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3/15オープン戦ヤクルト対西武

今日も負けてしまいオープン戦は終了。7連敗で終えてしまい、開幕が延期することでもう一回リフレッシュできるといいなぁという感じです。

さて、まずは結果から。

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とにかく点が取れませんね。今週4試合でわずか4点。投手陣が抑えているときは、打線と噛み合わない感じは昨年を彷彿とさせます。

今日のキーになるかなぁと試合前に考えたのはこちら。

まず、村上選手ですが、スタメンは指名打者で出場。事前の記事だと守備につくと記載されていたので拍子外れでしたが、7回裏からサードの守備に入っていました。残念ながら守備機会はありませんでしたが、今年はサードでの出場が前評判通り増えそうですね。廣岡選手、西浦選手、吉田大成選手あたりはよりアピールが必要になるでしょうね。

次に、高橋奎二くん。

前回ロッテ戦では150km近く球速は出ていたものの、レアード選手の満塁弾など6失点と結果を残せなかった中で、先発ローテーションに留まり続けるための今日のピッチング。ここまでの2試合はモタ選手とレアード選手、ともに右のパワーヒッターに被弾しており、昨年も右打者に二桁本塁打を喫した反省をどう活かすか楽しみにしていました。

今日は球速こそ144〜146kmが中心でしたが、右打者のインコースに投げ切れたand外へのチェンジアップが有効でした。

特に三回裏ツーアウト二塁で山川選手との対戦。

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第一打席では初球カーブから入り、インコースへのフォーシームを使いカウントをつくりながらもフォアボール。この打席では一転して外のボールを中心とした配球での勝負になりました。

キーになったのは3球目のフォーシームでしょう。絶好調の山川選手にとって、フォーシームに手が出ず見送ってしまうのはここ3試合で初めてではないでしょうか。最後のチェンジアップの落ちも良くいい対戦でした。

今日は山川選手、外崎選手、メヒア選手の3人の右のパワーヒッターに被弾を許さず、安打もメヒアの一本のみと対右打者対応はこれまでで一番良かったと言えます。これまでの試合での課題を克服し、結果を残してくれたナイスピッチでした。

高橋選手のチェンジアップは抜くというよりも、小指から順に離してシンカーのように投げる、落とすチェンジアップです。

落差が大きい分、フォーシームが球速出てストライクゾーンに投げ込めることで生きていくボールなので、高橋選手にはあくまでフォーシームが一番のセールスポイントだと思って磨いて欲しいですね。

最後にエスコバー選手

この日まではオープン戦わずか3安打と苦しんでいました。原因は明らかで打ち損じ。エスコバー選手は初球から手を出すフリースインガーかつ、インコースを得意とするプルヒッターで、ここ最近は甘くきたイン寄りもポップフライが目立っていました。

エスキーのMLBでのヒートマップを見てみましょう。

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この通り、インコース〜真ん中の高めが彼の得意なコースです。

今日はまず第一打席。

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外攻めされている中で、甘く高めに浮いたカーブをタイミングが外されながらもレフト前に落としました。一塁上での喜ぶ姿からも、本人として長いノーヒットを気にしていたことが分かりましたね笑

この打席はいい当たりでは無かったですが、第三打席。松坂投手のインコースのフォーシームを強くスイングしました。

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結果、ファーストゴロになったものの、エスキーにとって得意なボールにハードコンタクトできた打席となり、最初のヒット以上に成果が感じられました

本来なら次の金曜日から開幕ですが、延期によって練習試合が組まれそうですね。ぜひ中継があって欲しいのですが…。自粛疲れというか、生で野球を見られないフラストレーションも溜まってきているので、娯楽が欲しいですね。

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