マガジンのカバー画像

UNERIノート

19
UNERIの組織・概要・思想についてまとめていきます。
運営しているクリエイター

記事一覧

【UNERIの働き方②】学業と仕事の両立は可能?アメリカ留学中の現役大学生メンバーの声 

 株式会社UNERIでは、事業拡大に伴う採用を定期的に行っています。募集をご覧になってくださった方の中には、「学生でも応募できるの?学業との両立はできるのか?」「そもそもUNERIはどんな会社で、どんな仕事をするのか?」と不安に思う方もいるかもしれません。  そこで今回は、弊社の業務内容や大学生メンバーの働き方、インターンでどんな経験や学びがあったのかをお伝えしていければ、とインターン生の声をお届けします。今回、お話を聞かせてくれたのは、留学先のアメリカからUNERIに入社

【UNERIの働き方】フルリモート・フルフレックスって実際どうなの?海外在住・子育て中メンバーの声

 「誰もが自分の道を歩める社会」を目指し、社会起業家・イノベーターの潜在的可能性を最大化する為の多様な事業を推進している、株式会社UNERI。今回は、弊社の多様な働き方を知っていただきたく、「子育て」というキーワードに着目しながら、UNERIでの実際の働き方について子育てママ社員がご紹介します。  こんにちは。株式会社UNERIでバックオフィスやコンテンツ編集業務を担当しています、上前万由子と申します。 場所や時間に縛られない、フルリモート!フルフレックス!子育てに優しい

#04 フランスの社会起業家3選-現地の声からみる起業家の潮流-

 「フランスにおける社会起業家の現在地を探る」ことを目的に始まった本連載。これまで3つの記事を通して、フランスにおける社会起業家の現在地を探ってきた。  最終回となる今回は、エコシステムの中核である「社会起業家」の具体例を取り上げる。  前半部では、フランスの社会起業家を取り巻く環境がどのように評価されているのか。また、後半部ではフランス現地の声を元に、3人の社会起業家の特徴や事業内容を紹介する。 【連載記事一覧】 第1回:フランスにおける社会起業家の背景を紐解く-「ス

#03 フランス社会起業家エコシステム舞台裏 -4つのステークホルダーの観点から-

 フランスの社会起業家の現在地を探る全4回の連載。前回の記事では、フランスのスタートアップエコシステムにおいて重要な役割を果たすStation Fに焦点を当て、ガイドや過去StationFに入居していた起業家へのインタビューを通して、Station Fのエコシステム上の設計に迫った。  以降の記事では、連載のテーマである「フランスの社会起業家」により焦点を当ててエコシステムを深掘りしていく。  第3回である本記事では、フランスの社会起業家を取り巻くステークホルダーの状況を

【2023年度J-StarX社会起業家コース】サンフランシスコ・SOCAPレポート

こんにちは。株式会社UNERI代表取締役CEOの河合将樹です。 この記事は、経済産業省主催【J-StarX社会起業家コース】で2023年10月22日~26日までアメリカ・サンフランシスコに滞在していた私目線による現地レポートです。 10月23日〜25日、サンフランシスコで開催されたSOCAPというインパクト投資カンファレンスに参加してきました。今回はJ-StarXの概要説明や、カンファレンスセッションで話されていたテーマ、米国等で活動するプレイヤーとのディスカッションから見え

#02 スタートアップエコシステム最前線 -パリの創業拠点Station Fを探る-

 フランスの社会起業家の現在地を探る全4回の連載。前回は、フランスの社会起業家の現状に迫るため、非営利企業を内包する「社会的連帯経済」と、営利企業として発展してきた「スタートアップ」という2つの系譜と現状について紹介した。  今回は、フランスのスタートアップコミュニティの核心である「Station F」について取り上げ、Station Fの内部プログラムやエコシステムを探求する。  本稿では、Station Fで実際に働くガイドによるツアーと、かつての入居企業へのインタビ

#01 フランスにおける社会起業家の背景を紐解く-「スタートアップ」と「社会的連帯経済」はどう社会起業家と結びついたのか

 本日より、全4回の連載「社会起業家の現在地を探る in フランス」を開始。UNERIのメンバーがフランス・パリに滞在し、現地の声や経験・スタートアップ関連施設への取材を通して、起業家エコシステムの探求を行ってきた。  初回となる本記事では、「社会的連帯経済」「スタートアップ」という2つのキーワードから、「フランスの社会起業家」の現在地に迫っていく。 【連載記事一覧】 第1回:フランスにおける社会起業家の背景を紐解く-「スタートアップ」と「社会的連帯経済」はどう社会起業家

【株式会社UNERI 3周年記念】新しいWebサイトをリリースしました!

