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「メイウェイは、最後まで食べることができたのでしょうか?」答えの続き

ひろのぶと「全恋」「スローシャッター」語り尽くす株主優待イベントについて、書きました。その後、アーカイブ配信を観ていて質問の答えの続きがあったのでした、備忘録します。

自分が、事前に質問した内容は、こうです。

「メイウェイは、最後まで食べることができたのでしょうか?
土地の文化、食事や風習に口を出さないことで、例えば自分の信念というもの(或いは倫理観)と望まぬものを受け入れる時、(または、受け入れずにその場を過ごす時に)どのような変化があるのか、知りたいです。」

57:56からメイウェイについて。

時間の関係上、休憩時間に入りました。敦嗣さんが「後半、答えず終わってしまったので」と、休憩時間入ってすぐに、テキストにしていた回答の写真を送ってくださいました。私の質問は、読者代表の質問。以下、そのまま敦嗣さんの答えを掲載します。

文化や風習に関しては、時間をかけて観察することを意識しています。
彼らが見ている世界や景色を自分の中に取り込めないと、なかなか進めません。
日本の常識やスタンダードだけを一方的に押し付けても、問題が増え続けるだけです。ですが、お互いに歩み寄ることはできます。その「落としどころ」というか、バランスの支点を見つけ、探すようにしています。この支点は、時代や国によっていつも動きます。

また、仕組みを考えるという視点も大切です。
具体例ですが、ある国では部屋のドアを閉めないという慣習がああります。なので、彼らは工場にいても当然、部屋と部屋を区切るドアを閉めないことに全く違和感が無いのですが、こちらとしては衛生管理上どうしても必要です。
それが事故につながってはいけないので、工場と話し、ドアをスイングドアにしてしまうと、ルールは1つ消え、ドアは勝手に閉まります。片側からは入れない様にすることも、仕組みとして容易に可能です。
そういったルールを工場でたくさん作り、守ってもらうことも選択肢としてあるかもしれませんが、仮に僕が彼らだったら、10も20もあるルールを全て覚えきれませんし、必ず何かを忘れます。
そんな小さな工夫の繰り返しで、彼らも徐々に気づいてくれることが多いです。

田所敦嗣さんの答え

しっかり、答え考えてくださっていました。
メイウェイは、最後まで食べることができたのでしょうか?の答えについて笑顔で答えてくださり安堵しました。メイウェイに悲しいドナドナを重ねるのは違うと思いますし(私個人の見解です)人間は、人間の勝手な理由で、我々と同じ事由で生きている命をいただいている。メイウェイの可愛い缶バッジ、その先を、考え続けています。

「こんなに凝っている本(装幀で)色々、大丈夫でしょうか?」

ひろのぶと株式会社へ寄せらた質問に答える内容で、一番、広く知って欲しいと思ったところを、貼ります。やばい本なのです。(1:20:18から)

本について考えや体験について、直接伺えることは貴重なことでしたし、更に本を巡る景色へ、自分の向き合い方が強くなったと感じたイベント参加でした。

ありがとう、ひろのぶと。

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