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20220723 BELLATOR283 試合後インタビュー(日本語訳まとめ)

スコット・コーカー代表

Q: ウスマン・ヌルマゴメドフがタイトルマッチを希望していましたが。
A:  通常はベラトールの関係者と話し合い選手チームと話し合う形で対戦をきめるが、確実に今回の試合でその候補となり得ると思う。ただ、タイミングも問題なのでピットブルの怪我の状況を相談しつつ進めなければいけないのと、今日ライト級でもう一名のKILLERを皆目の当たりにしただろう。彼の名前も確実に対戦を組む中で入れていかなければならない。

Q: ジャクソンのパフォーマンスをどう見られましたか?
A: 彼は彼のしなければいけないことをやっただけだと思う。エンターテイニングだったかと聞かれれば、そうではなかったと思うが、ダウンを獲らなければいけない時にダウンを獲りにいっていた。打撃をしたかったのではないのだろう。それがリマとの戦いだったのではないだろうか。今回リマはテイクダウンを獲られることを止められなかった。(リマが4連敗となる事について)これは彼本人に聞かなければいけない。この先どうしてくかは彼が決める事ではないかな。

Q: アモソフの現状はいかがでしょうか。いつ試合に戻ってきますか?
A: USに来れるようビザの手配を彼と進めている。彼の家族と一緒に。現在はドイツで書類を待ちながら準備を進めているのではないかと思う。年内にはケージで迎えられるといいと考えている。

Q: ムサエフのKO劇は素晴らしかったですが、あの試合をどうご覧になられましたか?
A: 3年前彼が日本でピットブルを倒した試合を見ていたので、彼の強さは知っていた。当時RIZINトーナメントのチャンピオンになった。その後、彼がフリーエージェントになった時にベラトールに来たいと聞いたのですぐサインをしたんだ。彼の威力は凄かっただろう?ただ、彼の本当の凄さは試合時間があまりに短かったので一部しか見れていないかもしれないが、とても優れた選手だと思う。彼の試合をこれまで何度も見たが、ベラトールの155lbsの階級を見ると、かなりパワフルで強く充実している。これからどうなるかが楽しみだ。

その他回答まとめ:

  • ウスマンは今後もう少し試合数を重ねていってもっと知られていけば、彼自身のファンベースが作られ自分自身がスター選手になれるのではないか。ベラトールで素晴らしいパフォーマンスをしてくれるだろう。

  • 年内はあと7試合を予定している(公開していないものも含め)

  • ダルトン・ロスタには感心した。少しずつ試合の強度を上げて今後どうなるかを見ていきたい。

  • 今回のプレリムカードを見ても、ベラトールは選手を育て上げるのはどこよりも長けていると自信を持っている。

  • 今は5-6の大きいジムが8-9割くらいのトップ選手を抱えていると思う。ATTは設備もかなり整っていて宿泊施設もある。私は堀口恭司にもそこで出会った。彼はATTの寮に1年くらい住んでいたと思う。


ジェイソン・ジャクソン

今日はやらなければいけない事をやった。試合なので何が起こるかが分からないのでリスクをとらず相手に勝てるようにしただけだ。

前回の試合から間隔が空いたので、自分はできる、自分はここ(ケージ)を知っているだろう、と自分に言い聞かせた。結構落ち着いていた。経験はあるから。

今日の試合は短い試合が多かった(フィニッシュ率が高く)ので観客はかなり楽しんでいたと思う。なので5ラウンドをフルに戦うには長く感じたかもしれないし、観客はフェイバリットな選手がやられているのを見るのは好きじゃない。今日はリマがフェイバリットだった。彼はMVPも倒した事もあるし、ここには彼のファンが多いから。自分がどういう戦いを見せても観客は皆リマ側についただろう。

トフィック・ムサエフ

これまでのインタビューでも言っていた通り、今日は予定通りだった。KOで勝つ事は予定通り。対戦相手をリスペクトしますし、この機会に感謝します。

トレーニングキャンプに早めに戻って準備ができ次第次の試合について話し合いたい。自分の祖国アゼルバイジャンでピットブルと対戦できると嬉しい。

ウスマンとはいい関係だしファイターとしてもリスペクトしている。ただ、彼は今戦いたい選手のプランには載っていない。とにかく今はピットブルと戦う事しか考えていないし、ベラトールが彼との戦いをアゼルバイジャンで開催してくれたら最高だ。
ピットブルはSNSでも私との再戦を望んでいた。だから、やるだけだ。

サンフォードMMAにはとても感謝している。マネージャーと話して問題がなければ彼らと契約したいと思っている。

キャンプのトレーニングでは毎回自分の技術の向上が見れるし、毎回終わるたびにいい気分になる。そして試合毎に経験を積んでいくんだ。なので次の試合もかなりいい試合になると思っている。

ウスマン・ヌルマゴメドフ

自分は将来の事をあまり決めたりせずに、なるようになるものだと思っているので3ラウンド戦う準備はしていた。ただ、フィニッシュはフィニッシュなので。常に自分もフィニッシュをしようとは考えていて、それを今夜見せる事ができてよかった。感謝している。
自分の腕をロックしてチョークした時は相手は絶対に抜けられないと思ったので、タップが見れて嬉しかった。

怪我もしていないので、もしベラトールが来週試合をしろって言われても喜んで受けるよ。
ピットブルとの試合は、実はこれまであまり見ていないが。彼との対戦が組まれたら自分とチームとで全ての試合を見返し戦略を練る。10月にも大会があると聞いているので10月にその試合が組まれるといいと思う。自分らしく戦う。

最近ようやくTOP15の選手の試合を見るようになった。ただ分析などまではしていない。
AJマッキーがチャンピオンになった大会の彼の試合は見た。もしAJマッキーが155Lbsに上げてくると言うのであれば。この階級はジャングルだと伝えたい。この階級に上がって自分と対戦したいと言うならいつでもウェルカムだ。この階級は優れた選手が多いから、AJマッキーが成功をするのは難しいだろう。だが対戦が組まれたら、問題ないよ。いつでも準備はできている。

ハビブとはまだ試合が終わってからゆっくり話す時間を持てていないが。まずは、おめでとうと言われハグをした。ホテルに戻ったらシャワーを浴びて父に電話をしたい。

どんな選手も皆、自分の中に疑問を持っていると思う。どんなに自信があっても私も自分に疑問をもつ事がある。ただ準備は最大限にする。神に機会を与えられた事、勝利に感謝をする。毎回真剣に向き合うが、自分は自分がやるべき事をやり、神の判断に任せる。今夜の勝利はとても嬉しく思うし、これからも前に進んでいきたい。

ハビブが殿堂入りをした時のスピーチをを聞いた後すぐに走りに行ったんだ。モチベーションが上がった。ハビブはハビブのお父さんと長い期間道を切り開いてくれてきた。残念ながら彼のお父さんはもういないけれど、その道を辿っていきたい。ハビブは自分達だけでなくすべてのアスリートに尊敬されているし、彼のお父さんは亡くなったけどレガシーは生きている。

Q: AKではゲームでFIFAをプレーしてる選手がいっぱいいるが、誰が一番うまいか?
A: 自分。いや、本当に兄に聞いてくれてもいい。笑。FIFAは本当に自分が一番強い。

チームとコーチに感謝しています。もう今は亡きコーチの、彼の信念や彼が計画してくれている私の将来のプランはしっかりと自分に根付いている。本当に感謝している。彼がもういないのは寂しいが、彼のレガシーは私たちの中で生きているし、彼のチームの一員になれた事を本当に感謝している。

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