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ChapterⅡ 静岡初日感想



おひさしぶりのnote!
下書きにいろいろ書きかけがあって完成させたいなと思いながらも、ChapterⅡの静岡初日に足を運んだのでどうしても感想が書きたく。文字通りです。公演、パンフ、アルバム、全てネタバレありますので避けている方はリターンをお願いします。



まず、大雑把な感想としては、すごくあっさりしてるな!?と思った。終わってすぐ、あっさりなんてしてなかった気がするけどなんか最後すごくあっさりしてなかった?って話してた。
というのも、Sexy Zoneのコンサートは、(特にSTAGE以降は)映像と映像の繋がりがテロップやナレーションによってわかりやすく示されていて、それがセットリスト内の詞ともリンクしていて、本編最後の曲でグッ!と締められて…というのがある種「いつもの流れ」で。
昨年のザ・アリーナも「アイドルが消えた」ラストパート前の映像からForever gold→LET'S MUSIC→RUN→挨拶→Dreamという流れから、彼らがSexy Zoneとして輝き続ける覚悟やその意味が鮮やかに伝わってくるもので。
それが、今年は映像ではなくダンスブレイクからのPurple Rain→レツミュ→RTT→はいぴーと盛り上がってきたな〜!?という時に若干急(たぶんさ、トロッコ曲のあとに挨拶ってあんまりないパターンじゃない?どう?それもあるように思う)に挨拶が入り、Sad Worldで幕を閉じるので、えっもう終わっちゃった!?という感覚がある。
うえに、序盤も序盤でBUMPにはじまりFYB→極東とかっ飛ばし、楽しすぎてすごい勢いで突き進んでいくので、そして公演時間もまあまあコンパクト(イメージとしてはアンコール込みでぴったり2時間という感じ)なので、終わった時にえっ!?もう終わっちゃった!?となる。これは咀嚼が必要なコンサートだなと思った。Sexy Zoneが意味なく「第二章」を掲げただ「あっさりした」コンサートをやるわけがないので………。


Sexy Zoneの第二章

このコンサートは「第二章」で彼らが何を打ち出しどうやって走っていくのかを見るコンサートなのかなと思っていた、思っていたけれど、風磨さんの挨拶でどうやらそうではないような気がして。

本日はお越しいただき、ありがとうございました。
なぜ今回''ChapterⅡ''を掲げたかというと、昨年、初めてSexy Zone5人でドームツアーを敢行することができまして、これは皆様のおかげであり、スタッフのおかげであり、メンバーのおかげであったと思っています。でもドームに立つまでに時間がかかって、待たせてしまったと思う一方、大きい夢が叶った達成感やマリウスの卒業という、希望に満ちていながらも、さみしさもあり、Sexy Zoneの第1章が終わった感覚でした。
でもそこで燃え尽きてしまうのは違うから、夢を叶えた時にまた大きい夢を見たいと思いました。僕たちと、皆さんと、みんなで一緒に大きい夢を見たいと思って掲げたのがChapterⅡです。これからも一生僕らについてきてほしいです。
新しい章の幕開け、できますか?
今回のテーマは朝日を見るべく走っていく東京の夜、そんなふうにお送りしてきました。またみんなで朝日を見れたらいいなと思います。それでは最後の曲です。Sad World。

わたしの拙すぎるメモなので、ところどころニュアンス。いろいろ勘弁してください。

聞いていた時も、「朝日を見るべく走る東京の夜」というのがすごく刺さって、あれ?もしかしてChapterⅡって明けたその先ではないのかも…?と思った中で聞くSad World。

夜は長いけど 朝日を見るため 走る With U

But I'll miss you

センステの階段にそれぞれ座って歌うSad World、曲の最後(?自信ないけど)で東京の空に朝日が昇っていく映像。
ということはつまり、このコンサートで描かれているのは、
ぎゅっとで言う

それでも夜は明けるけれど君にとってはツラいんだろうな

の夜。
さみしくて、でも希望もあって、「はじまる」前の夜。前夜。新しい章が幕を開けるためには必要な夜。
Sad Worldの名をふうまさんが告げた時、即座にPAGESをCRYで締めたSexy Zoneを思い出したけれど、まさにそれだった。
「次はどんな夢を見ようか。」
また大きな夢を見るための、夜。


そういうことか……と思うとともに、
そうだ、そうなんだよ、Sexy Zoneのこういうところを死ぬほど信頼していて、愛しているんだよな〜〜〜!!!!!と。
第二章というからにはまた今までとは違った魅せ方で、コンセプトで、最初からぶん殴ってくれよと言う気持ちもわかる、わかるけれど。
でも、また大きな夢をみんなで見るための夜をも共有してくれるのはSexy Zoneの愛であり、優しさであり、強さだ。
そしてSexy Zoneのそういうところをわたしはめちゃくちゃ愛している。


パンフには、

第一章の終わりが夜だとしたら、第二章は夜から始まって夜明けになっていくと良い(風磨さん)

「次、シーンno.2にいこうか」くらいの感じ(健人くん)

上を向いて力強く進もうとしてる姿(勝利くん)

ChapterⅡになるまでのストーリーがちゃんとあるよ!(松島聡ちゃん)

とあって。そりゃそうなんだけどそこのコンセンサスが「全員」「1人残らず」ちゃんと取れていることをまた心強く思った。ほんと、こういうとこ。。。信頼のSexy Zone。。。。。


そしてこう考えていくと、「OP映像〜ガンバレスナックに逃げ込む映像」の「何か(ダンサー)から逃げるSexy Zone」は目の前の現実とか、さみしさとか、何かマイナスなものから逃げていて、
でも各曲で自分や他者と向き合っていく中で、ダンサーたちのダンスブレイク→彼らから逃げていた当人であるはずのダンサーたちと一緒に踊るPurple Rainっていうある種の決意も描かれているのかなって。(本題?と話がズレるけど、ああいうふうに踊ってる男の子たち見るのってやっぱり圧倒的に渋谷だよね。いつかのシゲアキさんも言ってたな〜〜〜そこもセットと繋がってくる)
そして、レツミュとRTTの詞からつながるはいぴーの

何度でも立ち上がれるよ 僕らは1人じゃない

なんだよな〜〜〜!!!!!いや、メッセージ!となる。

さみしくて、さみしいけど、希望もある、みんながいる、そうやって明けていく東京の夜。
ChapterⅡになるまでのストーリー、そういうコンサート。
5人旅の、「道を分けて歩いていくのもまた俺らだから、だから良いんじゃねえかな寂しくて。」のふうまさんを思い出す。

寂しいよね。
やっぱり寂しいよね。
でも寂しくても、いいよね。
長いけど、朝日を見るため走る夜を、刻み込む夏です。
そんなChapterⅡの幕開け。


But I'll miss you.寂しさも希望も、全部抱えて。


良い夏にしましょう。

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