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『UNDER 25 OWARAI CHAMPIONSHIP』準決勝4日目(8月13日)レポート

8月5日(土)から『UNDER 25 OWARAI CHAMPIONSHIP』(以下、UNDER25)の準決勝がスタートしました!総エントリー数1,004組から、準決勝に残ったのは60組!この中から選ばれた10組が、9月16日(土)に行われる決勝戦に進むことができます。

1,004分の60組に残った猛者たちによる準決勝は、ガチンコのタイマン勝負!A~Jまでの10グループに分けられ、トーナメント形式で10組を選出します。

準決勝4日目である8月13日(土)は、G・Hグループ(全12組)の対決が行われました。

8月13日 客席の様子

この日の審査員は、放送作家・長崎周成さん、構成作家・関野樹さん、ラジオディレクター・野上大貴さん、ニッポン放送プロデューサー・石井玄さん。

G・Hグループの戦いの様子をレポートします!

グループG

対戦カード&オープニング

グループGのMCは、ひつじねいり。

『UNDER25』優勝特典である様々なラジオ番組出演について、まだひつじねいりもやったことがないため「なんで先に売れるねん!」と嘆きの声を上げていました。

また、審査員には「バラエティの日本の頭脳、ラジオのボス」が揃っているということで「よく見とけや~」と松村さん。

「お笑いライブ初めて見る人~」と客席に問いかけるひつじねいり

出演者とMCの楽屋はカーテンで仕切られているため、向こう側の会話が聞こえて来たそう。ひつじねいりいわく、その様子は「街コンみたいだった」。「25歳なんでラストイヤーなんですよ(笑)」などの会話が聞こえて来たそうで、「25歳」がおじさんギャグのようになっていることに驚いていました。

第1対戦:鯱鉾ダイナソー VS ハウンドチョーカー

グループGの第1対戦は、鯱鉾ダイナソー VS ハウンドチョーカー!

鯱鉾ダイナソー(吉本興業)
ハウンドチョーカー(ケイダッシュステージ)

吉本興業所属の鯱鉾ダイナソーは、結成5ヶ月のコンビ。NSC(吉本興業の養成所)の相方探しの会で出会い、コンビを組みました。先に声をかけたのは、アンナさん(写真左)。「相方はデブで冴えない人が良い」と思っていたため、条件に合致した足立さん(写真右)に声をかけたそうです。

ケイダッシュステージ所属のハウンドチョーカーは、ひつじねいりに「どうだった?」と聞かれ「舞台というキャンバスに、色を塗るだけです」と回答。衣装は二人でアメ横に行って選んだとのこと。

そして、投票の結果は……

勝者は鯱鉾ダイナソー!!!

観客票と審査員2票を獲得し、決勝進出者を決める戦いに駒を進めました!

第2対戦:ことぶき VS ワルヂエ

第2対戦目は、ことぶき VS ワルヂエ!

ことぶき(吉本興業)
ワルヂエ(無所属)

2組のネタが終わり、MCとトークへ。

ことぶきは、吉本興業所属の3年目コンビ。すでに決勝進出が決まっている兄弟と同期です。ひつじねいりからは、見た目で「昔の南こうせつ」(写真左)、「令和の虎に出てる人」(写真右)と評されていました。

ワルヂエは、フリーで3年間活動しているコンビ。二人とも川崎市出身で、ヤンキーのような見た目をしているほうが五十里さん、きのこ頭が三好さんです。五十里さんは、刈り上げすぎて「ママに怒られた」とのこと。また、優勝賞金の25万円は「趣味のラベンダー栽培にあてたい」と語っていました。

そして、投票の結果は……

勝者はワルヂエ!!!

審査員票は2対2と割れましたが、観客票を獲得したワルヂエが勝利!次の戦いに進みました。

第3対戦:デカ盛り薬膳 VS ぱぴよんぼういず

第3対戦目は、デカ盛り薬膳 VS ぱぴよんぼういず!

