絶カメ
初めまして、カメックス使いのUUUと申します。
JCSが終了し、2019シーズンが終わったので、
ここで1度自分考え方をまとめ、整理していこうと思った次第です。
特に大きな大会でわかりやすい結果を残した訳ではなく(なんなら今回のJCSに関しては参加できていない…)、せいぜいジムで優勝くらいの結果しか出していないのですが、同じカメックス使いの方々の参考になったりしたら嬉しいですね。
また、有料設定になってますが投げ銭方式となっており、最後まで全部無料で読むことができます。
1.カメックス愛
初めて手にしたポケモンのソフトは”青版”でした。
相棒にゼニガメを選び、旅を続けて共に進化し、ずっと一緒に戦ってきたポケモンがカメックス。
程なくしてポケモンカードが発売(旧裏)
こちらも当然カメックスのデッキを組んで楽しんでおりました。
発売から数年でポケモンは社会現象となり、コロコロ主催、ポケモンのイベントが幕張メッセの大きいホールで開催されるほどとなりました。
当時はネット環境もなく、コロコロに載っていた情報をたよりにポケカの対戦ブースがあることを知り、ワクワクしながらカメックスデッキを握って会場に向かったのを覚えています。
ところが、カードブースのスタッフに冷たくあしらわれ、当時小学生だった僕はそれに対してショックを受けて、悲しい気持ちで対戦もせずに帰ったのでした。
それから20年、大人になり、たまたま誘われて始めたポケカでカメックスが登場。
大会も幕張メッセで開催。
これは小学生の頃のリベンジをしろと、天のお告げ的なものを受けた気がして20年ぶりにカメックスデッキを握って千葉を目指すこと決意したのでした…
2.環境予想
よくtierという書き方をされますが、大会においては立ち回り次第で全てのデッキタイプと5分
の戦いができないと意味がないという考えなので、層で分けず、JCSで当たる可能性がありそうなデッキタイプを羅列してみることにします。
レシリザ
ウルネク
ガブギラ
ルガゾロ
ブラッキーダークライマニューラ
ミュウミュウ(リザードン)
ミュウミュウ(オンバーン、ラティアスなどで妨害系)
ミュウミュウ(カメックス、キングドラの水バレット)
グレイシアメノコ
マタドガス
パンプジン
ニダンギル
ピカゼク
ジラサン
超バレット
水バレット三鳥
フーパブラッキー
…あたりを想像しておりました
レシリザは依然多く、それによって草タイプを全面に押し出してくるデッキはほぼいないという考えでした。
環境を読んでデッキを決めているわけではないのですが、炎が多く、弱点が少ないのは多少追い風になるのでは?と考えておりました。
3.構築解説
絶対2ターンでカメックスを立てる。
通称”絶カメ”
こういった内容となっております。
特別珍しいカードはないですが、エネスピ、ワンラビあたりは少し珍しいのかな?
以下解説です
●ゼニガメ
HPが低いけど逃げエネ0になる可能性のあるこうらフロートゼニガメとHP70のゼニガメを2枚ずつ採用、マタドガスやジュゴンなどを考えると全部HP50にするのは怖いが、特性が優秀なのでこの配分
●カメックス
この子がいないと始まらない、2枚サイド落ちたらどうするんですか?って聞かれるのですが、愛があれば落ちない
パワースコールのヒット率をあげる道筋を考えるのがこのデッキの基本
●カメックスGX
メインアタッカー、高火力、高耐久、かっこいいしかわいい。
●アローラロコン(ケオケオ)
みちしるべが優秀、せせらぎで呼べて、事故の解決や進化先をもってきたり、相手のリセット手段を削りたいときにわざとみちしるべをすることも。
アローラの老人はケオケオと呼ぶらしく、僕も愛を込めてケオケオと呼ぶこととする。
●アローラキュウコン
ふしぎなみちびきが強すぎる、基本的にはアメをサーチするが、場面に応じて臨機応変に持って来るカードを選べる
カメックスとアロキュウを組み合わせるデッキはそう珍しくないですが、”アロキュウは特性を使うだけ”というパターンが多いです。僕のデッキのアロキュウは場合によっては戦ってもらいます。
●ケルディオ
むじんはつでんしょ を入れているデッキが多い環境とはいえ、あると安心なので1枚採用
1ターンでも相手を遅らせてくれたらラッキーですし、ルガゾロなどには後出しすると積ませるパターンもあります。
●カプ・テテフGX
ワンダータッチに尽きる。
●ミュウ&ミュウツーGX
カメックスが1体しか立たない時はこちらで解決できたり、カメックスGXが倒されたあとのリカバリーとして使ったりする。ケルディオと同じく特性を消しに行くカードが多く採用されている環境なので過信は禁物。
