noteについて考える 14/4/26
note は2014/4/7にリリースされた。リリースされてから19日といったところ。自分もそんなに使い込んでいるわけでもないのだけれども、所感を残しておきたい。
あなたにとって、noteはどんな場所ですか?
https://note.mu/web_academia/n/nfb48e8e462e6
佐藤道在(IT起業アカデミア)氏がnote周りをして、気がついたコメントを載せている。note内でメタな視点で考えるというもの面白い。
IT起業アカデミアは、noteで投資家を始めました!
https://note.mu/web_academia/n/n5e9f009612b2
佐藤道在氏ことIT起業アカデミアさんは行動が早い。アイデアを試すために投資を始めたのである。IT起業アカデミアはなにを提供できるかということを示して、実際に投資を行っている。実験的で実に興味深いと思う。
過疎なのか?という疑問について
これについては、noと言わざるをえない。できたてのWebサービスであるし、試行錯誤中であることは否めないので、過疎とはいえないというのが、持論である。
表示方法として、SNS的に見るとFacebook的で、投稿される量はほぼそれと同じくらいではないかと思う。
noteが過疎だと言われる理由とその対策
https://note.mu/web_academia/n/nae0e3d6f8628
※【27日まで全文無料公開です。】
課金予定ようなので、あまり引用できなさそうであるが、シェア機能の不足を指摘している。また、作品のテキストや音楽が時間とともにアクセスされないことも指摘している。
サイト自体の改善やユーザの努力で改善できるのではないだろうかと考えている。
肯定的な記事ばかり扱うのもフェアではないので否定的意見も取り上げようと思う。
kakuju氏投稿
自称クリエイティブが集う「note」ってぶっちゃけ過疎ってますよね?
https://note.mu/kakujin/n/nb8348ea555b7
引用---
「note」公開2日目から使い始めて現在24日。夢みる平凡なクリエイターさんは、そろそろ現実に目を向けましょう。
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刺さる言葉で始まっていて、炎上マーケティングと言わざるをえない。noteという場所はマーケティングとして考えるならばブルーオーシャンであるし、場所としての可能性はまだまだ高いと思う。約三週間ほどでいいきってしまうのは、乱暴であるのではないだろうか。影響的に、氏は炎上マーケティングで成功しているといえるだろうが。
引用---
ブランディングできないクリエイターさんは「note」の使い方を模索とかする前に、別な時間の使い方を模索したほうが良いかもしれないですよ。
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売る場所としての「note」として。確かに、ブランディングしたほうが客を効率的に集められると思う。しかしながら、現在の時点で個人としての創作活動にお金を払う、同人的な場所として熟成されている側面は大きくなってきたと思う。トークで話しながら、売り手と買い手が一緒の場所にいる。そんな所に見える。
萬 承氏投稿
あくまでも自分なりに(Tip仕様)
https://note.mu/bansyo2013/n/n6e18501fe87e
これを読んで、世の中がいかに商業的なマーケティングに飲み込まれてしまった実体を再認識した。ハイクオリティで、綺麗で安い。そういういい商品が流れる中、手作りの素人物にはあまりお金を出さないような気もしてくる。だけれども、それに逆行するするお金のあり方というのもあっていいのではないかと考えている
5ol.imo氏投稿
https://note.mu/imnote/n/n2c8d0b929e42
少し不便な方がちょうどいいような気がする。人間的なものが退化しない程度に。それが職人が集まる場所。農場だと思う。
最適化されすぎると、ビジネスライクになりすぎてしまうかもしれない。というのもあるのかもしれない。自分の観測範囲にはどちらかというと、ビジネスよりかは、個人の創作者に対する売り買い的な場所という見え方が大きい。
もふもふ氏投稿
第1回 note飲み
https://note.mu/mofumofu/n/n993d3084b90a
これについて思うことは、この短期間でSNS内でオフ会が開催されたということは驚きで、いろいろな意味で可能性を秘めているのではないか。と思う
懸念
ビジネスの場ではハイクオリティでよいサービス、良い商品が世の中にあふれているので、それに慣れてしまっている現代人は個人対個人の取引にどれだけ慣れているかというのは、なんともいいがたく、ある意味そういう場所であるといえるnoteは将来お金に関するトラブルが発生するのではないかという懸念はある。
さいごに
新しい場所なので、積極的に関わることで、場所を造成することもクリエイティブであるし、自分自身も関わって、「note」という場所を熟成させたいし、個人的にはあまりnoteを「マーケティング」な場所にしたくなくて、オンラインの個人的な創作場所として発展することを願っている。
了
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