大沢あかねをブス弄りする太田光に劇団ひとりが平手打ちしたら。
アカデミー賞でプレゼンターのクリス・ロックがウィル・スミスの妻の脱毛症という病気に対してジョークを飛ばした。
それを受けてウィル・スミスがクリス・ロックに平手打ちをした。
世界中で話題になっていて、議論されている。
私の意見としては、ウィル・スミスの気持ちはわかるけど、手を上げてはいけなかった。と思う。
動画を見た感じ、平手打ちであり、その後何度も殴ったわけではない。すぐ自分の席に戻ったことなどから、自分を抑制しようとしていた部分は感じた。
その後、クリス・ロックや関係者へ謝罪をしている。
自分の過ちを認め、謝罪する。という行為は大切だと思う。
クリス・ロックの発言に対しては、ジョークの元ネタの映画を知らないし、内容だけ見てもひどいと思う。
表題に書いた内容。
大沢あかねのブス弄りは、太田光が劇団ひとりと共演した際に「お前のカミさんブスだな。」と仕掛け、劇団が「うるせー馬鹿野郎!」と反発する。
TVやラジオで繰り広げられるこのやりとりを面白く見ているのだが、この太田の発言はいいのか?
人の容姿や病気や身体的特徴、出身地などをバカにする行為は絶対にいけない。と思っている。
ではなぜ、太田と劇団のやりとりを面白く感じるのか?
それは、太田が大沢あかねをブスと言ったことではなく、それに対しての劇団の反応が面白いのだと思う。
芸人の「ボケ」は間違ったことを言う役割。それに対してつっこむから笑いになる。
すごく、危険で不安定な役割だ。
ボケの間違った発言に対して「反発する」という反応があるから笑いになっている。と思う。
今回のウィル・スミスの件で、武井壮が「俺がウィル・スミスの立場だったら、その場で抗議する。」と言っていた。
私もそれを聞いて、なるほど「抗議する」がベストな選択だと思った。
それでもちろん笑いにはならないけれど。
日常生活でも人から攻撃的なことや嫌な事を言われたら、受け入れたり萎縮するのではなく、「反発する」「抗議する」というのが自分や自分の大切な人を守るための行動だと思った。
ストレスにならないために。
笑いといじめに対しては自分の永遠のテーマかもしれない。と思っている。
いくらボケであってもジョークであっても言ってはいけないことはある。
ブスはいいのか?
いけないと思う。
自分でも矛盾しているのはわかっている。