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ANA国際特典航空券で複数旅程発券
1回の特典航空券で2つの旅程を発券したときの解説をします。
特典航空券の発券条件は乗り継ぎ回数などのルールが複雑なのですが、今回自分が利用した旅程に関係する部分のみ触れます。
旅程は以下のとおり。
![](https://assets.st-note.com/img/1704120676304-r3uJk9BhFV.png?width=1200)
ヨーロッパ往復+ベトナム往復の旅程です。
費用は、77,500マイル、¥105,560です。
往路:エコノミーでハイシーズン
復路:ビジネスでレギュラーシーズン
1/5の関空着までがヨーロッパ旅。
1/19の成田初からがベトナム旅。
2つの旅程は2週間くらい離れていますが、これは日本で「ストップオーバー」をしている扱いになります。
24時間以内に次の便に乗るのが「乗り継ぎ」
24時間以上あるのが「ストップオーバー」
ストップオーバーは全旅程で1回だけです。
(往路と復路の間は「滞在」なのでこれとは別です。)
ストップオーバーは同一国内なら空港が違っても大丈夫です。
しかし、旅程の開始と終了地点を経由してわいけないという条件を回避する必要があります。
上記の旅程の場合、最後のフライトが岩国着なので、ストップオーバーは関空と成田にしています。
例えば、1/5にヨーロッパから羽田に帰ってきて、羽田→岩国を旅程に含めたり、1/19に成田に行くために岩国→羽田と飛ぶのはNGです。(ここを別途自費で取ればOKですが)
今回のように2旅程をとる場合、旅程1と旅程2でどちらも日本に帰ってくることになるので、少し考慮が必要です。
最後のポイントは、ベトナムでの滞在時間を24時間以内にしないといけないことです。
ベトナムでの滞在は「乗り継ぎ」扱いにしないといけません。
日本ですでにストップオーバーをしているためです。
観光をするのなら、24時間で可能な限り堪能したいところですが、なかなか都合が良い便はありません。乗ってきた便は現地に到着して数時間後に折り返してしまいますし。
今回は色々調べた結果、ホーチミンに行くと23時間を確保できることがわかりました。
夜中に現地に着くので、その後ホテルに泊まり、次の日朝から活動して深夜便で帰ることができます。時間帯も申し分ありません。
ANAはホーチミンに1日2便飛んでいるので、うまく時間が噛み合ったのだと思います。
また、旅程2はアメリカでもヨーロッパでもいいので、ビジネスクラスであれば、行って帰ってくるだけでも楽しめそうです。
以上が今回の工夫ポイントです。単純にどこかに往復するだけどだと2フライトで終わりですが、せっかく8フライトまで同じマイル数なわけなので最大限利用したいところです。
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