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パチンコ業界で使用されているネット施策まとめ

1. 直近数年で種類が増えてきたネット施策

パチンコ業界でも以下の広告および施策を活用する店舗が増えてきました。

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業界で取り扱われているネット施策を一通りまとめてみました。

どこの業界でも使われているYahoo・Googleの広告はもちろんの事、ジーズアドやMicroAdBLADEやなどのDSP広告含むバナー広告。

スマホアプリの位置情報データを活用した位置情報広告によるバナー広告も複数の種類が出てきました。


ネット業界全体で考えたら更に媒体やツールの数は多いですが、パチンコ業界で活用されている媒体だけでもこれだけ多くの商材があります。

実際に実施した事のある媒体もこの中にあると思います。


2. 直近数年のネット施策利用の流れと今後について

直近(約3年間)で、以下のような流れでネット施策利用がパチンコ業界で行われてきました。

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①最初は店舗のTwitterやLINE@などのSNSをアカウントを持つようになって告知などを実施する。

②業界特化のバナー広告【パチアド】などギャンブルユーザーであろうユーザーの配信が可能なDSP広告媒体が広まりました。

③スマホアプリの位置情報を活用して対抗店のユーザーの行き来や来店計測データの活用が出来るサービスが始まりました。

④位置情報を使って対抗店にいた人などに直接広告が出せるサービスが開始されて業界内で位置情報がトレンドになりました。

⑤Yahoo広告・Google広告・YouTube広告などDSP広告だけではなく、ターゲットを店舗ごとに合わせた配信が主軸になってきました。

⑥Googleアナリティクスなどのアクセス解析ツールを活用しての配信後の広告改善や効果が良し悪しを判断していく流れが浸透しつつあります。

今後は5Gなどの追い風もあってARや動画クリエイティブなどの魅せ方で差別化を図ったり、台データなどのビッグデータとネットを連携して顧客満足度を獲得していく流れが来ると思っています。

3. 現在のネット施策における取組み例

従来ネット施策はパチンコユーザーであろう方へバナー広告やLINE@などのSNS告知をするものででした。

そのため広告毎の効果は勿論のこと本来ネットの強みである効果計測(結局どの媒体が効果的だったのか?)が見えませんでした。

現在では、例えば「新台入替告知」の場合、左図のように店舗サイトへ誘導し新台入替コンテンツ(ページ)を見てくれたかどうかで効果を計測します。

どのネット広告およびSNS施策が最も効率よく新台入替コンテンツへ誘導できたかなどを計測指標とし広告効果最大化を行っていきます。

他にもパチンコ初心者を狙ったネット広告では初めての方へというコンテンツをサイト上で作成し狙い通りに誘導できているか計測します。

4. まとめ

この直近の3年だけでもこれだけ業界のネット施策は変化してきました。

さらにwithコロナの時代だから尚更デジタルシフトが進んでいく状況なので、更に新しい媒体やツールなどが次々に出て来ます。

なので日々情報をキャッチして果たして業界にマッチするモノなのかの判断も含めて提案されたからやるのではなくて、効果計測も含めてやってよかったのかどうなのか計測がより一層大事になってくると思います。 



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