『UNDER 25 OWARAI CHAMPIONSHIP』準決勝2日目（8月6日）レポート
8月5日（土）から『UNDER 25 OWARAI CHAMPIONSHIP』（以下、UNDER25）の準決勝がスタートしました！総エントリー数1,004組から、準決勝に残ったのは60組！この中から選ばれた10組が、9月16日（土）に行われる決勝戦に進むことができます。
1,004分の60組に残った猛者たちによる準決勝は、ガチンコのタイマン勝負！A～Jまでの10グループに分けられ、トーナメント形式で10組を選出します。
準決勝2日目である8月6日（日）は、C・Dグループ（全12組）の対決を実施。熱戦の様子をレポートします！
グループC
対戦カード＆オープニング
グループCのMCは、ママタルト！
第1対戦：海底金融 VS 布ちゃん
グループCの第1対戦は、海底金融 VS 布ちゃん。
2組のネタが終わり、投票結果が出るまでMCとトーク。
人力舎1年目の海底金融・くりやまさんが「実はママタルトさんに会ったことがあるんです」と言うも、ママタルトはピンと来ていません。話を聞くと、学生芸人時代に2度『ガチプロ』（学生芸人の大会）の決勝に行ったことがあり、そこでもママタルトがMCをしていたのだとか。
「僕、覚えてもらえないんですよ」とくりやまさんが言うと、布ちゃんが「立ってるからじゃないですか？」とクリティカルに指摘。体重180キロの肥満さんも、「痩せてるからじゃないですか？」と同調していました。
審査員＆観客の投票が完了し、第1対戦目の結果は……
審査員票満票で、布ちゃんが決勝戦進出者を決める戦いに駒を進めました。
第2対戦：リバーマン VS お越しの方
第2対戦目は、リバーマン VS お越しの方！
2組のネタが終わり、MCとトークへ。
リバーマンは、ワタナベエンターテインメント1年目。大学時代は演劇サークルに所属しており、当時から一緒にいるそう。なぜ演劇からコントに活動を変えたのかというと「二人ともほかのメンバーと仲違いした」から。二人で孤立した結果、「舞台に立つにはコントしかなかった」そうです。
お越しの方は、早稲田大学お笑い工房LUDO所属の現役大学生。お笑いのほかには、アコーディオンサークルにも所属しているそう。7月8日に開催された『全日本アマチュア芸人No.1決定戦』では、優勝は逃しましたがファイナリストに残っていました。
そして、結果は……
観客投票、そして審査員票を4分の3獲得し、決勝進出者を決める戦いに進みました。
第3対戦：グレンジャー VS 小田林
第3対戦目は、グレンジャー VS 小田林！
2組のネタが終わり、MCとトークへ。
プロダクション人力舎2年目のグレンジャーは、少し経歴が特殊。ひとりは専門学校を夏休み前に辞めて芸人になり、もうひとりは原発職員を経て芸人になったそうです。
また、「この1週間でママタルトさんと3回会うんです！」と小田林。『ぽかぽか』のショートネタコーナーで一緒になり、『UNDER25』の翌日の『大学芸会』（大学お笑いの大会）ではママタルトがMCを担当するのだとか。
そして、結果は……
審査員全員一致で、グレンジャーが決勝進出者を決める戦いに進みました。
布ちゃん VS リバーマン VS グレンジャー
勝ち残った3組でくじを引いた結果、ネタ順は①グレンジャー、②布ちゃん、③リバーマンに決定。
3組のネタが終わり、いよいよ決勝進出者が決まります。投票の結果は……
接戦を制したのは、リバーマン！見事、決勝戦に駒を進めました。
グループD
対戦カード＆オープニング
グループDのMCは、ストレッチーズ！
現役大学生などアマチュアも数多く参加している『UNDER25』。ですが、グループDは偶然にも、全員が事務所に所属しているプロ芸人。ストレッチーズは、「お笑いに人生を賭けると決めた芸人が集まったグループなので、言い訳がきかないですよ！」とプレッシャーをかけていました。
