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・友の絵のエロス全開の春しめじ 姫


忙しい1日だった。
午前中は近所のじじばばの学習会。
午後は友人の銅版画のグループ展鑑賞。
その後、彼女とちょっと一杯。

かかりつけ薬剤師の大学教官が講師の、シニアのサバイバル術を聴いた。
彼女には年中、健康相談に乗って貰っている。
どんなにお世話になったことか。

運動、食事、会話が、生き残りのための3大ポイントという。
有意義な話で、質疑応答もたっぷり。
さすが先生、と納得した次第だ。


ランチは、丸栄ギャラリアの沖縄料理店。
石垣島の産物が素材だ。
八重山そばと餃子を注文。
まあまあかな?
パッションフルーツの生ジュースは合格!


近くのギャラリーへ。
友人は昼宴会なので、のんびり待つ。

高校時代の仲間だが、変わらず仲良くしている。
名古屋有数のファッションデザイナーだった。
絵画や工芸が得意で、個展やグループ展の際には、駆けつけた。

夫さんはホテルマンで、私たちの結婚式は彼にお世話になった。
ウェディングドレスも、彼女が自分用にデザインしたものを借りた。

今回の彼女の作品は、しめじの城か。
妙に色っぽい。

ずっと野菜シリーズを手がけているが、私にはすべてがエロスそのものだ。

彼女はその意図はない、と嫌がるが。
根気のいる大変な手仕事だ。

やっと彼女が現れた。
ひとしきり説明してくれた後、ワインブレーク。

昔デートしたカフェが健在だった。
洒落たおつまみとキャンティで話が弾む。家族や友人の話だけで、目一杯だった。

そういえば、夫さんは90代だが、赤いボルボのスポーツカーに毎日乗っているそう。
車マニアだから、運転は得意だけど。

夫も免許証返納して以来、少し弱った。
しかし、それでよかった、と思っている。

媼翁のサバイバル講座木瓜の花 

赤のボルボ放さぬ卒寿春の闇

花ミモザ昭和のカフェの昼ワイン 

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