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【2022卒版】私立大学職員採用試験の対策(WEB面接)はこれだ!!

さあ、2022卒の採用に向けていよいよ本格始動となって参りました。就職活動事情としては初動の遅い私大職員の採用(5月〜)ですが、コロナ事情もあって、おそらく業界内でも大きな変動が予想されます。

私大職員を目指される方は、是非とも出だしを大切に、2月から準備を始めてください!手っ取り早く対応策が知りたい方は、目次2つ目以降をご参照ください。

WEB面接が当たり前になる

2021卒対象(2020年実施)の採用活動では、緊急事態宣言や活動自粛の影響を受け、多くの大学が慣れない中でWEB面接を実施しました(中には時期を見送って、夏以降に採用活動に着手した大学もあったようです)。

しかしながら、今年の採用活動は間違いなくWEB化によってこれまでのものとは大きく変わることは間違いありません。

その証拠に、昨年は中止が相次いだ合同企業説明会も、非常事態宣言が発令されている現在にあっても、WEBでの実施が既に決定しています。それぐらいハード面での課題をクリアし、大学側もWEB上での選考に対する"苦手意識"を克服しつつあるのです。

ちなみにハード面の課題とは、zoomアカウントの問題やWEB上での採用資料の作成、動画制作技術や、面接官のWEB面接能力養成など多岐に渡ります。

そして何よりも、2022卒の学生たちは既にオンライン授業を足掛け2年受けていることになりますので、我々採用サイドよりもよほどWEB上でのコミュニケーションに慣れていることでしょう。採用側においては、相手のキャラクター、様々な能力、将来性と多くの特徴を短い時間で見抜くことが採用活動の重要なポイントです。ですから、対面で見えないことでもWEBで見ることのできる部分はしっかり見抜いてきますので、次項からの内容をしっかり対策しておきましょう。

環境を整えよう!

大前提となりますが、WEB面接を行う上では通信環境をはじめとして面接を受ける環境をばっちり整えておきましょう。具体的には、こんな感じです。

①通信環境

②画面内の背景や明るさ

③自身の身だしなみ

「なーんだ、これまでの面接と注意点変わらないじゃん」

そりゃそうです。だって、採用試験ですから。対面からWEBに変わったからと言って、楽になった訳ではありません。むしろ、見えない部分が多い(カメラに写っていない部分全て)のですから、逆に言えば写っている部分にボロがあってはいけないのです。

特に通信環境の確認や、実際に面接が行われるときの静謐性(交通量の大井道路側の窓際では避けるなど)は最低限のマナーとなりますので、ぶっつけ本番を迎えることはないように十分に準備しておきましょう。

また、写っている部分が全てとなりますので、明るさや自分が"良く見える"ポイントを研究してWEB面接に臨むようにしましょう。斜め45度に体を傾けて、顔の角度は30度で…といった極端な話ではなく、カメラの角度や高さに留意して、「暗く写っていないかな」「違和感のある角度ではないかな」というお話です。

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ESは悔いがないほどにしっかりと!

皆さん、WEBでの面接は対面と比べてどれぐらい相手に伝えたいことが伝わると思いますか?

実は最大でも50%程度と言われています。変な話ですが、全身が見える訳ではないので、まとっている雰囲気や快活さなどは十分に伝えることは難しいでしょう。また、WEB面接となったからといって、ESや履歴書がなくなる訳ではありません。むしろ、だからこそ、物的証拠(言い方)としてのESや履歴書の重要性は高まります。

伝えたいことの50%程度しか伝わらないとすると、実は面接官側でも知り得ることは対面の半分程度ということです。実際に私も2021卒の時にWEB面接を実施しましたが、やはり対面と違って空気感やキャラクター性などははっきり掴むことができませんでした(抽象的ですみません)。

そして、対面ほどスムーズにコミュニケーションを取ることは難しいので、細かな動きやわずかな深掘りなどに時間を割くことができないのが現状です。

そうすると、面接官側は何を根拠に相手を評価していくかというと、「どれだけうちのことを知っているのかな」「うちの方針に対してどう思っているのかな」という応募者側の意見・考えの部分との親和性を測っていくことになります。必然的にESや履歴書の内容を前提として、『ESには●●と書いてありますが、〜〜という現状もあります。次のステップとしてどう対処しますか?』などのように、一定レベルの業界知識や企業研究はされている上でWEB面接に臨まないと、全く評価される土俵には上がることができません。

対面も同じことが言えるじゃないか、と聞こえてきそうですが、対面においては、キャラクター性や、なんならガッツみたいなものまでひっくるめて評価をすることができたので、『多少知識不足だけど、学生部門でなら力発揮しそうだよね』ということもあり得ました。しかしWEBに切り替わるとそうはいきません。若者言葉で言えば"ノリ"で対処することはほぼほぼ不可能だと思って構いません。どれだけ話術が巧みだったとしてもです。

まとめ

いかがでしたか。

通信環境など最低限のマナーに気を配り、業界研究や企業研究をしっかりする!

意外と対面の時と変わらないじゃないかと思った方もいらっしゃるかもしれませんね。それはそうですが、採用試験であることには変わりないので、当然手を抜いて臨んで受かるほど甘いものではありません。

しかし、考え方を変えると、全てを見ることができなくなった代わりに、部分的に強度が増していると言えるのではないでしょうか。すなわち、扉をノックするときは2回だっけ?3回だっけ??のようなところに力を割くのではなく、下調べをきちんと行うことで、自身の考えをしっかり持つことが最大の武器になるということです。

これまでは付け焼き刃の知識でもなんとかなっていたかもしれません。しかし事前準備を怠ると、WEB面接の土俵では戦うことができませんよ!

なーに、コロナ禍でしんどい中オンライン授業で頑張ってきた経験があるじゃないですか。是非ともデジタルネイティブとして面接官を圧倒するような"自分"で向かってきてください!!

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