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自分の変化に自分が追いつかない

先日、ひとり親家庭医療費受給者証が送られてきた。病院に行く予定があったので持って行くと、受診料も薬代もお金を支払わずに済んだ。子供みたい、と思った。子供の医療費もありがたいことに無料なので。


帰りの車で信号待ちをしているときに、ふと「生きてていいよ」と言われてる感覚だなと思った。児童扶養手当もそうだけど、生きることを国とか自治体とかしっかりした大きいものに背中を押されているような支えてもらってる気分だ。ほらいいから生きなって。長いこと別居していたので離婚するだけてこんなによくしてもらえるなんて、改めて驚いた。


そういえば、再開したしいたけ占いの蟹座の一発目にもこんなことが書いてあった。

「体や頭を動かしながら、今の状況に慣れていく」の水色が出ていました。2023年の蟹座なのですが、全体的に大きく「クラスチェンジ」というキーワードが出てくるのです。自分の肩書きや役職が変わっていったり、「あれ、いつの間にか私、こういう指示を皆に出すようになったんだ」とか、自分の変化に驚きます。


そうなんだよな。改めて考えると、昨年の夏と自分が置かれた状況が違いすぎている。別居中のパートのおばちゃんだったのが、シングルマザーで正社員で働く女になった。クラスチェンジしまくってた。ここにマインドが追いついていない。


結婚して同居していたとき、元夫の仕事を手伝うように言われた私は依存的で従属的だった。だって何もわからないもん、とかあれはやりたくない、とか。


そんな女はどう考えてもウザいし友達になりたくない。は?仕事舐めてんの?ってなる。ただ言い訳させてもらうと元夫も仕事中四六時中スマホでゲームやってたから、こっちだけ真剣にやる気出ないよね。


話を戻す。私はもう正社員である。前のめりに頑張ると決めて始めたことだ。ただ、唯一の同僚は恋人になってしまった。ここがややこしい。相手は別人であるにも関わらず、関係性としてどうしても前の依存的で従属的な私が顔を出してしまう。


で、案の定揉める。今日も揉めた。最近ケンカばっかりだ。

私はあんな女に戻りたくないんだよ。おぞましい。今の私が、こんなときどうするか、を決める時のベースになる新しいマインドセットの必要性を痛感した。かっこよく気持ちよく生きているモデルになるような人どこかにいないかな。


自分の置かれた状況も変わったし、自信ないキャラやりすぎて飽きたし、自信の背骨がある、優しくて懐が深くて自立した女になりたい。相手じゃなくて自分に期待したい。


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