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世界遺産を歩く!

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NOTEを始めてから訪れた世界遺産の記事をまとめてみました。余裕が出てきたら過去に行った世界遺産もまとめたいと思っています。
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#スペイン

ワインと美食の町、ログローニョ旧市街のまち歩き

6年前のまだスペインに引っ越してくる前に訪れたログローニョ。その時、いくつかのバルに行きすっかりその食文化を気に入ってしまい、また訪れたいと思っていました。 ログローニョはリオハ州の州都。リオハ州はスペインの自治州で最も人口が少ない州。リオハと言えば赤ワインの産地として日本でも有名です。そんなワインと美食のログローニョを今回再訪しました。 パンプローナからログローニョまでの道のりパンプローナからログローニョはバスで2時間ほど。リオハ州は鉄道路線もありますがあまり便が良くあ

バルセロナから電車で牛追い祭りで知られるパンプローナへ

去年は国内旅行でバスク地方のサンセバスチャンやビトリア、オンダリビアなどを訪れました。 旅行の細かい計画するのは苦手なのでいつもラストミニッツ。今年もやはり美食の町に行きたいけれどどこに行こうかと電車のタイムテーブルを調べてみるとナバラ州のパンプローナが行きやすいので、パンプローナからスタートすることにしました。 パンプローナまでの道のりバルセロナからパンプローナは国鉄で、バルセロナのサンツ駅から高速鉄道でサラゴザまで行き、そこから普通列車に乗り換えます。直行もありますが

タラゴナのローマ時代の世界遺産「悪魔の橋」へ

イースターの行列のために訪れたバルセロナから南に100キロほど行ったところにあるタラゴナ。 折角行くからには行列だけでなく他にもと思い、町の外れの世界遺産のローマ時代の遺跡、ラス・ファレラス水道橋に行ってみることにしました。 世界遺産のタラゴナ古代遺跡群タラゴナは、紀元前218年からローマ帝国の支配下となり、イベリア半島で最も古く、かつ最大のローマ帝国の都市だったとされています。 西ゴート族が476年に占領するまでの間、ローマ帝国の重要な拠点として繁栄しました。 ロー

世界遺産、ガウディのカサ・バトリョでクラシック・コンサート

バルセロナのガウディの建築物と言えば、サグラダ・ファミリアやグエル公園などがありますが、カサ・バトリョも便利な立地とそのお菓子の家のようなキュートな外観から訪れる人も多いと思います。 いつも建物の前は観光客で大混雑です。今回はそのカサ・バトリョを訪れた話。 カサ・バトリョとはカサ・バトリョは元々あった建物を繊維産業で富をなしたジョセップ・バトリョが1903年に購入。現在もそうですが、当時もグラシア通り沿いはトレンディなエリアだったとのことで、建物自体は気に入らなかったもの

サグラダ・ファミリアでイースターの受難劇ライトアップ♪

欧州はイースター休暇の真っ只中。スペインでもイースターはSemana Santa(聖週間)として祝われ、アンダルシア州の儀式や行列は特に有名なようです。聖週間はイエス・キリストの苦難と死を偲ぶ行事。 ここバルセロナではあまり大きな行事はありませんが、サグラダファミリアの受難のファサードでライトアップとともに受難劇が行われるということで行ってきました。 サグラダ・ファミリアについてはたくさんの日本語の解説があるので少し視点を変えて以前こちらで書いています。 サグラダ・ファ