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36. その他ヨーロッパのお話の番外編(その2:シュツッツガルトとミュンヘンでは車の博物館に)

ドイツへの出張は展示会の仕事が多かったのですが、その移動日や仕事の空き時間を利用して行ったのは車メーカーの博物館。
 
ドイツのメーカーのは展示も豊富で面白いという事を過去に行った人たちから聞いていたので、出張前からまとまった空き時間があったら行って見たいと思っていました。
 
最初に行ったのはもう10年以上前にシュツッツガルトの展示会の後の移動日。同じく車好きのお客さんと一緒にメルセデスの博物館へ。

メルセデス博物館外観


3階建ての円柱形の建物の中が渦巻き状のスロープになっており、まず最初に一番上までエスカレータかリフトで上がってから坂道や階段をぐるぐる回りながら降りてくる構造です。
後からわかったことなんですが、BMW博物館も同じでした。
これ、結構定番みたいでして、最近(と言って5年くらいまですが)うちの本社にも円筒形の5階建ての展示用のタワーが出来ましたけどね。
 
後年、シュツッツガルトではビジネスショーの最終日に半日休みが取れたので、電車(Sバーン)に乗ってポルシェミュージアムへ。

ドイツ鉄道Sバーンの駅の標識

 
スーパーカー世代としてはもちろん911カレラも見たかったんですが、実は20代の頃最初乗った車が1968年製のビートルだったこともあり(基本設計はポルシェ博士)、それに似た古い車の方に興味が行ってしまい、結果その多くカメラに収めていました。

外は普通の建物
中には年代別に歴代の名車が
現存する最古の一台みたいでした
空冷水平対向4気筒は後ろに並ぶビートルの系譜
昔のF1は所謂「葉巻」型


また、ミュンヘンでこれも仕事で行った際の移動日に、時間が結構あったので散歩がてらオリンピックスタジアムとお隣のBMWミュージアムを見に行ってきました。
その外観が一番最初の写真です。

結構雪が降っていて、帰りに難儀したのは以前も書きましたが、その前に訪れた博物館は5階建てのスロープ状のタワーで、車だけでなくバイクやエンジン、ドライビングシミュレーターなどがあり、つい時間を忘れてしまいました。
日曜だったので入場者もとても多かったですね。

1930年製のBMWに見とれていた少年
元々は航空機のエンジンメーカー(スバル:中島飛行機も同じですね)
いわゆるキドニーグリルは多分この辺りから
個人的にはこの年代が一番好きなデザイン
こんな3輪車もあったんですね
館内のカフェでランチをしている間に外には雪が積もって来ました


博物館のご多分に漏れず出口の手前にはスーベニアショップ。
毎回レプリカのミニカーが欲しくなってしまうのですが、1/43でも帰りのトランクに入れることを思うとかなりの大きさなので、毎回かなり迷った挙句に泣く泣くあきらめて、せめて来場記念にとボールペンの類になってしまいます。

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