デカ盛り薬膳(駒澤大学お笑い集団ナイフとフォーク)
ぱぴよんぼういず(太田プロダクション)

2組のネタが終わり、MCとトークへ。

デカ盛り薬膳は駒澤大学お笑い集団ナイフとフォークに所属していますが、実は二人とも早稲田生。片方は1年間LUDO(早稲田のお笑いサークル)に所属し、もう一人は「LUDOの会費が高くて払えない」という理由で別のサークルに所属。2年生のタイミングでインカレでナイフとフォークに入り、そこで「合流した」そうです。

また、ぱぴよんぼういずは太田プロの3年目。年中アロハを着ているという柴田さん(写真左)は、松村さんから「君がやる海の家行きたい」と言われていました。志摩さん(写真右)はいつも眠そうな顔をしているので、「まぶた引きちぎってやろうか」と言われたことがあるそうです。

そして、投票結果は……

勝者はデカ盛り薬膳!!!

観客票と審査員3票を獲得し、デカ盛り薬膳が次の戦いに進みました!

鯱鉾ダイナソー VS ワルヂエ VS デカ盛り薬膳

勝ち残った3組でくじを引いた結果、ネタ順は①デカ盛り薬膳、②ワルヂエ、③鯱鉾ダイナソーに決定。

デカ盛り薬膳
ワルヂエ
鯱鉾ダイナソー

3組のネタが終わり、いよいよ決勝進出者が決まります。
投票の結果は……

勝者はデカ盛り薬膳!!!

満票獲得し、圧倒的勝利でデカ盛り薬膳の決勝進出が決定しました!

グループGから決勝に進むのは、デカ盛り薬膳!!

グループH

対戦カード&オープニング

グループHのMCは、トンツカタン!

あまりにも豪華な『UNDER25』優勝特典を見て、「ちょっと与え過ぎじゃない?」とトンツカタン。まだ自分たちも出演したことのない番組ばかりということで、少し苦言(?)を呈していました。

森本さん(写真左)いわく、「お笑い界では賞レースの準決勝が一番燃えると言われている」
「お抹茶に、ハマっちゃえ~」で盛り上がる観客

第1対戦:グラマラスグランマ VS ストロングブルジュニア

グループHの第1対戦目は、グラマラスグランマ VS ストロングブルジュニア!

グラマラスグランマ(一橋大学お笑いサークルIOK・慶應大学お笑い道場O-keis)
ストロングブルジュニア(早稲田大学お笑い工房LUDO)

2組のネタが終わり、MCとトークへ。第1対戦の2組は、いずれも現役大学生の学生芸人です。

グラマラスグランマは、一橋大学お笑いサークルIOKと慶應大学お笑い道場O-keisのサークルを越えたコンビ。出会いは合同ライブの控室で、普段は「下の名前で呼び合っている」そうです。

ストロングブルジュニアは、早稲田大学お笑い工房LUDOの3年生。幼稚園からの幼馴染で、「決勝に行けたらプロを目指す」と考えているそう。

そして、投票結果は……

勝者はストロングブルジュニア!
ずっと表情が硬かったのですが、勝利が決まった瞬間ニコニコ

審査員票を3票獲得し、ストロングブルジュニアが次の戦いに進みました。

第2対戦:ハイロング VS 2番目のアポロ

グループH、第2対戦はハイロング VS 2番目のアポロ!

ハイロング(ケイダッシュステージ)
2番目のアポロ(東京学芸大学お笑いサークルGOC)

2組のネタが終わり、MCとトークへ。

ハイロングは、ケイダッシュステージ2年目のコンビ。見た目に貫禄があるため、「楽屋にいるのが気まずい」そう。立ち回りが舞台慣れしており、トンツカタンから「平場がプロだね」と言われていました。

また2番目のアポロは、東京学芸大学お笑いサークルGOCのコンビ。二人とも就職予定で、ひとりはもうすぐ教育実習が始まるのだとか。

そして、投票結果は……

勝者はハイロング!

観客票は逃しましたが、ハイロングが審査員票満票で次の戦いに進みました。

第3対戦:村上、元気そうでよかった。 VS チャーシューくん

グループH第3対戦は、村上、元気そうでよかった。 VS チャーシューくん!