『UNDER25』準決勝は、1対1のタイマン勝負。お笑いの大会ではあまりないやり方だそうで、「シビアですよね……」とストレッチーズ。というのも、以前『前略、西東さん』という番組に出た際、タイマン形式のバトルでネイビーズアフロに"98対2"で大負けした経験があるそうです。
第1対戦：リサリサの庭 VS もめんと
グループDの第1対戦目は、リサリサの庭 VS もめんと！
2組のネタが終わり、MCとトークへ。
リサリサの庭は吉本興業2年目。ふたりとも25歳なので、『UNDER25』は今年がラストイヤーです。対戦相手のもめんととは、月1でユニットライブをやる仲なのだとか。
もめんとは、マセキ芸能社3年目。MCの高木さんから「演技うまいね～！」と言われると「ありがたいです」と返答。「そこは『ありがとうございます』だろ！」と、「ありがたいです・ありがとうございます」論争が起きていました。
そして、結果は……
接戦を制し、リサリサの庭が次の戦いに進むことが決まりました！
第2対戦：愛カマキリズ VS センチメンタルズ
グループD、第2対戦は愛カマキリズ VS センチメンタルズ！
2組のネタが終わり、トークへ。
愛カマキリズは、ワタナベエンターテインメント"預かり"のコンビ。預かりは最近できたばかりの制度のため、不具合も多いのだとか。同じくグループDに出場しているえびしゃは、"預かり"ではなく"所属"。ライブの集合時間など、えびしゃに教えてもらうこともあるそうです。
また、センチメンタルズはプロダクション人力舎1年目。今年25歳のため、ラストイヤーです。大学お笑い出身で、当時は明治大学木曜会Zに所属していたそう。
そして、投票の結果は……
審査員票は分かれましたが、観客票が決め手となりひとつ上の戦いに進みました。
第3対戦：奈良原 VS えびしゃ
2組のネタが終わり、MCとのトークへ。
奈良原のネタ直前、「出囃子のリズムに合わせて踊っていた」のを目撃したというストレッチーズ。踊っていた理由は「音楽が良すぎて」だそうです。
大学お笑い出身ということもあり、「予選に出ているのが友達ばかり！」というえびしゃ。奈良原とも「幕は切って落とされた」というユニットライブをしているそうです。
そして、結果は……
審査員票を勝ち取り、決勝進出者を決める戦いに進みました。
リサリサの庭 VS センチメンタルズ VS えびしゃ
くじの結果、決戦のネタ順は①リサリサの庭、②センチメンタルズ、③えびしゃ。
3組のネタが終わり、観客＆審査員が投票。集計中3組+MCでトークをしていたところ、リサリサの庭が「みんなを楽しませるために」と黒い布に包まれたものを持ってきました。
あまりの精巧さに、一同騒然となりました。また、えびしゃがネタで使用した赤いサングラスに興味を持った高木さん。サングラスを装着してみると、意外と似合うことが判明しました。
そして、投票結果は……
プロで活動する芸人たちが集まった激戦グループを制し、えびしゃが決勝進出を決めました。
決勝進出・えびしゃ プチインタビュー
Q：今日披露した2本のネタは、どんな基準でセレクトしたんですか？
中村 1番強い2本です！
大根 どちらを先にやるか、順番は迷ったよね。
中村 2本目でやったネタのほうが大きい声を出せるし、勢いが出せるんじゃないかなと思ってあの順番にしました。
大根 最終決戦はほかの芸人も勢いに乗ってるので、それをさらに勢いで倒すためのセレクトですね。
中村 そういう戦略は考えてました。
サエキ 意外と戦略的だったな。
Q：Dグループを背負っての決勝進出となります。精鋭ぞろいのグループでの勝利、今はどんな想いですか？
中村 大学時代から親交があったり、共通の知り合いがいたり、一方的に好きだったり、家が近かったり……今日は思い入れのあるメンバーが揃ってたんですよ。その中で勝てたのは、ひとつ自信になりましたね。僕らがちゃんと「面白い」と思ってる人たちに勝てたのが嬉しいです！
Q：決勝に向けて、意気込みをお願いします！
