国民の違和感は9割正しい (PHP新書)  堤 未果 (著) を読んで

「災害や芸能ニュース、スキャンダルなどでニュースが一色になったときは、あれ?と違和感を持ってください。
 そしてすかさず衆議院と参議院のホームページを見てください。
 かなりの確率で、怪しげな閣議決定がなされていたり、政府が私たち国民に作っているところを見られたくないような、問題法案が国会で通過しているからです。」

「メディアが横並びに同じセンセーショナルなニュースを流すときは、何が正しいか、正しくないかを判断するための物差しは、揺さぶられる感情に遮られて、見えにくくなってしまいます。
 そんな時は、結論を焦らず、価値判断を一時停止して、底に至る時系列や、関わった人物、お金の流れなど、できるだけ多くの情報を集めてください。
 そして、自分の中のフィルターを1枚1枚剥がしながら、自分塾に戻すのです。」
といったことが印象的。

 民営化され競争というなのもと、すでに日常生活がかなりの不便さにさらされているのに、水や、通信網の民営化を進めることがいかにリスクの高いことか。
 ガザの大虐殺を、なぜ欧米諸国はなぜ止めることをしないのか。
 SNSの検閲が平然と行われ、言論の自由が脅かされている現実などなど、自分の不勉強さ、情報弱者ぶりがよく分かって悲しい。

なんとなく感じて違和感。これを流してしまわず大切に突き詰めていこうと思う。


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