祖父が歩いた支那事変〜出征〜
〜はじめに〜
私の祖父「N田健吉」は、私が物心がつく頃には既にパーキンソン病に侵されていて歩くのもおぼつかず、表情も乏しく、ボソボソとした喋り方であまり言葉も聞き取れない状態でありました。
それでも私が幼稚園の頃には、祖父の家に遊びに行って囲碁をしたり、日本刀(模造刀?)を見せてもらったり、ほとんど覚えていないけど戦争の話などを聞かせてくれました。
しかし私が中学に上がる頃には病状も進行し完全に寝たきりになり、私はそんな祖父に対してどう接していいのかわからず、時々お見舞い