村上、元気そうでよかった。(マセキ芸能社)
チャーシューくん(早稲田大学お笑い工房LUDO)

村上、元気そうでよかった。は、JCA(プロダクション人力舎の養成所)出身。当時はコンビを組んでいましたが、解散し現在はマセキ芸能社に所属しています。ネタの方向性は「模索中」だそうで、客票しだいで「ニーズに迎合していきたい」と語りました。

また、チャーシューくんは早稲田大学お笑い工房LUDOの3年生。普段は教室などでネタをすることが多く「こんなにちゃんとした舞台は初めて」と緊張している様子。シアターマーキュリーの本格的なライトを見て、「貴重な経験だ」と思ったそうです。

そして、投票結果は……

勝者は、村上、元気そうでよかった。!!!

観客・審査員ともに満票獲得し、村上、元気そうでよかった。が次の戦いに進みました!

ストロングブルジュニア VS ハイロング VS 村上、元気そうでよかった。

くじの結果、決戦のネタ順は①村上、元気そうでよかった。、②ハイロング、③ストロングブルジュニアに。

村上、元気そうでよかった。
ハイロング
ストロングブルジュニア

最終決戦の結果は……

勝者は、村上、元気そうでよかった。!!!

先ほどに続き、満票で村上、元気そうでよかった。が勝利!決勝進出が決定しました。

調子に乗りすぎて怒られる村上、元気そうでよかった。
グループHから決勝に進むのは、村上、元気そうでよかった。!!!

決勝進出・デカ盛り薬膳 プチインタビュー

左:河野さん、右:大矢さん

Q:準決勝を振り返り、特に印象に残っていることは?

大矢 途中で機材トラブルが起きたときの、ひつじねいりさんのMCがすごすぎました!いったん中断したにも関わらず、ふたりのMCによりライブの熱がまったく冷めることなく再スタートした様子を見て、プロの力量を感じました。
河野 トラブル直前にネタをやった僕らが忘れられないように繋いでいただけたのが、本当にありがたかった。トラブル前の出来事って忘れられがちなんですが、そうならなかったのが本当にすごい!
大矢 ネタ以上に、プロとの力の差を感じました。
河野 かっこよかった……。

Q:プロ芸人も出場している中で、学生芸人ながら決勝進出しました。勝利が決まったときはどう思いましたか?

大矢 サークル(駒澤大学お笑い集団ナイフとフォーク)のひとつ上の先輩・伝書鳩も決勝に残っているので、決勝で合流できるのが嬉しいです!『大学芸会』でもお互い決勝に残っているので、何度もそういう場で会えるのが本当に嬉しい!デカい会場でネタをできるのも嬉しい!
河野 だいぶお世話になってる先輩なので、一緒に行けるのが本当に嬉しいですね~。
大矢 でも、敵になると強大すぎるってのはありますね……
河野 めちゃめちゃ面白いんで……。
大矢 でも、最高です!

Q:決勝に向けて、意気込みをお願いします!

大矢 人生で経験したことのないくらいの人数の前で、ネタをやることになるんですよね。
河野 
スカートの澤部さんと会えるんだなぁ。
大矢 
澤部さん、大好きなんだよな……。
河野 
ほんと夢みたい。
大矢 
本当にそう。あんまり現実感がない。緊張しないかもしれません(笑)。決勝は、お客さんはパネルだと思ってやります。……本当にパネルくらいのウケだったらエグイな……音の出るパネルにしてみせます!
河野 楽しみです(笑)!

決勝進出・村上、元気そうでよかった。 プチインタビュー

Q:準決勝を振り返り、特に印象に残っていることは?

最初はグッと重い感じがあったんですけど、そっから自分の空気に持ち込めたので……頑張りました。僕のネタは入りが大事なので、そこで「村上、元気そうでよかった」「村上、元気そうでなにより」「村上、元気そうだね」って思っていただけるようなネタをしたかったので、有言実行できて良かったです。

Q:決勝は、マセキ芸能社の先輩である三四郎さんがMCですね。これまでご一緒したことはありますか?

