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12分の2が終わってしまいました。

こんにちは、じゃなくて"こんばんは"もしくは"おはようございます"の時間に、トゥインクル・コーポレーション所属の新ネタ量産マシーン、ジャパネーズのウネモトモネで御座います。

12分の2が早くも終わってしまいました。昨日、2023年8月26日(土)、下北沢・しもきたドーンにて今年2回目となる新ネタ15本ライブジャパネーズ Experimental conte live『15のコント達#2フタリHATタリ博覧会』が無事終了致しました。なんかマジであっという間だったな。制作期間から上演まで、全部引っくるめてあっという間だった。

今回もきちんと、いや前回は「へ」っていうかなりの問題作があったから前回よりもきちんとだな、15本の新作コントを披露させて戴きました。そして元々は前回限りにする予定だった「全ネタ、動画・写真撮影OK&SNSでの拡散OK」というやつを今回も続行。さらにはお客様に批評して戴く為のアドバイス用紙というのもやってみました。実験的ライブなので毎度毎度いろいろとテコ入れをね。

披露した15本のコントタイトル。

1.こんにちは
2.おまけしとくね
3.テロレロデンデン
4.なんだろな?
5.パンパン
6.バカしかいない謝罪会見
7.ッポーーーーーン!
8.親父ギャグ売り〜別れ〜
9.財布をなくしただけなのに
10.歯くいしばれ!
11.聴いてください
12.話は聞かせてもらいましたよ
13.ちょっと入ってみるか
14.屋根裏に棲む者
15.なんかお題ちょうだい

会場で配ったアドバイス用紙。マネージャーさんに作ってもらったのだけれど、ちょいちょい違ってて。こちらが正式なタイトルです。上演前にタイトル明かして演るの初めてだったので「タイトルの所為でオチが読めてしまった。」という批評もありましたね。そうなんだよな。ネタバレ避けなきゃなんないのわかるんだけど、味気なさ過ぎるタイトルになっちゃうのも嫌だし。あとネタバレってわかっててもものっすごい語呂が良くって気に入っちゃうとそれにしちゃったりもするし。まぁでもそういう創り手の拘りとかは無視して、次回からは徹頭徹尾ネタバレしないようなタイトル作りを心掛けよう。確かに「犯人はヤス」(大学生の頃ニコ動の弾幕でやたら視たやつ)みたいな映画のタイトルだったら視る気無くなるもんな。いやここまで露骨だと逆に視たくなるか?うーん、難しい。

あと展開とかボケ方が似た感じのが多かったという指摘も多かったっすね。うん。アチャさんの台詞覚えを楽にする為とはいえとはいえね。うん。僕がもっともっと頑張って台本上げるの早くしてアチャさんが台詞覚える時間を多く確保するしか解決策は無いな。もっともっと追い込めモネ。まだ死にかけてもねぇじゃねぇか。情けねぇ。

前回「衣装が同じ過ぎて印象に残らない」という指摘があったので、今回は多少衣装のバリエーションも増やしたのだけれど、そうしたらそうしたでやっぱり幕間の時間が長くなって「幕間長過ぎてダレました」という意見も出ていた。「ラジオみたいなの流してくれたら多少はマシだけれど」という意見もあった。ラジオなぁ。そうよなぁ。1月から6月までやってた新ネタライブではやってたからそれに比べると余計なんだろうな。なるべく時間長くならないように頑張ってるんだけれど。嗚呼。でもお客様のストレスを0に限りなく近づける努力はしないといけないしなぁ。でもそれによってネタのクオリティが下がっても駄目だしな。あーゲボ吐きそう。

エンディングでアチャが僕に放った「そんなガッツリ女装せんでもええやん(嘲笑)」はめっさ腹立った。あのコント(14.屋根裏に棲む者)のあの娘はあの衣装とメイクじゃないとあかんねんボケ。てかあれでもまだ完成度60%くらいやし。本当はインナーもちゃんと着替えたかったし、メイクももっとしたかったし、ウィッグももっとちゃんと被ってセットしたかったんやぞ。そんくらい各コントのキャラクターに愛情込めて作っとんねんアホ。てか基本的に場転(まぁ今回は机・椅子使うコントほとんど無かったけど)は僕ひとりでやってんねんから、ああいうネタの時の場転はこっちから言わんでもスッとやってくれたらよろしいやんけ。せやから5.パンパンのオチみたいなことになんねんぞ。あのコントはアチャに対する警告でもあるからな。将来、アチャさんが結婚した時の。