●ハイパーボール
なんでもサーチできるが基本的にはカメックス用、トラッシュする2枚は水エネだと好ましい。
●ネストボール
1ターン目にゼニガメ、ケオケオを2体ずつ並べたいので本当は4枚入れたいところ。
●プレシャスボール
ふしぎなみちびきで、いまままではハイボ、アメを持ってきてカメックスGXを立てていたのが、プレボ、アメを持ってきてコストなしでサーチできるようになったのが嬉しい。
●ふしぎなアメ
これがないと始まらない。4枚。
●エネルギーリサイクル
中盤以降落としておいた水エネを一気にデッキに戻してパワースコールのヒット率をあげる。
これがあるので5枚までは気にせずエネ払って逃げたりできる。
●ポケモンいれかえ
全体的に逃げエネが重いので、これがあるのとないのでは大きく変わってくる。
●レスキュータンカ
タネ狩りを敢行するようなデッキに対して絶対必要なカード。
●フィールドブロワー
”普通に回ってるのに相手の何かしらのカードで詰む”というのが嫌なので採用。
あまりなさそうとはいえ、このデッキは”フェアリーチャーム特性”で止まってしまうからである。
●リセットスタンプ
使いどころは多いが、特に非GXのデッキとのサイドレースにかつには絶対必要。
●エネルギースピナー
アロキュウが戦った方がいい場面でフェアリーエネを持ってくる用。
●ポケギア3.0
初手リーリエをしたいが、4枚採用して、逆に手札にリーリエがたまるのを嫌って1枚をこちらに入れ替えました。
みちびきから事故解決や、グズマにつなげられるのも優秀。(確実ではないが)
●まんたんのくすり
カメックスGXがワンパンされることはあんまりないので、なるべく長くバトル場にいてもらうために使う。
エネがワザで山に戻るので、リスクなしで使えるのも良い。
●こだわりハチマキ
270を見なければいけないことが多いのですが、水エネさえたくさんパワースコールできれば青天井なので1枚だけ採用
ロケットスプラッシュ 水エネ4+30 =270
かくごのつるぎ 相手のベンチ5体+30 =280
はくぎんのかぜ 70×弱点2倍+30 =200 (ウルネク等)
先に貼ると弱いのでなるべく手札に隠しましょう。
●せせらぎの丘
ルガゾロが多いこと、スタジアム多投型が多いこと。
以上を考慮して、ネストボール感覚で使う。
●ワンダーラビリンス
パワースコールでエネを過剰につけられるので相性がいい。
非GXは2個玉起動、3エネで高火力 の2パターンが多いので、中盤〜後半にリセットスタンプと合わせて使えると相手を止められる可能性が高いです。
●リーリエ
初手で使いたいが、なせか4枚採用すると、やたら手札にくるので3枚。
●グズマ
こちらも枠があれば3枚は入れたいが、2枚。
●アンズ
カメックス界最強のドローソース。ノーリスクで上から4枚を見れること、相手に情報を与えずに2枚ドローできる点と、なにより強いのは水エネを山札に残しておけること。
●エリカのおもてなし
最近はベンチにポケモンを並べるデッキが多く、ドロー枚数も平均4以上を期待しやすいので採用。
●マサキの解析
アロキュウが立てられない時のアメサーチ手段。
中盤以降は山圧縮に
●エネルギー
水はできればもう1枚入れたいところ。
4.不採用、採用見送りしたカード
もしこの記事を参考にデッキつくってみようって方がいましたら下記のカードの採用も考えて見てくださいね
●アローラベトベトン ライン
アローラベトベター1、アローラベトベトン1、メタモン♢1
の3枚セットで入れるかはかなり迷いました、現環境最強のメタだと思っているのですが枠の関係で見送り。
●フリーザーGX
GXワザと特性が強力で、逃げエネ重いこのデッキの解決になったり、不用意にエネをたくさん貼ったピカゼク、レシリザを台無しにすることができます。
ケルディオと悩んだ挙句、事故で初手に来てしまった場合ケルディオの方がワンチャンあるかな
と思って不採用。
●カプレヒレGX
フリーザーと同じくGXワザで妨害するのが狙いでした。ワザがカメックスと噛み合わないのと、立ってるだけで妨害できるケルディオの方が取り回しがきくので不採用。
●タイマーボール
ただでさえパワースコールで上振れ下振れが起きるのに、さらにギャンブル性を高めるのは嫌だったので不採用。
●マーシャドー(リセットホール)
無人や各種♢スタジアムの解決札、ケルディオ、ミュウミュウを生かすために、どこかと入れ替えたほうがいい気もする。
●たいあたりZ
かなり悩んだ挙句、意外と決まらないので不採用
●グレイシアGX ライン
好きだから入れたかったし、なんなら今回の環境ではかなり刺さるのでは?
