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「ちいかわ」の、はなし。#7

私はアニメから入る派で、出会いが流行りのそれより一拍遅くなったのだけど、まぁとくにかわいいのです。

会社のPCにステッカーをペタペタ貼り、ハチワレちゃんのタオルハンカチを身につけているだけで、この多幸感たるや。

先週、東京駅のキャラクターストリートにショップがあると知り、
早速軍資金を握りしめて赴いたわけですが、なんとお店の外まで蛇行する長ーい列・・・!

ちいかわのショップだけ明らかに突出して、
たくさんの大きなお友達で溢れかえっているのです。

世のおとな達はこんなにも、癒しを求めているのか。
こんなにも、ちいかわ達に癒されないと、日々のサラリーマン活動を乗り切れないのか。(←お前がな)
おとな達はこんなにも、ちいかわという小さなオアシスを求めて、
この東京砂漠を彷徨っているのか。。。

お店に入れない悔しさもありつつも、
たくさんの同志に出会えたような気がして、少し嬉しくもあるのでした。


私がハチワレちゃんを好きになったきっかけに、こんな回がありました。

ある日、お友達のちいかわちゃん宅にお呼ばれして、
そこがあまりにも立派なおうちだったので驚いていると、
ヨーグルトの懸賞「おうちが当たるキャンペーン」に当選して、家ごともらったのだという。

ハチワレちゃんのおうちってただの洞窟で、なかなかの貧乏暮らしなんですよね。
でも、それを知ったとき、部屋に飾られていた当選記念の写真を見て言ったのが、
「うれしそう!」(満面の笑み)
この一言だったんですよ。

自分の境遇と比べるでもなく、
おうちと一緒に写る、友達の幸せそうな笑顔を見て、
自分のことのように素直に喜べるハチワレちゃん。
邪気のない、穏やかなちいかわワールドの真骨頂がそこにあったのです。


この話は、私の大好きな懐メロアイドルソング、
森高千里さんの「気分爽快」に通ずるところもあるんですよね。

自分の憧れだった人が、友達の恋人になって。
悔しくてたまらない気持ちもあるのに、
素直に友達の幸せを祝福できる、潔さ。

こんな風に友達を大事に過ごせたら、
きっと巡り巡って、自分の幸福度も上がるんだろうな。。。

と、頭ではわかってるし、素敵なことだと思うのに。
さぁ、なんで現実はこうもうまくいかないのだろうか・・。

飲もう。

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