見出し画像

41. 6年ぶりのヨーロッパ(その6:ジュネーブは雨)

ジュネーブへのフライトが早朝のため、フランクフルト空港に隣接するエアポート・ヒルトンで一泊。

ICEの駅ー空港とつながっているのでトランジットでの利用にはとても便利です

建物は新しくてきれい。
部屋も結構大きいんですが…。
 
水(のペットボトル)がない。😢
お風呂にも歯ブラシは無く、ボディーソープやシャンプー・コンディショナーも兼用のボトルが一つ。
 
んー。
まあ、その辺は一応持ってはいますけどね。
今回の出張では一番良いホテルなのに…。
コロナ以降、中堅クラスのホテルでも、かなりアメニティーグッズとか備品がシブくなってる感じですね。
 
水がないのはちょっと困るので、やむなく一度下まで降りてってフロント横の売店で購入。

フロントの右手に小さな売店が
セルフでの支払いがちょっと面倒でした

水は大きめのボトル(1.5ℓ)を選んで、バーコードをかざしたら、表示が6.5ユーロ。
日本円にしてなんと約1,000円!
これは戻ってから近くのスーパーで買った麦焼酎の1.8ℓパックが1,050円だった時に(セール価格ですが)改めて思い出してタメ息が出ました。
 
ドイツの物価が高いのか、日本が安いのか、まぁその両方プラス為替レートということなんでしょうけどね。
 
フランクフルトからの移動では、どうやらサウジかららしい複数の家族の団体様の中に3人バラバラに放り込まれてしまい。
ほとんどが初の海外旅行の様なので大層ニギやかなのは、まあしょうがないですがね。
早朝便に乗って少し眠って行こうと思っていたので…。(っても、たかだか1時間程度のなので、国内線の感覚ですが)
 
さて、ここも久々のジュネーブ。
 
この季節(2月のお話)は雪が積もっているのが普通ですが、空港の外に出ると雨が結構降っていました。
今年はこの辺だけでなくアルプスも上の方まで行かないと雪がない由。
 
も少し寒くても雪の方がマシなんだけどなぁと、改めて至る所で温暖化が進んでいるのを感じた次第。
 
空港に隣接するビルにうちの会社の監査部門があり、雨の中ゴロゴロトランクを転がしてって、午前中はそこで打ち合わせ。
 
その後空港に戻って旅行客に交じってランチを。
 
“What is your recommendation ?”
このレストランにはよく食べに来るという同僚に、何がお勧めかと聞いたところ、
“Here, they use fish from lake for Fish & Chips.”
(ここのフィシュ&チップスは湖(レマン湖)で取れた魚を使ってるんだよ)

白身の川魚を使った小さめのフィシュフライでした
5枚も入ってましたけど

午後にちょっと古めかしいホテルにチェックインした後は、夕食までの時間を利用してちょこっと観光&買い物に旧市街へ。

橋のたもとのホテル
かなり古い建物ですが、内装はきれいでした
オートロックなのは良いのですが、部屋まで3か所ゲートがあるので、荷物を抱えている時はちょっと不便

市内の公共交通機関が乗り放題という便利なクーポンがあり、以前はホテルでもらっていたのですが、今回はメールで来てました。

バスやトラムにも乗りたいとは思ったのですが、どこで降りたらよいのかわからないので、結局ボートに乗っただけでした

せっかくなのでそれを利用してレマン湖の対岸に渡るボートに。
雨のせいか、乗客は我々3人だけ。

乗船前に湖畔から噴水をパチリ
レマン湖にかかる「モンブラン橋」
これが乗ったものと同じボート
対岸まで噴水の横を通過して約5分程度
橋の逆サイドから
湖畔のビルの屋上に広告の看板があります
でも、今まであった「Toshiba」の看板がなくなってました
散歩の途中のジュネーブ大学構内
出口のところに巨大チェスボード
真冬の平日の夕方、しかも雨が降ってるのにねぇ
日本の将棋とかもご同様で「三度の飯より…」ってことなのでしょうか

晩御飯は、監査部門のメンバーと合流して地元のレストランへ。

店頭のシンボル
おかげでお店はすぐに分かりました
前菜の生ハムとチーズ
メインのチーズフォンデュ
茹でたジャガイモがなかなかイケました
地産の白ワイン
Pinot Blancというブドウを使った軽めでドライな味わいでした
少量生産なので地元でしか飲めない由
デザートも「ローカルなものを」とのリクエストに選んでもらった「メレンゲと生クリーム」
メレンゲはサクサクしててちょっと変わった食感でした

最初の生ハム、チーズ、フォンデュ、ワイン全て美味しくて(デザートはめちゃ甘かったですが)改めて、地元のヒトでなければ知りえないところに連れてきてもらえたことに感謝でした。
 
でも、食事の途中から落雷を伴った豪雨になり、5分ほどの距離のホテルまで走って帰りついた時はみんなズブ濡れ。
おかげでワインの酔いもあらかたどこかへ行ってしまいましたけど。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?