株式会社UNERIは、この度創業より3周年を迎えました。皆様、日頃よりUNERIをご支援いただき、本当にありがとうございます。 3周年を記念し、新しいWebサイトを本日リリースしました!今回のnoteでは、Webサイト製作の背景や想いについてご紹介します。 Webサイトリニューアルのきっかけ 新年が明けた1月中旬頃のとある日のミーティングでのこと。代表の河合より「Webサイト、そろそろ新しくしたいよね」という話題が上がりました。 弊社の旧サイトには、いくつかの課題があ

インパクト思考がシード期の起業家にもたらす価値。返済不要の総額120万円ファンドから見えた3つのこと

2021年10月から開始した返済不要の総額約120万円の擬似インパクトファンド「UNERI Capital」(*1) 2021年11月より4名の起業家に対して総額120万円を提供し、5ヶ月間のプログラムを開始しました。 プログラムにおいては、資金提供・インパクト戦略の伴走だけに止まらず、インキュベーションプログラムのノウハウを活かして起業家の行動変容につながる設計を随所に入れ込みました。 実証実験パートナーである採択者4名とともに、擬似ファンドを通した社会実験のプロセス

サーキュラーエコノミーの分野で、名古屋は世界No.1になれる。UNERIが考えるインパクト市場のこれから

「東海地方は、保守的だ」 私(筆者)が学生時代の頃から、よく耳にする一説。名古屋に関わったことがある人であれば、特に違和感もなく受け取れるフレーズだろう。 しかし、今年社会人になった私は、ここ数年、その通説に疑念を抱くほどの変化が東海地域で起きていることに気がついた。 名古屋市が主催するイベントでは、「ゼブラ企業」「パブリックアフェアーズ」など最先端の議論が交わされ、都内の独立系VCから資金調達を行う名古屋のスタートアップも増加しており、「名古屋」の存在はスタートアップ

(後編)【水野雄介×河合将樹】ソーシャルIPOを目指す社会起業家の苦悩と成長戦略

■ライフイズテック株式会社 代表取締役CEO 水野雄介氏 1982年生まれ。慶應義塾大学理工学部物理情報工学科卒、同大学院修了。大学院在学中に、開成高等学校の物理非常勤講師を2年間務める。大学院修了後、人材コンサルティング会社を経て、2010年7月 ライフイズテック株式会社を設立。2014年、「Google RISE Awards 2014」を東アジアで初受賞。著書に『ヒーローのように働く7つの法則』(KADOKAWA) ■株式会社UNERI 代表取締役 河合将樹 学生時代

(前編)【水野雄介×河合将樹】ソーシャルIPOを目指す社会起業家の苦悩と成長戦略

■ライフイズテック株式会社 代表取締役CEO 水野雄介氏 1982年生まれ。慶應義塾大学理工学部物理情報工学科卒、同大学院修了。大学院在学中に、開成高等学校の物理非常勤講師を2年間務める。大学院修了後、人材コンサルティング会社を経て、2010年7月 ライフイズテック株式会社を設立。2014年、「Google RISE Awards 2014」を東アジアで初受賞。著書に『ヒーローのように働く7つの法則』(KADOKAWA) ■株式会社UNERI 代表取締役 河合将樹 2019

【新しい経済】英国発の新手法SIB。官民連携の切り札。

2月も2週目になりました。代表の河合です。 前回は「インパクト投資」がテーマで、そもそもインパクト投資とはなんなのか?を解説してきました。 弊社主催のインキュベーション事業「UNERI Social Impact」でメンターを務めていた一般財団法人KIBOWディレクターの山中礼二氏からもお言葉を頂き、とても嬉しい気持ちです。 インパクト投資を日本で牽引してきた山中さんを始めとしたKIBOWのみなさま、今後ともよろしくお願いいたします。 ①ビジネスには3つのタイプが存在し

【新しい経済】世界的トレンドの「ゼブラ企業」とは?

2月も3週目で今年度もそろそろ終わりが見えてきましたね。 周りを見渡せば、確定申告でバタバタしている友人が多い、河合です。 そういえば、弊社の太田が作成してくれた採用ページからメンバーを募集していますので、ご関心ある方々はぜひお申し込みくだいませ。 スタートアップか、ソーシャルセクター(事業型NPOなど)での実務経験がある事が条件にはなっていますが、行政とのお仕事や、地域のあらゆるステークホルダーの方々との協働、日本では事例が数件しかない事業など、UNERIという箱を用いて