大根 草月ホールって、どんな人が立ってる劇場だっけ？
中村 バカリズムさんの単独とか、草月ホール？
サエキ わー、ちょっと待ってよ～
大根 初めてだし、とりあえず探検したいですね（笑）。
サエキ あ、でも俺、草月ホールの入ってるビルの会議室に行ったことあるよ。
大根 関係ないよ。
サエキ だから、劇場までは迷わないよ。
中村 うん、ありがとな。
大根 ほんと、ありがと。今までありがと。
サエキ 今までありがと？
25歳以下の大会『UNDER 25 OWARAI CHAMPIONSHIP』とは？
2023年から始まった、ニッポン放送とSLUSH-PILE.が主催する25歳以下が参加できるお笑いの大会。【新しい】だけでなく【若い】才能に注目し、10年・20年先までラジオのパーソナリティを務めるような、そしてテレビや舞台で輝き続けるような若きお笑いスターを発掘することを目的としています。
審査基準は【とにかく面白いネタ・パフォーマンス】！応募資格は、決勝当日に「満25歳以下（1997年9月17日以降に生まれた方）」であること。満25歳以下であれば、プロはもちろん、養成所生や学生、アマチュアなど、誰でも参加することができます。
https://event.1242.com/events/under25/
ここ数年、ラジオがきっかけで人気になる芸人が増えてきました。コンビの掛け合いや関係性が話題となり、応援してくれるリスナーが増え、それが後押しとなりほかのメディアに進出。そこで結果を残し、業界で長く活躍できる芸人に成長していくように思います。
本大会の主催は、そんな芸人を数多く輩出してきたニッポン放送。そして、若手からベテランまで数多くの芸人と仕事をしているSLUSH-PILE.です。
決勝が行われるのは、9月16日（土）。この日、“誰にも知られていない”若き才能が決まるのがとても楽しみです！
優勝特典
優勝した芸人には、賞金25万円に加え、ニッポン放送の冠ポッドキャスト番組のレギュラーパーソナリティ権（期間限定）、『オールナイトニッポン0（ZERO）』土曜単発パーソナリティ権、『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』・『ナイツ ザ・ラジオショー』のゲスト出演権が贈られます。
大会スケジュール
【一次予選】終了
【二次予選】終了
【準決勝】
・会場：シアターマーキュリー新宿
・日程：2023年8月5日（土）、8月6日（日）、8月12日（土）、8月13日（日）、8月27日（日）
・チケット料金：1,800円 購入はコチラから！
【決勝】
・会場：草月ホール
・日程：2023年9月16日（土）15:30開場/16:00開演
・チケット料金：3,000円 購入はコチラから！
審査員
決勝審査員は下記の通り。予選・決勝ともに、業界の最先端で働くメンバーの視点で審査が行われます。メディア業界のトップを先導する面々が揃い、発表された際は大きな話題になりました！
<決勝審査員>
・テレビプロデューサー 佐久間宣行さん
・ニッポン放送プロデューサー 石井玄さん
・漫画家 大橋裕之さん
・ミュージシャン 澤部渡さん
・劇作家/演出家/映画監督 玉田真也さん
・構成作家 オークラさん。
また、予選審査員は下記の通り。今まさに、エンターテインメントの現場でコンテンツを作っているメンバーが揃いました！
<予選審査員（50音順）>
・構成作家 飯塚大悟さん
・放送作家/お笑い芸人/ラジオパーソナリティ/脚本家/トイレ・掃除専門家など 佐藤満春さん
・構成作家 佐藤隆輔さん
・構成作家 関野樹さん
・プロデューサー/社長 高橋雄作さん
・放送作家/株式会社チャビーCEO 長崎周成さん
・ラジオディレクター 野上大貴さん
・放送作家 宮森かわらさん
・放送作家 渡辺佑欣さん
大会最新情報
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