『人間らしく生臭く生きたい』
気づいたら、周りは普通すぎた。服装も、動き方も、考え方も、なにか決められたものに動かされているような。そんな風に見えた。
そんな人間になるのが嫌で、逃げてきた。見下したりして、ものを作るのは自分みたいな人間の仕事だと思ったりした。けれど、なにか作ろうとしても、作れずうなだれる日々が続いた。彼らは努力家で自分よりもいいものを作っていた。それは事実だ。ただ、諦めたくなくて。でも、上を見てものすごい人を見て絶望したり。「何者にもなれない自分」にも絶望してずっと悶々とし、うろうろしていた。
でも、作りたい。noteを見て回ってそう気づいた。心動かされる作品がたくさんある。作ろう。と考えた。
たぶん、自分みたいな人間は世の中に受け入れないれないし、苦しむだろうけど、だけれども進もうと思う。
了
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