っていう毎度毎度の相方への愚痴も出ますけれど。

今回は実録みたいなネタが多かったっすね。5.「パンパン」はジャパハウスの日常からだし、9.「財布をなくしただけなのに」は前回の『15のコント達』終わりで実際にアチャがあのビルのトイレに財布忘れたエピソードを元にしてるし、15.「なんかお題ちょうだい」は稽古場でよくある風景を誇張した感じだし。まぁなぁ、15本も毎月作ってりゃそういう感じにもなってくるよね。でもやっぱ僕は14.「屋根裏に棲む者」みたいなのを沢山作りたい。でもそれはウネモトモネのコント性癖過ぎて、多分このライブの趣旨というか、社長とかマネージャーさんがこのライブに求める正解ではないんだと思う。だったら前までやってたような単独をやりゃいい話だし。

なんか本当にあっという間に終わっちゃったんだよな。今回。袖で準備してて「え?もう次で終わり?」ってなった。単独本公演よりもネタ数は明らかに多いのだけれど、達成感がまるでない。充実感が圧倒的にない。なんか普通のネタライブに出演した後くらいの感覚。余韻もへったくれもない。虚無感。本当になんなんだこの虚無感。でもおそらくはその虚無感の原因は僕のネタに対する作り込みの甘さがあるのだと思う。15本やって90分以内に納めなきゃならない(エンディングは除く)から一本一本のネタ尺をこれ以上延ばすのは難しいけれど、短くてもその中にもっともっと展開があるのを作らないと。

そしてそれを実現するにはやはりもっともっと早い段階で台本が仕上がって、もっともっと稽古時間を増やす必要がある。嗚呼、バイト辞めたいな。バイトに削られている時間を全部ネタ作りに注ぎ込めればな。甘ったれんなクソが。売れてない全芸人が全員その劣悪環境下で死に物狂いでネタ作ってんだよバカ。楽しようとすんな。もっともっと血反吐吐け。地獄を視ろ。泥水啜れ。あほぼけかす。

マネージャーさんは「前回よりも笑いの量は増えていた」と仰ってくれたけれど、全然納得のいく出来じゃなかった。台本自体というか、各ネタの「ここが面白いんだ!」という自分の主張や自信は揺るがない。けれどもそれを100%お客さんに伝えることは出来てなかった。出来てなかったから、全然納得がいかない。もっともっと笑いの獲れるコントのはずなんだよ、全部。めちゃくちゃ悔しい。撮影してた動画視れなかったもんな。悔し過ぎて。1、2本しか視られなかった。視る気になれなかった。今夜は。数日後、多少冷静になってから、自己分析と今後に向けての改善・改良の為に視ようとは思う。

嗚呼、マジで悔しい。こんな感じのままであと10回やってもマジでなんの成長にもならんぞ。マジでなんの意味も成さないぞ。このライブ。もっともっと追い込まないと。マジで1回倒れて数日間入院とかするくらい頑張らないと。マジで何の意味もない。ただやってるだけのライブになってしまう。死にかけなきゃ。死にかけなきゃ僕は強くなれない。わざと睡眠時間削ったりして積極的に死にかけにいくつもりはないけど。いつのまにか体力の限界超えてた、くらいにならないとダメだ。大反省します。悔しいから。

来月の新ネタライブ、頑張れよウネモト。今日みたいな虚無感と無力感をまた感じるようなことがあったら僕がお前の息の根を止めにいくからな。もっともっと腹括れ。脳味噌から血が流れるくらい絞れ掻き回せ。

御来場戴いた皆様、本当にありがとう御座いました。次回、2023年9月30日(土)はもっともっともっともっと面白いコントやります。絶対観に来て下さい。

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