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某団体戦将棋大会の振り返り(3)

どうも、Kです。
興が乗ってどんどん書いてます。
瞬間、モチベが高いだけで果たして続くのか否か。

あ、検討しなくていいやってやつは負けた将棋でも振り返りません。
あと、記憶が怪しすぎて並べられないやつは振り返ることすらできないので
この日の7局中、3局は闇の中。(3局とも全部負けてる)

ということで、この将棋。

局面1

あれ?また相穴熊か。
ちょっと色々あってからの相穴熊なので少し珍しい形。
ここから、打開に悩む。

局面2

1つ目のチャンスはここだったらしい。
本譜は、△83飛と大人しくした。
でも、かえて△86歩が成立したとソフトさんは言ってる。
以下、▲73角成△87歩成。

局面2-1

ここで、1)▲86馬△78との取り合いも、2)▲58飛△86飛でも、
堅さが違いすぎるし結局こちらも桂香を拾える形で居飛車良しだったようだ。
先に馬を作られても、桂香を取れたら△97角成でこちらも馬を作れるし。
うーん、なるほど!お強い!

本譜は、おとなしい順を選びまた数手進んだこの局面。
仕掛けるならここあたり。

局面3

ここでも、また深く読んでない私は△86歩▲同歩△同飛の仕掛けがどこまでうまくいっているか自信がなかったが、
その仕掛けが正解だった。

△86歩▲同歩△同飛▲同飛△同角に▲83飛でよくわかっていなかったが、
素朴に△88飛と下ろした手が次の△77角成を見せている。

局面3-1 (局面3以下、△86歩▲同歩△同飛▲同飛△同角に▲83飛△88飛)
▲77飛成には、△58飛成。▲89歩には、△87飛成で次に△77角成の2枚替えや△78竜。

金や桂香を拾うことができれば、駒得、囲いの堅さで明確に居飛車良し。

さて、戻って局面3

再掲 局面3

ここで、落ち着いて隣のチームメイトを見る。
あれ?どっちも優勢というかもう勝ちじゃん。
うーーん、どうなってもいいか!
こっちの方が堅いしとりあえず捌いちゃえ!
と暴発の△95歩▲同歩△同香▲同香△97角成。

局面4

しかし、▲48飛~▲45歩が激痛。
また、思った以上に桂馬と金が取れる形にならず良いところもなく負け。

チームが勝ったからいいけど、さすがに淡泊すぎたね。


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