なぜギャラドスがシティリーグベスト4になったのか
初めまして、水ポケモンに異常な執着を見せる男UUUです
今回は11/14シティリーグ アディショナルシーズン2にてベスト4になったギャラドスVデッキが完成するまでの思考プロセスをまとめたものになります
環境も変わり、同じ様なデッキ作っても強くないとは思いますが、今後も活用できる要素もあるかとは思うので備忘録として残しておくこととします
また、今回の文章は投げ銭方式となっており、最後まで全部無料で読むことができます。お金に余裕があって、納得した方は180円(ファミチキ代)を置いてってもらえると嬉しいです。
さてみなさんは"ポケモンスタジアム64"というゲームをご存知でしょうか?
今では考えられないかもしれないですが、自分の育てたポケモンがTVの大きな画面で、しかも3Dでバトルをするという当時の少年に大きな感動を与えてくれたゲームでした
そのソフトのレギュレーションとして、使えるポケモンは40種類と決まっており、中でもよく使っていたポケモンで組まれているので今回のデッキを
ポケモンスタジアム64
と呼ぶことにしました
デッキの選択理由
今回のこのデッキの選択理由は、レギュレーション変更最終日のデッキ構築がに詰まり切った環境のウィークポイントを突けるカードが綺麗に採用できるデッキであったからです
マッチする可能性が高いと予想した仮想敵と、その弱点についてお話ししましょう
仮想敵
ミュウ、ジュラルドン、白馬、連撃ウーラオス、クワガノン、インテレオンで回す系(エンテイ、スイクン)、3神系統を想定しておりました
クワガノンは圧倒的に不利を取るのですが、
ハイパーボール解禁以降スピード感の増したミュウに対して前より有利が取れなくなった
上手いクワガノン使いはもうとっくにシティ参戦終えてる
という雑な読みで切り捨てました
仮想敵の弱点
続いて以下の表が環境にいるデッキのウィークポイント一覧になります
雪道、サンダースのどちらかが通せると環境の多くのデッキが停止することがわかります。
アタッカーの選定
頂への雪道、サンダース、エネ割り
以上のカードとケンカせず、アタッカーとして採用することになったのがそう、ギャラドス君です
はかいこうせんの確定エネ割り、メモリーカプセルを共有できて雪道とサンダースの影響を受けない
びっくりするほど綺麗にピースがハマっていきました
サンダースを採用する以上、ユキメノコ、モスノウでのエネ加速が出来ないので、妨害をしながら手張りとメロンで育てていくプランを通す方法を考えました
参考にしたのはカビゴンジュラルドンです
倒されたところで影響の出ないカビゴンを前に立てて、グッズで盤面構築、妨害を行い、ワザの権利を使わないので特性でドロー
ハイパーボールの登場も影響が大きく、食いだめ力を上げたり、メロンを使うためにエネルギーを意図的にトラッシュするのに役立ちました
デッキレシピ
こちらが草案でした
シティ前日の全く対人練習ができない中でのデッキ作成だったので私が所属しているチームバチンキー(環境デッキをほぼ握らずメタデッキを考えることに快感を覚えるやばい集団)のみんなに知恵を借りてブラッシュアップしていきました
集合知大事。
草案
●ボールを増やして初手カビゴンの確率を上げる
●扇採用して妨害力を上げる
●サポートが多すぎるので枠を妨害枠に変更
これらの意見をもとに実際に完成してレシピがこちらになります
特定のデッキへの殺意がムンムンですね
相手の手札には干渉したいのでマリィ4にスタンプも2枚採用ですね
キーカードの説明
ギャラドスV
”いきりたつ”はあからさまにメモリーカプセルで使ってね!みたいな性能してる
どうしてもという場合以外はメモリーカプセルは隠しておき、技を使う時だけ貼れると強いです
基本的に”はかいこうせん”で戦っていきます
エネ要求多いですが、相手がテンポロスしきって、HP330のノーリスク240のポケモンに育てあげられたらそれはそれで強いです
カビゴン
新カードが出るたびにシナジーを考えてしまうカード
今回はハイパーボールというくいだめ力が上がるカードが登場してしまいましたね
序盤はカビゴンを盾にハンマーなどで妨害してゆっくりギャラドスを育ててください
サンダース
環境に蔓延るうらこうさく、巻き添えでオクタン、新環境だとネオラントVにマナフィも止まります
新環境でも頭の隅に置いておきたいカードですね
ハイパーボール
カビゴンのくいだめ力を上げる、水エネルギーをトラッシュに能動的に送るために使います、このデッキの構成だとしんかのおこうよりこちらの方がシナジーが多く強いです
クラッシュハンマー
コイントスが必要なカードが最近よく話題になってますが、他のドローソースや相手の立ち回り方など、常に勝負に確定要素なんてほぼないので理論値50%で強い効果を得られて、もし外しても全然問題ないのであれば入れ得だと思います
ツールスクラッパー
こちらは唯一サンダースの抜け道になり得るツールジャマーを警戒しての採用になります
ワンチャンふうせん割ってボスで縛ってゆっくり準備みたいな使い方ができる日が来るかもしれません
アスナ
混沌のうねりを剥がす、フュージョンエネルギーを剥がす
それをタイミングが良ければどちらもできるなんて強すぎる…
ポケモンの特性でドローしていくデッキタイプであれば今後も採用していける可能性ありありだと思います
頂への雪道
ゲノセクト、デデンネ、クロバット、まてんろう、めいかいのとびら、巻き添えでしゅんそくが 止まります
とにかくこれを貼り続けるだけでもかなり強いです
対ミュウにおいては、霧の水晶をこれを剥がすためのマーシャドーを持ってくるために切らせて無駄使いさせる動きが実は強いです
環境デッキへの立ち回り
ミュウVMAX
テンプレ型だとフュージョンエネルギー4枚、ウィークガード2枚、超2枚という採用枚数が多く、フュージョンエネを4枚ハンマーとはかいこうせんで壊せば技が打てなくなります
メタルソーサー型も優先順位は特殊エネの破壊で、ソーサーを使いきった後、3エネ貼ったゲノセクトを対面で倒せればエネルギーは止まります
ジュラルドン
型にもよりますが、エネ割合戦になるのかなと
中打点で殴ってきたらいきりたつでカウンターワンパンなので、相手の回復札は腐ることになります
連撃ウーラオス・インテレオンエンジン系
とにかく全力でメモリーカプセルサンダースを用意します
ツールジャマーやスクラッパーにすぐ対応できるようにこちらもスクラッパーをキープしておく、メモリーカプセルを捨てないなどで”じんらいのめざめ”を絶対に発動できるようにしておきましょう
最後に
いかがだったでしょうか?
他の採用検討札や、当日のマッチング、ポケモンスタジアム64の思い出話など、書きたい話が結構あったのですが、疲れたのでやめました
希望があればどんどん追記していきたいなとは思います
ご意見要望文句はTwitterにてお待ちしております
それでは良きポケカライフを!!
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