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8/30オリックス対ロッテ戦況〜不思議な一日と長打の価値〜

昨日の記事が思いの外反響を得ていて上機嫌のシュバルベです。今日はデーゲームでオリックス、ナイターでスワローズの贅沢セット。5連敗を止められるか、という両チームにおいてまずはオリックス。結果はこちら。

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5-0で完封勝ち。先発アルバース投手が7回無失点、ジョーンズ選手がスリーランと投打の主軸が仕事をした完勝でしたね。内容見てみましょう。

1、不思議な一日

今日の試合、序盤はいい打球は全て正面。それを実現したのはコースを間違えなかったアルバース・中村の先発の制球が一端を担っています。

まずアルバース投手。右打者へのクロスファイヤーがバシバシでしたね。圧巻は四回表のゲッツー後ツーアウトランナー無しで井上選手。

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ストライク先行で内と外両方見せながら最後はインハイ見逃し三振。139kmとはいえ、柔らかい肩周りのお陰でボールの出所が見えづらいのでしょうね。

伏見捕手は今日で2試合連続のアルバース投手とのバッテリー。前回は高め狙いの西武打線の狙いを汲み取り、敢えてインハイボール球で攻めた配球が目立ちました。あれで信頼を勝ち取ったのかな、と。

今日も随所に高め要求などで息ぴったりでしたね。サイン交換も早く、相性の良さを感じさせました。

相手の中村稔弥投手もストライク先行で、ハイライトはこのツーシーム。

チェンジアップかと思いましたが、スローで見ると確かにツーシームですね。球速は落ちるので使い方はチェンジアップと変わらないですが。

両投手の安定した制球もあり、捉えた打球は正面を突き続けた中で、ゲームを動かすのはポテンかエラーかと思って見ていました。まずは四回裏ノーアウトで中川選手。

悪い当たりが逆に抜けていく、という本当に不思議な試合でしたね。この後、ジョーンズ選手のボテボテのゴロを藤岡選手が痛恨のエラー。ほんと今日はよく分からない日でしたw

2、長打の価値

今日試合を決めたのはこの人、アダムジョーンズ。

これで8月は5本目のホームラン。その全てがパークファクターで打者にとって最悪の京セラドームだから本物ですね。あの引っ張りの強い打球が出てる間はまだまだ打ちますよ。昨年の打球マップはこちら。

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レフト方向に引っ張りまくるのがジョーンズなんですよね。この3ヶ月、長打率は.432→.378→.514と推移。アウトも内野フライが減って、ショートゴロやレフトフライが多くなってきています。この調子で来月もゲッツー上等で引っ張り続けて欲しいです。

しかし、5連敗の空気を変えるのはやはりホームラン。長打の価値は計り知れませんね。

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