4月に事務所に入って、まだお見かけしたことしかなくて。ちゃんとご挨拶もできてないんです。三四郎さんはもちろん、めちゃめちゃ豪華な審査員なので……プレッシャーはかかりますけど、しっかり準備して頑張りたいと思います。

Q:決勝に向けて、意気込みをお願いします!

優勝目指してやるしかないと思います。先に決勝進出が決まったペンた丸は僕の永遠のライバルであり同期でもあるので、良い試合がしたい。決勝、良いライブにしたいです!

25歳以下の大会『UNDER 25 OWARAI CHAMPIONSHIP』とは?

2023年から始まった、ニッポン放送とSLUSH-PILE.が主催する25歳以下が参加できるお笑いの大会。【新しい】だけでなく【若い】才能に注目し、10年・20年先までラジオのパーソナリティを務めるような、そしてテレビや舞台で輝き続けるような若きお笑いスターを発掘することを目的としています。

審査基準は【とにかく面白いネタ・パフォーマンス】!応募資格は、決勝当日に「満25歳以下(1997年9月17日以降に生まれた方)」であること。満25歳以下であれば、プロはもちろん、養成所生や学生、アマチュアなど、誰でも参加することができます。

https://event.1242.com/events/under25/

ここ数年、ラジオがきっかけで人気になる芸人が増えてきました。コンビの掛け合いや関係性が話題となり、応援してくれるリスナーが増え、それが後押しとなりほかのメディアに進出。そこで結果を残し、業界で長く活躍できる芸人に成長していくように思います。
本大会の主催は、そんな芸人を数多く輩出してきたニッポン放送。そして、若手からベテランまで数多くの芸人と仕事をしているSLUSH-PILE.です。

決勝が行われるのは、9月16日(土)。この日、“誰にも知られていない”若き才能が決まるのがとても楽しみです!

優勝特典

優勝した芸人には、賞金25万円に加え、ニッポン放送の冠ポッドキャスト番組のレギュラーパーソナリティ権(期間限定)、『オールナイトニッポン0(ZERO)』土曜単発パーソナリティ権、『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』・『ナイツ ザ・ラジオショー』のゲスト出演権が贈られます。

大会スケジュール

【一次予選】終了

【二次予選】終了

【準決勝】
・会場:シアターマーキュリー新宿
・日程:2023年8月5日(土)、8月6日(日)、8月12日(土)、8月13日(日)、8月27日(日)
・チケット料金:1,800円 購入はコチラから!

【決勝】
・会場:草月ホール
・日程:2023年9月16日(土)15:30開場/16:00開演
・チケット料金:3,000円 購入はコチラから!

審査員

決勝審査員は下記の通り。予選・決勝ともに、業界の最先端で働くメンバーの視点で審査が行われます。メディア業界のトップを先導する面々が揃い、発表された際は大きな話題になりました!

<決勝審査員>
・テレビプロデューサー 佐久間宣行さん
・ニッポン放送プロデューサー 石井玄さん
・漫画家 大橋裕之さん
・ミュージシャン 澤部渡さん
・劇作家/演出家/映画監督 玉田真也さん
・構成作家 オークラさん。

また、予選審査員は下記の通り。今まさに、エンターテインメントの現場でコンテンツを作っているメンバーが揃いました!

<予選審査員(50音順)>
構成作家 飯塚大悟さん
・放送作家/お笑い芸人/ラジオパーソナリティ/脚本家/トイレ・掃除専門家など 佐藤満春さん
・構成作家 佐藤隆輔さん
・構成作家 関野樹さん
・プロデューサー/社長 高橋雄作さん
・放送作家/株式会社チャビーCEO 長崎周成さん
・ラジオディレクター 野上大貴さん
・放送作家 宮森かわらさん
・放送作家 渡辺佑欣さん

大会最新情報

『UNDER 25』の最新情報は、公式Twitterでチェック!予選会場の様子や合格者など、どこよりも早く発信しています。ぜひ、フォローして情報をご覧ください!

https://twitter.com/under25owarai

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