ごちゃごちゃしちゃうので不採用。
●ジラーチ
カメックス使う方で入れてる人は多いと思いますし、結構相性いいです。
アメサーチにリセット札の解決手段にもなりえますしね。
入れてないのは僕の好みの問題です。
5.環境デッキに対しての立ち回り
基本の理想立ち回りとして…
1ターン目(先攻の場合)
・前にゼニガメ、後ろにゼニガメ1~2,ケオケオ1~2を並べる
・リーリエでなるべく山圧縮
1ターン目(後攻の場合)
・前にケオケオ、後ろにゼニガメ1~2,ケオケオ1を並べる
・リーリエでなるべく山圧縮
・みちしるべでアロキュウ、カメックス、カメックスGXの中の引けなかったポケモンをもってくる
2ターン目
・アロキュウでアメかボールをサーチ→進化
で、絶対2ターンでカメックスとカメックスGXを立ててください。
愛があれば立ちます。
以下、環境に多そうなデッキタイプ相手に対しての立ち回りを数種類ピックアップして書いていきます。
●レシリザ
相性有利。相手が先攻カキをした場合は落ち着いてたねをたくさん並べて、ケオケオのみちしるべで盤面を整えましょう。先攻カキまでしたのにフレアドライブの対象が非GX種しかいないのは旨味が少ないはずです。
●ウルネク
イカ狩りができれば最高ですが、グズマが少ないのでそんなにうまくは決まらないです。
ウルネクに対して
アロキュウ進化
→エネルギースピナー、ハチマキ持ってくる
→フェアリーエネ持ってくる
→フェアリーエネ手張り、水エネをパワースコールでつける
→はくぎんのかぜ (70+30)×弱点2倍=200
で、ウルネクを通常ワザで、ハチマキが落ちていてもサブリメイションできるので有効活用してください
●ガブギラ
相手がゼニガメに直撃弾をして来た場合は不用意に進化しないこと。アメを使ってから倒される方が圧倒的に良くないからです。
ケルディオで遅らせることができそうならケルディオ。
かくごのつるぎ 相手のベンチ5体+30 =280
がみれるので、先出しなら相手のベンチにだすポケモンの数にプレッシャーを、後出しなら不意のワンパンも狙えます。
●ルガゾロ
相手がGXで埋めて来たらケルディオで詰ませます。
ペルシアン→イワンコ→ゾロアーク が倒す優先順次になります。
カメックスをワンパンできる方法がルガルガンのデズローグ+ハチマキしかないので、ベンチの数に気をつけつつ、まんたんのくすりを切らないようにしましょう。
中盤以降のワンラビで遅らせることもできます。
●ミュウミュウ(オンバーン、ラティアスなどで妨害系)
このデッキ最大の敵はグッズロックです。
グッズロックをしている最中はこちらの手札が溜まっていき、グッズロックさえ抜けられれば逆転が可能だと思っているので、ケオケオで山圧縮、相手はトキワの森を貼ることが多いので、カメックスGXを落としてミュウミュウを出し、エネを手張り
こうした動きを序盤で行い、ミュウミュウ対決に持ち込むか、相手がミュウミュウをグズマしてきたら、グッズロックが解けた隙にまとめて進化させましょう。
●マタドガス、パンプジン、ニダンギル などの非GX
注目すべきは相手がワザを使うのに2個玉起動するところです。
中盤以降に貼るワンラビ、満タンのくすり、リセットスタンプ、ブロワーを駆使してサイドレースを遅らせていきましょう。
●ジラサン
展開勝負となります。1〜2体ゼニガメとケオケオが狩られてしまう分にはあまり怖くないです。
カプ・コケコのカプサンダーがメックスGXをワンパンされる可能性のあるワザなので、パワースコールで水エネがたくさんヒットしたとしても貼る枚数は注意です。
また、くさタイプのカミツルギのダイキリも怖いので、相手のサイドが4枚のタイミングでワンラビを貼れると回避できるかもしれません。
6.最後に
いかがでしたでしょうか?
「あれ?カメックス意外とよくね?」とか、
「このカードがないのはありえん」とか
「相手が〇〇だったらどうするの?」みたいな質問でも
気軽にtwitterなんかで意見もらえたら嬉しいです
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カメックス握ってから戦績とバトルの反省記録をつけたりして、全力でJCSに向けて練りこんで来ましたが結局出られなかったというオチ…
次シーズン頑張ります!
special thanks…
カメックスの甲羅のみなさん、かつた軍団、三千里薬品
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