パチンコ業界でのネット施策における課題について
こんにちは!
色んな店舗様からお話や課題を聞いている中で業界でのネット施策についての課題やそこの解決策についての内容をまとめていきます。
現状ではネット施策を実施するにあたって大きく分けて課題が2点あります。
以下の2つの課題の解決が進み先進的に取り組む事が出来れば今後さらにデジタルシフトされる世の中で勝ち残る事の出来る強い法人になれます。
1.課題① 担当者・代理店側のネットリテラシー不足
実際にネット施策をやった事はあるけどどこを見て何をすればいいのかがわからない。
これは担当者の方がという話ではなく、どちらかというと提案している代理店の問題が大きいです。パチンコ業界にいる多くの広告代理店はパチンコ業界の事は詳しいけどネットについての知識が著しくないケースが大半です。
なので、1つのサービスに固執しがちだったり元々の付き合いがあるからという理由で商材を持って来ることが多いです。
これをすると言われるがままで実態がわからず利用しているという形になってしまいがちですし、思った事が出来ていなくて代理店への信頼関係にも影響してしまったりもします。
その結果何もわからずに終わってしますという事が起きてしまいがちです。
なので解決策としてはネットリテラシーの高いプロの代理店と手を組み担当者自身も成長していける環境が一番大切です。
かつ実施したネット施策についてのフィードバックがあるのか、精神的な法人の場合勉強会などセミナー形式でもいいので実施出来る会社なのかも必要だと思います。
自身のリテラシーが向上すると上長の報告なども根拠のある報告が出来るようになりますし、何か他の代理店が持ってきた商材についても良し悪しが判断出来る様になるので、聞こえのいい商材の概念などに惑わされる事がなくなります。
2.課題② ネット施策の目標が見えていない
これも大半の店舗で出来ていない課題の1つです。
店舗自身でネット施策はやっているが効果はよくわからないもしくはクリック率が上がっている、表示回数が多いなどクリック数を増やす事がネット施策の目標なのか?という様に勘違いがしている事が多いです。
なので、チラシと同じ感覚でバナーをばら撒いて終わりという感じで実施しているケースが非常に多いです。
チラシと違い配信した結果を見て分析と改善が出来るのがネット施策のメリットなのに活かしきれていないのは非常にもったいないです。
世の中に数多くあるネット施策でどの媒体が効果があったのか、配信後どうだったのかを明確にする為にも目標を以下の様な形で設計するのでオススメです。
■以下の画面は店舗オリジナルページにGoogleアナリティクスを設置して配信後の解析も合わせて行った店舗のアナリティクス側の画面になります。
・青色の枠がネット施策
・オレンジ色の枠が設定した目標
ここでの【目標】は広告経由【ネット施策】で来たユーザーがどこのページ【目標】に接触してくれたかを計測しています。
例:図の右側オレンジ枠の目標1では新台情報ページが目標なので新台の告知を行った時にどの媒体が一番新台情報ページへの誘導に貢献できたのかを計測しています。
その他にもLINE@追加してくれたか、新規向けの施策であればGoogleマップを見てくれたのかなど施策に対しての効果計測をしていきます。
施策を実施する前に目標を決めていると施策後に見るポイントが絞られるので数字に惑わされる事もなくなり報告や効果の有無の確認もしやすくなります。
まとめ
リテラシー向上と施策に対しての目標設計についてはやっていない法人・店舗が大半なのが現実です。
ネット施策は情報のアップデートも早いので常に最新の情報もキャッチする必要がありますし、今までと同じやり方では集客アプローチでは難しいと考えております。
さらに今後店舗の販促予算が限られていく中でも集客アプローチをどうするのかという課題に対しての解決策にもなってくるので、業界全体のデジタル施策について先進的に取り組む事が必要だと考えられます。
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