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世界遺産を歩く!

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NOTEを始めてから訪れた世界遺産の記事をまとめてみました。余裕が出てきたら過去に行った世界遺産もまとめたいと思っています。
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2023年12月の記事一覧

地元民や観光客で賑わうイスタンブールの2大バザールへ

イスタンブールの市場といえば、旧市街にあるグランドバザールとエジプシャン・バザール(スパイス・バザール)。両方とも以前訪れていますが、今回も訪れてみました。 歴史を感じるグランド・バザールグランド・バザールは、1461年にアヤソフィア・モスクの収入源として建てられた歴史のあるバザール。61の屋根ある通りに4,000も商店が店を構え、その面積は3万平方メートルに及ぶそう。1日あたり25万から40万人の人が訪れ、2014年には世界で一番ビジターの多い観光スポットになったそう。

イスタンブールの王道、旧市街の無料観光スポットを歩く

イスタンブールは私は2回目、パートナーは3回目。一緒に来たのは初めてですが、ふたりともイスタンブールはお気に入りの街で、また訪れたいと思っていました。 前回来たときは旧市街のホテルに宿泊し、早朝あちこちのモスクのお祈りでけたたましく起こされる洗礼を受けました。そしてそのエキゾチックな街の雰囲気をすっかり気に入ってしまいました。ただそのときは一人旅で、若い男性から中年男性まで「お茶のもう!」「ご飯食べよう!」「案内してあげる!」としつこくかなり疲れました…今回二人旅だったので

オスマン帝国の古都ブルサで世界遺産を巡る②~緑と青タイルが美しいモスク

ブルサの世界遺産巡りは、前回旧市街周辺のグランド・モスクなどについて書きました。 今回は旧市街の東側に位置するモスクなどの建物群です。 旧市街から歩いていくとイルガンディ橋が現れます。もともと中世に建てられたそうですが、戦争で大きな被害を受けたため20世紀に再建されたそう。 橋にはお店が並びます。 ここからは住宅街の趣きになり、そのまま西に歩いていきます。 グリーン・モスク(YEŞİL CAMI)最初に訪れたのは、グリーン・モスク。オスマン帝国の第五代皇帝メフメット

オスマン帝国発祥の古都、ブルサで世界遺産を巡る①~旧市街周辺~

エーゲ海のアイワルクからバスで到着したブルサ(Bursa)。イスタンブール、アンカラ、イズミルに続いてトルコで4番目に大きい都市です。 女性の服装を見ると、エーゲ海沿いやイスタンブールに比べてかなりコンサバなのがすぐ分かります。そして世界遺産に登録されている古都にも関わらず、外国人観光客が少なくびっくり!一見素朴な雰囲気のブルサですが、ローカルな雰囲気が満載で楽しめました。ここではそのブルサの世界遺産を巡ります。 トルコ・ブルサの歴史トルコのブルサはオスマン帝国の最初の首