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#2.5 Endrest(Ergo The End/The End Custom専用一体型パームレスト)ビルドガイド

はじめに
この度は自作キーボードキット「The End Custom」及び「Ergo The End」を手に取っていただきありがとうございます!
組み立てやメンテナンスでご不明点やご要望等ありましたら、TwitterBOOTHのメッセージ機能等通じて、気軽にお問合せいただければと思います!
【販売ページはこちら(BOOTH)】

カスタム事例や完成したキーボードのお写真などもシェア頂けるととっても嬉しく思います!!#自作キーボードや#TheEndCustom、#ErgoTheEnd、#YMGWorksをつけていただけると更に喜びます 笑

Endrestのコンセプト

EndrestはYMG Worksの自作キーボードキット、The End Custom、及びErgo The Endに取り付けが可能な、一体型パームレストです。 可変機構を備えており、キーボード本体に固定したまま、ご自身の打鍵のスタイルに合わせて、前後左右にパームレスの位置を調整可能です。
Endgameに向けてのEndlessな試行錯誤にEndrestがお力に慣れれば幸いです(エンドレスとレストが掛かってます(笑))

尚、本製品に関して、一体型の構造は、サリチル酸さんのErgoArrows可変機構オタヒーのサメさん、k2さん、e3w2qさんのPangea等にインスパイアされております。素晴らしいプロダクトに影響を頂いた旨、感謝の旨含め、お伝えをさせていただき、頒布に至っております。


<組み立ての前に>

キット内容の確認

(画像確認ページはこちら!(Rセ)と記載のあるもの)

・スペーサー(M2丸_10mm) ・・・10個
・トラス小ねじ M2_6㎜・・・14個
・スリムヘッドねじ M2_6㎜・・・6個
・ゴム足(10mm x 3mm)・・・8個
・PCBボトムプレート・・・2枚
・PCBパームレストトッププレート・・・2枚
・PCBパームレストボトムプレート・・・2枚

<オプション:おまけデータ添付>
・積層化用アクリルプレートデータ
(Ereclowさんのアクリルレーザーカットサービス等でオーダーいただけます)
・チルト・テント用エル字金具(数量限定)

組み立てに必要な工具

・プラスドライバー
・ヤスリ(PCBのバリ取りに使用)


<組み立て方>

PCBボトムプレートの取り付け

ErgoTheEndもしくはTheEndCustomのボトムプレートカバー(小さい方)、及びボトムプレートを固定するトラスネジ8本を全て取り外し、代わりに本製品のPCBボトムプレートを取り付け、8箇所をネジ止めします。

ボトムプレートカバーを外した状態


この時、キーボードのボトムプレートを留めていたネジ(M2_6mm)をそのまま使用します。

この大判のボトムプレートが、パームレストを固定・可変させるための台座の役割をします。

ボトムープレートが延長され台座の役割をします。

パームレスト部分の組み立て

PCBパームレストトッププレートの下にスペーサー(M2丸_10mm) をトラス小ねじ M2_6㎜で固定します。

上記にPCBパームレストボトムプレートをスリムヘッドねじ M2_6㎜で固定します。

この時、下図2箇所(キーボード本体との固定箇所)はねじ止めしません。

キーボード本体へのパームレストの取り付けと可変部分の調整

組み立てたパームレスをキーボード本体のボトムプレートに乗せ、トラス小ねじ M2_6㎜で左手と右手で2箇所ずつ、計4箇所、裏側からねじ止めします。
ネジを緩め、ボトムプレート上のガイドレールを移動させることで、上下左右お好みの位置にパームレストを調整可能です。

赤丸2点で台座に固定、ガイドレールを移動させます。

最後に滑り止めと、がたつき防止のためのゴム足を取り付ければ完成です。


<おまけ カスタム事例等>

私は100円均一(seria)のエル字金具で、チルト・テントをつけて使用しております。
一体型パームレストごと傾斜がつくので、手首との位置関係を保ったまま使用できる点が気に入っています。

可変させるとこのような形になります。
私はスライドレールの2段目まで引き出し、若干外側にスライドさせて使っています。

アクリルパーツのデータは近日公開予定です!
可変させた際、アクリルのしなり・柔軟性が出るので打鍵の好みは分かれるかと思います。


それでは良き、自キ活を!
(この記事はEndrestを取り付けたThe End Customを使って作成しました)


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