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【MC-707】ドラムトラックのパッド別ミュートについて(追記:2022/07/21)

※追記・編集2022/07/21:ミュートの一括解除方法について etc..

1.パッド別ミュートの方法

MC-707のドラムキットで、任意のパッドをミュート(音を出なくする)する方法は2通り。

(1) MUTEボタン + ミュートしたいパッド
(2)トラックSELボタン + ミュートしたいパッド

どちらもパッド単体でミュートできる点は同じですが、ミュートの仕様が若干異なります。
どちらを使う方がいいのか?
結論から言うと・・演奏の一環としてミュートを使う場合は(1)のMUTEボタンを使う方が良いかなと思っています。

2.2種類のパッドミュートの違い

(1) MUTEボタンの場合

1.ミュートの有効範囲はそのクリップ内のみ
別のクリップに移動した場合、ミュート状態は引き継がれません。
クリップ移動した場合、そのパッドはミュートされていません。また、元のクリップに戻った場合は、元のクリップでのミュートは有効のままです。

2.パッドミュートの一括解除ができる
MUTEボタンでミュートした場合は、「CLEAR + MUTE」でミュートの一括解除ができます。
パートの抜き差しで変化をつけたりする場合、一括で復帰できると便利ですよね。
※一括解除は「MUTEモード以外」にいる場合に有効です。MUTEモードで「CLEAR+MUTE」押すと、トラックミュートの解除になるため。

(2) トラックSELボタンの場合

1.全クリップ共通でミュートされる
他のクリップに移動した場合も、そのパッドはミュートされたまま。
こちらは、例えばそのパッドの音色は基本使わない(けど取っておきたい)みたいな場合に使うとよいのかな?
こちらの方法だと一括解除する方法は無さそうです。

ミュート解除の仕様

解除する際は、発動時と同じボタンで解除する必要があります。
例:SELでミュートしたら、SELで解除。
つまり、同じパッドミュートでも、状態としては別々の扱いになります。
なので、両方発動することも可能です。(その場合は両方解除が必要)

サンプル動画

一連の操作を動画に撮ってTwitterにアップしました。
動画内では、
まず(1)、次に(2)の方法で、キックが鳴ってるパッドをミュートしています。
どちらも、ミュートしてからクリップ移動してみてます。
わかりにくいかもしれませんが、(1)の方ではクリップが切り替わったと同時にキックが鳴ります。(2)の方はミュートされたままです。

まだ使い込んでみないと分かりませんが、最初に書いたように、演奏の一環としてミュートする場合は、MUTEボタンでミュートするようにしておく方が自分は良いかなと思いました。
なかなか頭が追いつかないですけどね(^^;)

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