適量論

ハムは薄く切って食うと美味い。
中学生の頃の私が発見したトリビアだ。

部活で疲れて帰ってきて冷蔵庫の中の
ラップに包まれたハムの塊を
ガブリとそのままかぶりついた時
美味くなかった。何だろう。
脂身がなんか嫌だった。

その後、ためしてガッテンで。
かまぼこは11ミリで切ると美味い。
とやっていて。
食べ物には最適な切り方やサイズが
あるのだと知った。

だって食材の切り方は。
角切り、短冊切り、みじん切り。
色々あるもんね。
達人たちがベストなものを
見つけて教えてくれているのだ。


チーズタルトを
ホールで買っていて冷凍していた。
昨夜、大きめにカットし冷蔵庫へ。
朝、食べるのを楽しみにしていた。

大きすぎた。最適解を誤った。
美味しいのだけれど。飽きが来る。
このチーズタルトの幸せな量でない。
もっと細く切って少しの量が優雅。


ハーゲンダッツは
あのサイズが良いのだろう。
ラーメン二郎は
あのボリュームだから良いのだろう。


富や幸福には適量はあるのか?

い〜や。どんなまとめ方だ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?