勝間和代オフィシャルメール 「自衛隊祭り」感想

 基本的に軍隊でマーチを演奏するのは吹奏楽(金管、木管、打楽器、バンドによってはコントラバス付)、あるいはブラスバンド(金管楽器と打楽器のみの編成)、儀仗隊(金、木、打or金、打)なので、
 オーケストラになってしまうと、弦楽器は一本だと音量が少ないので、迫力がなくなってしまうため人数が必要になってしまうことと、やはり反響板がある環境で演奏しないと厳しい楽器であるので、弦楽器がすくなめになるようです。

 また、マーチングによるドリル演奏は金管+打楽器、金管+木管+打楽器が基本です。弦楽器は一本だと音量が少ないので、迫力がなくなってしまうためでもあります。ボーイングを揃えるのも厳しいですし。それも弦楽器がすくなめになる原因のひとつです。

 歴史的な背景から、信号隊としての役割を引き継いでいるところもあるので、金管楽器は欠かすことはできないです。
 もっとも音が遠くに飛ぶ金管楽器はビューグル族であると、経験的に感じていますが、演奏する方としては使い勝手が悪いので、音楽隊では通常の吹奏楽等で演奏される楽器は現在は用いられますね。

 音大卒業者が自衛隊音楽隊に志望するのは、演奏活動の中で収入の安定があるものだからですね。

 楽器店店員、音楽教室教師も需要はありますが、自分自身が楽器を演奏する機会がだいぶ減ってしまいますね。


 打ち込みによって、生楽器演奏の需要がとられているので、他の音楽職より規律が厳しいですが、収入の安定した自衛隊音楽隊に志望するのかもしれません。

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