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「現実しかない」とは良い言葉

先日、東京に行った。
ずっと行きたかった場所があった。
もっと言えば、つらいとき、そのことを考えると楽になる対象があった。
仕事は楽しいし、それなりに充実している。だけど、ふと目が覚めた時、もしくは起きた時、なんだか、あまり良くないかんじがした。
旅行中、同じように感じることが頻繁にあったし、機内で一瞬、パニックになるかと思った。
だけど、なんとか持ち直した。
帰ってきても、焦燥状態のようなものがあって、あまり良くないなと思った。
眠って、やり過ごそうとしたけど、ふと気づいた。
わたしはきっと、現実を見たくなかったのだ、と。

旅先で出会ったものがあまりにも楽しくて、幸せで……だけど、現実はこの目の前に広がる光景だということをわたしは受け入れたくないのだなと思った。
だけど、「これが現実なのだ」。

そう思うと、頭の中にあったカーッとなるかんじは収まった。
ポロポロと涙がこぼれた。

在りたいと思う姿と実情にギャップがあったのかもしれない。
でも、だからこそ、現実を見なくてはいけない。
次のステップに繋げるために、今をきちんと見なくては。

いろいろと振り返っていると、「10年くらいのスパンで実現できたらいいな」と、2年くらい前に考えていたことを思い出し、10年メモという日記帳のようなものを買ってみた。
このメモに、日々が積み重なっていくといいなと思った。

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