キングオブコント2021覚書(後編)
(前編から続き)
6、そいつどいつ 彼女が天然で怖い動きをしているのではなくあえて怖がらせようとしていたという裏切りはガッカリ感が出てしまう気がした。
7、ニューヨーク 審査コメントで漫才でできそうとあったがむしろヴィジュアルバムのような映像コントで見せていく手法が面白いと思った。
8、ザ・マミィ コントの世界でボケとして扱われる街中のヤバい人が純朴な青年に困惑するという切り口が面白い。最後、ミュージカル着地はどうなんだろう。その先も見たかった。
9、空気階段 最初のもぐらの状況説明が笑いになっているのがすごい。情報量を一気にくらう気持ちよさがある。(画のインパクトと情報量とキャラクターの魅力とスピード感)下の階が社交ダンス教室というのも画が映える。
10、マヂカルラブリー 野田クリの動きと馬鹿馬鹿しさで勝負。こっくりさんの指と村上とのやり取りがあっても良さそうだったが小賢しい所は端折って1点に研ぎ澄ませた感じ。
最終決戦 独自の世界観で空気階段が優勝
全組1本目の方が強かった印象。空気階段の優勝ムードもあった。
野田クリが評していたが、審査員が変わって流れが「シアター系」に来ていると。(この辺の分析力とシアター系というパチっと合う言葉をで捉える能力はすごい。)
2022年はキッチリしたコントが増えると思うがそこでプラスアルファ付け加えるのか、まったく違う角度から来るのか。
個人的にななまがりに期待。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?