだ結果、2023年だけでフェスまでに13回参戦、下手したら父親より会ってます。(母とは一緒に遠征するのでしょっちゅう会ってますが)
そして一度も欠かすことなく、好きすぎて感極まって号泣しています。
Novel Coreのライブのために購入したウォータープルーフマスカラとマスカラリムーバーはとうとう2本目に突入。友人にも「どうせ今回も泣くんでしょ」と半ば呆れられる始末です。

今回もウォータープルーフマスカラ完備、頭と手にバンダナを巻き、ピンクの"I AM OUTER"タオルを握りしめて準備は万端です。

驚かせすぎでしょ

ランレイのほのぼのした雰囲気から一転、不穏な雰囲気のイントロと共に「JUST NOISE」のジャケットを羽織ったNovel Coreがいよいよ登場。「BE:FIRST Mainstream一位おめでとう!お祝いに一曲持ってきたゼェ!」(意訳)というセリフと共にラップが始まります。

「徒歩でオービス引っかかった15」「ピッチ以外全部スケール外」「土足のまま失礼
俺はたまねぎの真下で」Novel Core節とも言える軽妙な言葉回しに全私が大興奮です。エィ!エィ!エィ!と両手でハンズアップ。これはアガる新曲きたなぁー!と思っていたら…

リ、リョウキ?!?!え、シュント?!?!?!
BMSG FESですから、意外な夢の競演みたいなものはあるだろうと思ってましたが、ま、まさかここで来るとは!こんな形で観れるとは!
リョウキの高音高速英語ラップとシュントの低音かつ緩急つけたラップ、Novel Coreの遅取りなリズムとフロウがかけ合わさって、かっこいいという言葉だけでは表現しきれない。シンプルに好きです。

翌日公開されたMVもバッキバキにかっこ良すぎて禿げそうです。てかフェス翌日なんだからちょっと休ませてBMSGwwww

THE WILL RABBITSの止まらない進化

Core-BoyからNovel Coreに名前を変え、Zeebraが主催するレーベルから配信された、デジタルデビュー曲"Metafiction“をBMSGフェスに持ってくるのがまた彼らしい。昔の曲も昔の自分も大切にしてくれていることがよくわかります。

ここからNovel CoreのハウスバンドTHE WILL RABBITSがジョイン。WAGAMAMA MONDAIJI、独創ファンタジスタと定番の盛り上がりナンバーが畳み掛けられます。

ここで異変に気づきました。
音圧おかしくない?!
ライブだけでなく音源もゴリゴリに聴いている私の耳は誤魔化せません。

前回のワンマンでも感じましたが、聞き慣れた曲のバンドアレンジが曲の新たな魅力を引き出しているだけでなく、バンドの生音が発する迫力が全身ににぶつかってきて「おおおお…」となりました。

それにしてもCoreの歌、KOTAくんが操る音源、ウィルラビのバンドが有機的にがっちりハマってきて、仕上がってきたなぁとしみじみ。2022の5、6月頃の、バンドと音源のバランスや噛み合わせのクオリティを模索してる時から知っているだけに感慨深く、武道館の成功イメージがリアルに湧いてきてすでに涙目です。そろそろTHE WILL RABBITSで再録したベストアルバムを出して欲しいです。切実に。

10,000人のホールを100人キャパのライブハウスに変える

ワンマンのiCoNツアーでもニッチな(失礼)地域の小さなライブハウスを回って、「1対1を何万回でもやる」と言って、OUTERとの距離を大切にしてきたNovel Core。今回も「大きなセット?10000人の大観衆?俺には関係ないね。1対1しかやるつもりねぇからな!」(意訳)と言いながら観客一人一人に気持ちを渡そうとしていました。

BYE BYEでは、ワンマンでは一度もこの曲でやったことがないのにタオルを持って振ってね!と言ってみたり、ウェーブやりたい!と言ってステージの端から端まで駆け抜けてみたり、「俺にとっては全席アリーナだからな!」と言ってみたり、HAPPY TEARSでAile The Shotaと一緒に笑顔で手を振りながら会場中に目を配ったり、とにかく一体感を重視したエスコートでその場を掌握していました。

観客も大盛り上がりで、「いつも応援してくれてるって人どのくらいいる?」「ファンクラブ入ってる人は?」という投げかけに大勢が手を挙げたのをみて驚いて、「まじで?俺武道館終わったらアリーナツアーできるじゃん!!」って喜んでるのが可愛い。

「俺たちアーティストは、BMSGに限らずすべて、自分の音楽を苦労して生み出して世の中に出したとしても、それを聴いて解釈して受け取ってくれる人がいないと息もできないんです。あなたたちのおかげで今日も息ができますありがとう」(意訳)という最後のMCで大号泣。右目のコンタクトが落ちそうになり、すんでのところで指で押さえて事なきを得ました。(なお前日の公演では同じく号泣して左目のコンタクトを完全に落とし、奇跡的に服に引っかかっていてリカバリーできたという、2日連続コンタクト危機を乗り越えていますwww)

人生は一本の映画

そして「ラン、デビューおめでとう!」というお祝いの言葉と共にTHANKS, ALL MY TEARS。THANKS, ALL MY TEARSのMVにランを主演としてキャスティングして一緒に作品を作り上げたNovel Coreからの最高のはなむけです。

Novel Coreがいつも大切にしているメッセージの中に、「人生は一本の映画。辛いことや苦しいことがあってもそれは映画のワンシーンでしかない、次に起こる良いシーンのために生き抜いていこうぜ」というものがあります。Metafictionを最初に持ってきて、THANKS, ALL MY TEARSを最後に持ってきたのはこういう意味があったのかと、やっと答え合わせができました。

俺の人生は壮大な映画
あの映画も霞むほどの名作

Metafiction 歌詞より

この人生が映画だとすりゃ
ここは飛ばされる Chapter1
皆と比べれば
俺の悩みなんてさ まだちっぽけってか?

THANKS, ALL MY TEARS 歌詞より

にくい。にくすぎるこのセトリ。

たった7曲の、短い時間の中にきっちりストーリーを仕上げてくる。そういう男なんですよ彼は。
体感1分のNovel Coreタイムはあっという間に終了しましたが、私の友人含めてNovel Coreのライブを初体験した多くの人たちが、ライブの一体感やメッセージに心動かされ、X(Twitter)でもポジティブな感想が溢れました。

まだ対バンツアーのチケットも買えるタイミング。OUTERの輪がさらに広がって、彼の音楽とメッセージがより多くの人に届くといいなと切に願います。

予想はしていましたがNovel Coreだけで3,300字超えてしまいましたので、続きは次章に…

第3章はこちら↓

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