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多分R-1グランプリ2024一回戦で最下位になった僕。

いやぁ、うん。あ、こんばんは、某事務所に所属しております、ジャパなんとかというお笑いコンビの片割れ、ウネモトモネという人間で御座います。

落ちましたねぇ。芸歴制限撤廃に伴い2年振りに出場することが出来たR-1グランプリ。ただ落ちただけじゃない。このnoteのタイトルにもしているように「多分R-1グランプリ2024一回戦で最下位」と思うようなヤバヤバな落ち方。

僕が自分を「多分R-1グランプリ2024一回戦で最下位」と考える理由を以下に記す。

●過去ネタをやった

まぁそりゃ新ネタ=正義というワケではないのだけれど、「過去に作った」ということはおそらく"その過去の時点におけるベスト"だったワケで。自分もそれから加齢しているので、成長している部分・劣化している部分もあるし、時代も変わっているので"今の時点でのベスト"ではない。

●ツカミを完全に外した

外しましたねぇ。僕より前の演者さんはきちんとウケていたし、お客さんも温かかった。それなのにツカミを完全に外してしまった。自分なりに考えた理由としては、やはり「共感出来ない」という所ではなかろうか。あと台詞も詰め詰めでお客さんが笑える間を作れていなかったのも要因のひとつだと思う。やかましいわ。純粋に面白くなかったんだよ。

●大切な台詞を間違えた

その部分は「『××』と振っておいて『○○』と言う」という割と王道の形のお笑いだったのに、振りの台詞を間違えて「『○○』と振っておいて『○○』と言う」という意味不明なことをしてしまった。

●ネタ中にネタから降りてしまった

「ネタから降りる」というのはネタ中にも関わらずそのネタの世界から出てしまうこと。上記の台詞間違えをしてしまった直後にハッキリと「あぁ、どうしよ。」と言ってしまった。そしてその瞬間にお客様からも「嗚呼この人終わったな。」という空気を感じた。おそらく審査員の人も「嗚呼この人終ったな。」と思ったことだろう。

●心が折れてしまった

上記のそんな経緯があって一瞬完全に心が折れてしまった。いや、一瞬じゃないな、多分5秒くらい完全に心が折れてしまった瞬間があった。正直「嗚呼もういいや。絶対無理だもん。」って思ってしまった。そしてその諦めがお客さんと審査員さんにも絶対に伝わってしまった。

●芸歴13年目

上記のミスが養成所生の子とか、1,2年目の新人の芸人さんとか、アマチュアの方とかだったら別にそこまで問題無いと思う。圧倒的な経験値不足は埋めようがないから。そこへ来て僕は芸歴13年目、しかもきちんと事務所に所属させて戴いてプロとして芸人をやっている身。あんなミスは許されてはいけない。

●圧倒的慢心

絶対あったんだと思う。気持ち悪い。

●エントリー名にコンビ名を入れている

追加。うん。これもあかん。独りで勝手に負けたのに相方にも迷惑かけてる。大罪。

以上の点を加味して、僕は「多分R-1グランプリ2024一回戦で最下位」だと考えます。異論がある方は是非コメントを下さい。

そして今年のR-1グランプリ1回戦で敗退してしまった皆様。大丈夫です。きっと皆様は僕よりも全然マシな負け方をしています。下には下が居ます。今年の底辺は間違いなく僕です。一番無様で一番格好の悪い負け方でした。

最後に負け惜しみで前向きなことを綴っておく。自分史上最低のパフォーマンスでゲボゲボに格好悪い落ち方をしてしまったけれど、それは神様が「ピン芸なんかに浮気しないで、コンビでのコントに集中しろ!!!」と警告して下さったんだ。

会場か遠隔か、兎にも角にもR-1のジャパネーズ・モネを応援して下さっていた奇特な方々。こんな酷い結果を叩き出してしまって本当に申し訳御座いませんでした。そして所属させて戴いているトゥインクル・コーポレーションにもすみませんでした。顔に泥を塗ってしまいました。

いやぁ、本当に申し訳ございませんでした。

明日(というか日付変わって今日)からは、まるでR-1グランプリなんてエントリーしてなかったかの様なお澄まし顔をして、新ネタ15本ライブの準備に全力を注ぎます!

それにしても心折れてネタから降りてしまった瞬間のウネモト、キモ過ぎたよなぁ。